新生児の股関節脱臼はおむつ交換で足を伸ばすのが原因?対処法と注意点

おむつ交換

新生児の赤ちゃんのおむつ交換をする際、足をどのように持ち上げるべきなのか?迷っているママに多い悩みが「足を伸ばすべきなのか?」ということではないでしょうか。

赤ちゃんの足は基本、両膝と股関節を曲げてカエルのようなM字型の格好をしていますよね。

しかし、ここに足を伸ばすような力が加わると、脱臼を誘発する原因にもなってしまうので注意が必要です。

その他にも、オムツ交換の頻度や回数など、慣れない育児でわからないことがたくさんありますよね。

ここでは、新生児の赤ちゃんのおむつ交換の際に足を伸ばすことで、起こりやすくなる「股関節脱臼」についてと、オムツ交換の頻度や回数についてお話しします。

新生児の股関節脱臼はおむつ交換で足を伸ばすのが原因?

おむつ交換股関節脱臼は、大腿骨一番上の骨頭が関節からはずれてしまっている状態をさします。

生後3~4か月の乳児健診で「股関節の開きが悪い」ということで発見されることが多いく、気になっているママも多いのではないでしょうか?

先天性の脱臼もありますが、生まれる前から脱臼している(奇形性脱臼)割合は少なく、生後発育していく過程で脱臼になる(発育性脱臼)方が多いのも特徴の1つです。

赤ちゃんのおむつ交換の際に足を延ばしたりするなどの、股関節脱臼を誘発するする行為に気を付ける必要があります。

足を伸ばすことでなりやすい「股関節脱臼」とは?

新生児のおむつ替えの際に、足を伸ばしたことでなりやすい股関節脱臼とは、大腿骨一番上の骨頭が関節からはずれてしまっている状態のことを言います。

皆さんの市町村でも、生後間もない状態で検診のお知らせが来ていると思いますが、大体が生後3~4か月の乳児健診で「股関節の開きが悪い」と指摘を受け、発見に至ることのある病気です。

脱臼はいくつかの種類があります。

  • 先天性の脱臼
  • 生まれる前から脱臼している(奇形性脱臼)
  • 生後発育していく過程で脱臼になる(発育性脱臼)

この中では、赤ちゃんの足をおむつ替えの時に無理に足を伸ばしたりすることで、股関節脱臼を引き起こしてしまう、発育性脱臼が1番多いようです。

わざとでなくても、うっかり足を持ち上げてお尻を拭いたらなってしまった!という例もあるので、用心しながらおむつ替えを行いましょう。

新生児のおむつ交換の際の注意点

新生児の赤ちゃんが股関節脱臼を一番誘発しやすいのが、おむつ交換の際の足を伸ばす行為です。

ほとんどの赤ちゃんは、両膝と股関節を曲げてカエルのようなM字型の格好をしていますよね。

しかし、おしりを清潔にするために、足をまっすぐ伸ばしたまま上に持ち上げたり、横もれを気にするあまり締め付けすぎて脚が自由に動かせないなど負荷をかけないように注意しましょう。

間接的にでも股関節に負荷をかけるような行為は、脱臼を誘発する原因になってしまうので気をつけることが大切です。

股関節脱臼にならないための対処法

おむつの赤ちゃんおむつ交換の時に股関節脱臼を防ぐためには、新生児の赤ちゃんを足を真っ直ぐ伸ばしていたなら、今後はM字のまま優しく持ち上げるようにしましょう。

そして、手のひらを赤ちゃんのお尻の下に入れて持ち上げて交換するようにすることで、股関節への負荷が軽減しますよ。

また、「すでに股の開きが悪いような気がする」など、気になるようなことがある場合には、一度病院で診てもらうのもオススメです!

新生児の赤ちゃんの体は柔らかくてとてもデリケートなので、おむつ交換の際は細心の注意を払い、無理に足を伸ばす行為をしないように心がけるようにしてくださいね☆

あれ?と思ったら病院へ!

また、「そう言われると、すでに股の開きが悪いような気がする」「無意識にオムツ替えの時に足を伸ばしてしまい、赤ちゃんが泣き止まない」など、いつもとは違う、少し気になるようなしぐさが見られる場合には、一度病院で診てもらうようにしましょう。

新生児の赤ちゃんはまだ体が柔らかいですが、関節部分も同様に柔らかく、少しの衝撃で脱臼しやすく、放置したまま成長してしまうと、治療に時間がかかってしまうこともあります。

脱臼させてしまった=虐待を疑われるようなことはないので、もしかして股関節脱臼かも?と思ったら、医師の診察を受けるようにしてくださいね。

新生児の赤ちゃんのおむつ交換に最適な頻度と回数は?

