赤ちゃんにアイス(市販)をいつから食べさせる?与える量と注意点

離乳食を食べている赤ちゃん

暖かくなってくると食べたくなる、冷たいアイスクリームやかき氷。

ひんやりとして口の中でとろけて美味しいから、赤ちゃんにも食べやすそうだからあげたいけど、いつから与えていいのでしょうか?

また、どれくらいの量あげてもいいのか?疑問に思っているママも多いのではないでしょうか?

子供や大人にとっては美味しい市販のアイスやかき氷ですが、いくら冷たくて食べやすそうでも、アイスクリームはあくまでも乳製品でお菓子であり、赤ちゃんにとってはだということを忘れてはいけません。

また、ゼリーや寒天はいつから食べさせてもいいのでしょうか?

今回は、赤ちゃんに市販のアイスをいつから食べさせる?与える量と注意点について紹介します!

赤ちゃんに市販のアイスをいつから食べさせる?

離乳食を食べている赤ちゃん赤ちゃんにアイスクリームをいつから与えていいのか?は離乳食の進み具合にもよります。

離乳食がある程度は進んで、卵や乳製品にアレルギーがないことを確認できているなら、離乳食と同様に1さじから様子を見ながら与えるようにすることが大切です。

大体、一歳を過ぎるころには離乳食も完了しだしますので、少しずつあたえるのがよいでしょう。

ひんやり冷たいアイスクリームは、当然冷凍されていて氷点下の冷たさなので、赤ちゃんのお腹が冷えて下痢をしてしまう可能性もあります。

市販のアイスをはじめて与える場合は、暖かい日の日中を選んで与えると、万が一お腹を壊してしまっても病院で対処できるので安心です!

また、12ヶ月頃~与えることができる、家庭で作れる赤ちゃん用のアイスクリームの素なら、安心して与えられるのでおすすめです☆

アイスクリームを離乳食にしてもいい!?

一見、食べやすそうで、甘くて美味しいヨーグルトと似た感じなので、離乳食として与えても大丈夫じゃない!?と思ってしまいがちなアイスクリームですが、忘れてはいけないのが、アイスクリームに含まれている原材料です。

アイスクリームは主に乳製品、牛乳や生クリームを多く使用して作られています。

乳製品や卵からくるアレルギーも心配ですが、アイスクリームは糖分もとても多く、少しの量でも赤ちゃんには摂り過ぎになってしま場合があります。

当然カロリーも高いだけでなく、嗜好性も高いので、あくまで「おやつに少量だけ」与えるようにして、赤ちゃんがアイスクリームばかり欲しがらないようにすることも大切です。

バニラ味が◎!コーンには要注意!

市販アイスクリームには色々な味があり、いつからどの味がOK!との決まりはありませんが、赤ちゃんに与えるならプレーンなバニラ味がおすすめです。

中にはチョコチップやフルーツなどの固形の粒が入ったものもありますので、万が一喉につまらせてしまうことを考え、何も入っていない滑らかなタイプのものを選ぶようにしましょう。

また、コーンカップは赤ちゃんには堅く喉に詰まらせてしまう可能性が高いので、与える場合は柔らかくなったのを確認してから少量与えるようにしてくださいね!

赤ちゃんにかき氷をいつから与えてもいい

かき氷暑い季節になると、大人でもついつい冷たい食べ物を欲してしまいがちになるので、暑がりで汗をたくさんかく赤ちゃんも、かき氷で涼しくさせてあげたい!と思ってしまいますが、いつから食べさせてもいいのでしょうか?

実は赤ちゃんは、かき氷などの冷たい食べ物が苦手なので、与える時には注意が必要なことをを知っていましたか?

ここでは、赤ちゃんにかき氷をいつから与えてもいいのか?と、冷たい食べ物が苦手な理由についてお話しします☆

かき氷は一歳を過ぎてから

かき氷は、ほとんどが氷、つまり水でできているため、赤ちゃんに与えても問題がないように感じてしまうママも多いようですが、実際はいつから与えてもいいのかと言うと、離乳食が完了する一歳以降がよいとされています。

氷自体にはカロリーがなくても、シロップにはかなり多くの糖分が含まれているため、カロリーが高く、嗜好性も高いので注意が必要です。

与える時は通常の離乳食と同じで小さじ1杯から始め、徐々にかき氷の冷たさに慣らしていくようにしましょう!

冷たいかき氷の与えすぎに要注意!

