バウンサーの振動の影響は?揺さぶられっ子症候群になる?背骨・腰に悪影響?

バウンサー

赤ちゃんをゆらゆら夢の中に誘う、育児の便利アイテムのバウンサーですが、あの振動で「揺さぶられっこ症候群」になるのではないかと、心配になるママもいるようです。

生まれたばかりの赤ちゃんの体は、頭蓋骨に隙間があったり、首がしっかりと据わっていなかったりとまだまだ未熟です。

はたして、本当にバウンサーは赤ちゃんの背骨・腰の発達に悪影響なのでしょうか?また、赤ちゃんを激しく揺さぶることで起こる「揺さぶられっ子症候群」になる可能性はあるのでしょうか?

今回はバウンサーの振動の影響は?揺さぶられっ子症候群になる?背骨・腰に悪影響?と題してお送りしていきます☆

バウンサーの振動の影響は?

バウンサーに乗っている赤ちゃん赤ちゃんを激しく揺さぶることで「揺さぶられっ子症候群」になってしまう可能性がありますが、バウンサーに乗せて揺らすことでも、揺さぶられっ子症候群になってしまうのでは?と心配ですよね。

揺さぶられっ子症候群で赤ちゃんを死亡させてしまった、というニュースを耳にすることもあるので、どの程度の揺れが赤ちゃんの脳へ悪影響を及ぼすのでしょうか?

また、バウンサーを使う際にも気になっているママも多いのではないでしょうか。

バウンサーと揺さぶられっ子症候群の関連性について詳しく調べてみました。

そもそも「揺さぶられっ子症候群」とは?

ママなら一度は耳にしたことのある「揺さぶられっ子症候群」」という言葉ですが、新生児~生後6ヶ月頃の、まさにバウンサーが活躍する月齢の赤ちゃんに起こる脳内での出血から引き起こされる障害を指します。

揺さぶられっ子症候群が起きるのは、赤ちゃんの脳・体を長時間激しく揺さぶることで、まだ柔らかい赤ちゃんの脳の血管が切れて出血を起こしてしまうことが原因です。

そして、最悪の場合命を落としてしまう重篤な症状です。

首もすわり、頭蓋骨もしっかりしてくる生後6ヶ月移行の赤ちゃんは、揺さぶられる衝撃に対して反射的に体を守るために防御できるようになるので、ほとんどの場合低月齢の赤ちゃんに起こります。

バウンサーの揺れで揺さぶられっ子症候群になる?

バウンサーに乗っている赤ちゃんゆらゆら揺れて赤ちゃんを眠りに誘うバウンサーですが、なかなか寝てくれなくて、いつもより激しく揺らしてしまった!

揺さぶられっ子症候群になってしまうのでは?と心配になった経験があるママも少なくないはずです。

でも、安心して下さい。

いくらバウンサーを激しく揺さぶっても、設計上赤ちゃんの脳の血管が切れてしまうほど激しい動きはできないので、バウンサーの動きで揺さぶられっ子症候群になる可能性はほとんどありません。

ただ、バウンサーを激しく揺さぶることで、まだ首がすわっていない赤ちゃんの首を痛めたり、背中や腰に悪影響を及ぼす可能性はあります。

あくまで優しくゆらゆら揺らして眠りに誘うアイテムとして使うようにして下さいね!

バウンサーの揺れは赤ちゃんに安全!

赤ちゃんが揺さぶられっこ症候群になる主な事例として、次のようなことが報告されています。

  • 頭を2秒間に5~6回揺する
  • 体を10秒間に5~6回の割合で激しく揺する
  • 体を20分間左右に揺する
  • 「高い!高い!」で空中に投げ上げてキャッチを繰り返す
  • 両手で抱え、急激に持ち上げゆっくり下ろすこと繰り返す

揺さぶられっこ症候群になる原因には、頭を激しく揺さぶられると言うことが大きく関係しています。

バウンサーに赤ちゃんを乗せれば、頭だけでなく、身体全体を支えることになるので、バウンサーで揺さぶられっこ症候群にならないというポイントは「全身を支えて、優しく揺れている」ということです。

つまり、赤ちゃん自らの重さで揺れるくらいのバウンサーの優しい振動では、揺さぶられっこ症候群にはならないので心配しなくても大丈夫ですよ☆

 

3時間以上の使用は、赤ちゃんの背骨・腰に負担に!

バウンサーに乗っている赤ちゃんバウンサーの説明書には「連続して使用するときは、2~3時間以内が目安です。お子様の身体・背骨に負担がかかる恐れがあります。」と書かれています。

この使用目安時間はバウンサーによりまちまちですが、どの商品にも長時間の使用は控えてくださいとありますが、なぜ長時間使ってはいけないのでしょうか?

実はこれは赤ちゃんに限ったことではなく、 例えば長距離運転やデスクワークなど、長時間同じ体制で過ごしていると、大人でも腰が痛くなってしまいますよね?

それと同じで、赤ちゃんでも大人で、長時間同じ体制を続けることは、身体に負担をかけてしまうのです。

2~3時間という使用時間は、身体に負担をかけない目安時間と考えましょう。

使用目安時間を守って安全に!

赤ちゃんはバウンサーに長時間寝かされたままだと、体を動かしたくても自分で動くことはできないので身体・背骨に負担がかかってしまうので、説明書に明記されている使用時間を必ず確認しましょう。

バウンサーは使い方と使用時間さえ守れば、とても便利で有効的なアイテムです。

赤ちゃんに安らぎを与え、お母さんを助けてくれるバウンサーは、毎日の忙しい育児をちょっとだけ楽にしたい、そんなお母さんにオススメです。

おもちゃ付きのものや、リクライニングができるもの、使用月齢も3歳頃まで使えるものなど、色々なタイプがあるのでチェックしてみて下さいね☆

まとめと注意点

いかがでしたか?バウンサーは新生児から使えて、赤ちゃんの寝かしつけや、ママが家事などで少し手を離したい時に大活躍してくれます。

1日2~3時間の使用時間を守ることで赤ちゃんの揺さぶられっ子症候群、背骨・腰・脳へ悪影響を及ぼす心配はなくなりますよ。

バウンサーが大好きな赤ちゃんは、降ろすと泣いてしまう、バウンサーの上でしか眠ってくれない、など困ってしまうこともあるかもしれません。

それでも3時間を超えた使用は赤ちゃんの発達によくない!と心を鬼にしてバウンサーから降ろしてあげてくださいね。

育児の強い味方になってくれるバウンサーですが、あくまでママのサポート役として使用し、よく寝てくれて楽だから・・・と頼りすぎないようにしましょう。

バウンサーは赤ちゃんを笑顔にしてくれる、優しい振動と言えるので安心して使用してくださいね☆

今回の記事は以上となります。最後までお読みいただきありがとうございました!

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