おむつを変えている赤ちゃん新生児の赤ちゃんのおむつ交換は、育児を初めて経験するパパママには、なかなかに難しいお世話のひとつで、おむつを換える前に何をすればよいのか?どういう手順で行うのがいいのか?迷ってしまいますよね。

また、新生児のオムツ交換は頻度が多いため、箱買いしておいたオムツもあっという間に消費してしまい、もしかしたらオムツ交換の回数が多いのかな?と疑問に感じてしまうこともあるのではないでしょうか。

オムツの消費を押さえたい気持ちもわかりますが、赤ちゃんの皮膚はとても敏感でデリケートなので、オムツが汚れたのに気づいたなら早めに交換して、清潔にしてあげることが大切です。

次に、新生児の赤ちゃんのおむつ交換をスムーズに行うための手順と、おむつ交換の頻度と回数について紹介します☆

目安は二~三時間おきの頻度で交換!

新生児の赤ちゃんのオムツ交換は、基本的に赤ちゃんが泣いたらオムツを確認することになりますが、目安は、二~三時間おきの授乳の度に確認・交換するのが理想的です。

そう考えると、1日のオムツ交換の回数は個人差があるものの、10回前後になりますね。

授乳の際にはまずおむつ交換し、おしっこの状態やうんちをしているかどうか?しっかり確認するようにしましょう。

また、新生児の赤ちゃんのお肌はとてもデリケートなので、ぬれたオムツを長時間あてることは、おしりの皮膚をふやかすため、ちょっとしたすれや刺激でもすぐに傷つきやすくなってしまいます。

最近のオムツはとても吸収率が高くなっていて「8時間安心!」などと記載されている商品もありますが、それに甘んじて、オムツ交換の頻度を少なくするとおむつかぶれを起こしやすくなってしまうので注意が必要です。

オムツ交換の回数は多くなってしまいますが、できることなら排泄のたびにおむつを換えて、常におしりを清潔に保ってあげましょう。

赤ちゃんが寝ているときもおむつを換えるの?

布団で寝ている赤ちゃんもしも、新生児の赤ちゃんがぐっすりと寝ている場合は、オムツ交換をする必要はありません。

ただし、もしもうんちをしているようであれば、できるだけ早く換えてあげたいので、その場合は起きるのも覚悟の上で、オムツ交換をするようにしましょう。

新生児の赤ちゃんは消化が早いので、排泄頻度が高いのは普通のことです。

一日に10~15枚はオムツを消費しますが、次第に回数も減ってきますので、新生児期は、二~三時間おきの頻度で、または泣いたら確認してオムツかぶれを起こさないようにしてあげましょう♪

おむつ交換をスムーズに行うための手順

赤ちゃんのおむつ交換は、慣れるまではスムーズにできないものですが、なるべく手際よく交換したいですよね。

でも、コツをつかめばスムーズにオムツ交換をすることができるようになるので、安心してくださいね!

おむつ交換の手順

①、まずは、おむつ交換をするスペースを確保するために、マットや防水シーツなどを敷き、手の届く場所に、新しいおむつとおしりふき、ベビーローションを準備しておきます。

2、次の手順は、マットの上に新生児の赤ちゃんを寝かせて汚れたおむつを外し、赤ちゃんの両足首をもって、おなかに向かって押すようにして、自然におしりを持ち上げます。このとき、くれぐれも足をピンと伸ばさないように気を付けてください。

3、おしりを持ち上げたら、おしりふきで優しく汚れを拭き取ります。うんちの場合は股の間など、ふき残しがないよう注意しましょう。

4、きれいに拭き取れたら、汚れたおむつを丸めながらつつみ、新しいおむつをおしりの下に差し込みます。

5、おむつの上のおへその下になるように当て、テープで左右を留めます。このとき、おなかとおむつとの間に指が1本入るくらいの隙間を作ってあげると、お腹回りが苦しくないですよ。

6、最後に、おむつのギャザーが機能するように、足周りもしっかりと確認しましょう。

7、全ての作業が終わったら、汚れたおむつをきれいに丸めてテープでとめ、ビニール袋に包み処理し、手を綺麗に洗っておむつ交換の手順は終了です!

まとめ

今回は新生児の股関節脱臼はおむつ交換で足を伸ばすのが原因?対処法と注意点と題してお送りしてきましたが、いかがでしたでしょうか?

新生児はとても小さいので、おむつ交換も一苦労。しかし、暖かい時期はともかく、寒い冬の時期はいつまでも、おむつ交換にもたついている訳にはいきません。

そのためにも、おむつ交換をスマートかつスムーズに行えるように、しっかりと準備してから手順よく行いましょう!

特に、おむつ交換を始めると、簡単には移動できないため、あらかじめ必要なものは手の届く場所に準備しておく必要があります。

新生児のおむつ交換は、初めのうちはもたつくこともあると思いますが、回数を重ねるうちに慣れてくるので大丈夫ですよ!はじめは部屋を暖かくして、自分のぺースで手順よく実践していくようにしましょう☆

今回の記事は以上となります。最後までお読みいただきありがとうございました!

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