暑いからこそ、赤ちゃんにも冷たい食べ物を与えてあげたいですが、実は赤ちゃんは大人が思っているほど、かき氷やアイスクリームなどの冷たい食べ物を欲してはいません。

冷たい食べ物は胃に負担をかけやすく、お腹を壊したり、下痢になってしまう場合があるため、赤ちゃんには不向きな食べ物なのです。

周りの大人がかき氷を食べていると、赤ちゃんも食べたそうにする場面もありますが、そんな時はかき氷を少しだけ与えましょう。

後は果物やゼリーなど体を冷やしすぎない食べ物を与えるようにすることが大切ですよ。

冷たい食べ物にゆっくり慣らすのが◎

赤ちゃんは、離乳食を進めるに連れて、母乳やミルクからなどの人肌のものから、白湯やぬるめの麦茶などを経て、少しずつなら冷たい食べ物にも慣れてていきます。

一歳を過ぎると離乳食も完了するので、その頃からなら、少しずつかき氷などの冷たい食べ物を与えてもよいでしょう。

ただし、一歳を過ぎても食べ過ぎは厳禁ですので、与える量には十分注意してくださいね!

ゼリーや寒天は赤ちゃんにいつから与えてもいい?

生後10ヶ月の赤ちゃんゼリーや寒天は柔らかいため、赤ちゃんにも比較的与えやすい食べ物のような気がするから、離乳食として与えてみたい!だけど、いつから与えてもいいんだろう?と疑問に思うママも多いのではないでしょうか?

確かにゼリーや寒天はつるんとした喉ごしで、甘くて口当たりもいいので、赤ちゃんは大好きな感じがしてしまいますが、あまりに早く離乳食として赤ちゃんに寒天やゼリーを与えると、アレルギーや窒息の危険があるので注意が必要です。

また、冷たくて美味しいアイスクリームはいつから赤ちゃんに与えてもいいのでしょうか?

ここでは、赤ちゃんにゼリーや寒天、アイスクリームをいつから与えてもいいのか?また、与える時の注意点について紹介します☆

ゼリーや寒天を与えるのは、一歳を過ぎてから!

柔らかく食べやすいゼリーや寒天は、離乳食初期から与えても大丈夫なように感じてしまいがちですが、いつから与えていいのかと言うと、離乳食が完了する一歳を過ぎてから与えるのが望ましいとされています。

ゼリーや寒天に含まれる糖分はとても量が多いため、赤ちゃんに与えてしまうと、一日の摂取量をすぐに越えてしまいます。

糖分を摂り過ぎてしまうと肥満の原因にもなりますし、虫歯にもなりやすくなるため、赤ちゃんに与えるなら、離乳食が完了する一歳を過ぎてからにしましょう!

原材料を確認しよう!

寒天とゼリーはつるんとした感触で、見た目も食感も良く似ていますが、実は全然別物ということを知っていますか?

寒天は海草からできているため、食物繊維も豊富で、赤ちゃんにも食べさせても比較的問題ない食材ですが、口の中で溶けにくく窒息の危険があるので注意が必要な食材の1つです。

ゼリーはゼラチンという凝固剤が使われていますが、ゼラチンは牛や豚の皮・骨などから作られている動物性食品で、たんぱく質のかたまりでもあるため、アレルギーを起こしやすいと言われています。

こういう事からも、寒天やゼリーをいつから与えたいいのかな?と考えた時に、離乳食が完了してからの方がアレルギーや窒息の心配も少なくなるのです。

少しずつ与えるのが◎

赤ちゃんの離乳食を勧めるにはいくつかの段階がありますが、生後8ヶ月頃から、まずは自然な甘味に少しずつ慣れさせましょう。

そして、一歳を過ぎたら、まずはアレルギーを起こしにくい寒天を使った柔らかいゼリーを少量ずつ与えていくようにしましょう。

注意して欲しいのは、フルーツの果肉やナタデココなどが入ったものは避け、離乳食と同じで1さじから与えて様子を見ることが大切です。

寒天が食べれるようなら、ゼリーへステップアップしてみましょう!また、市販のものは添加物も沢山含まれているため、できるならママが手作りのゼリーや寒天を作ってあげると安心ですよ♪

まとめと注意点

今回は赤ちゃんに市販のアイスをいつから食べさせる?与える量と注意点と題してお送りしてきましたが、いかがでしたでしょうか?

みんなが大好きなアイスクリーム・かき氷を赤ちゃんにいつから与えていいのか?→1歳を過ぎて離乳食が完了する頃に、こさじ1杯~様子を見ながら与えるようにしましょう!

赤ちゃんの歯がはえてくると虫歯の心配も出てきますが、アイスクリームは糖分がとても多いため、虫歯にもなりやすいので注意が必要です。

食後は必ず歯磨きまたはガーゼで拭き取るようにしてくださいね。

また、味を覚えてしまうと、次々に欲しがるようにもなりますので、与えるときはお皿やカップに少量ずつ取り分けて与えると食べ過ぎ防止にもなるので、試してみてください☆

今回の記事は以上となります。最後までお読みいただきありがとうございました!

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