お風呂に毎日入る習慣のある日本人でも、 夏はシャワーだけで済ませたい!と思うこともありますよね。赤ちゃんもきっと同じはず…でしょうか?
赤ちゃんは大人と違って汗腺があまり発達していませんが、夏の暑い日にはベタついた汗をかくことが多いですよね。
そんな、べたついた赤ちゃんの汗はシャワーだけで洗い流せるのでしょうか?また、お風呂上がりには水分補給として何を与えたらいいのでしょうか?
今回は夏、赤ちゃんのお風呂はシャワーだけでもいい?湯舟に浸からせる?と題してお話ししていくので参考にしてくださいね。
夏は赤ちゃんのお風呂はシャワーだけでもいい?
夏は赤ちゃんをお風呂に入れる際、湯舟にも疲らせるべきか?それとも、シャワーだけでもいいのか?迷ってしまうこともありますよね。
お湯を張った湯舟に浸からせると汚れが落ちやすいのはわかるけど、とにかく暑そうですよね。
そこで私の子供が通っている小児科の医師に質問してみた所、赤ちゃんの月齢や、体質にもよりますが、夏はお風呂でシャワーをあびるだけでもOK!との回答をいただきました。
ただし、生まれたての赤ちゃん(新生児から生後3ヶ月ごろまで)は、皮脂の分泌が多く、乳児湿疹や顔にニキビが頻繁にできやすい時期なので、夏でもシャワーだけで済ませずに湯船につかるようにしましょう。
そして、刺激の少ない固形石けんでまんべんなく洗い清潔にしてあげてくださいね。
大きな浴槽で大人と入浴したり、ベビーバスで短時間でもお湯につけてあげると 気持ち良さそうにしてくれますので、楽しいコミュニケーションの時間にもなりますよ☆
3ヶ月以降はシャワーだけでもOK!
その後、生後3ヶ月以降はだんだんと皮脂分泌も落ち着き、 乾燥肌の赤ちゃん、敏感肌の赤ちゃんなど様々な体質に変化していきます。
夏は石けんを使い過ぎず、お風呂も長湯せず、 肌の潤いや皮脂をあまり洗い流さないようにさっとシャワーを浴びせてもいいでしょう。
首も座って、ご家族の方と大きな浴槽に 長い時間入っていられるような月齢ではありますが、長湯は厳禁です。
新生児期は5分程、それ以降でも10分程で夏のお風呂は十分です!
お風呂上がりの水分補給は何を飲ませる?
赤ちゃんは夏のお風呂で、たくさんの体力を消耗するので、赤ちゃんの夏のお風呂上がりには水分補給をして、手早くお世話をすることが大切です。
少しぬるめのお風呂でさっぱり汗を流したのに、お部屋に戻る頃にはもう汗でグダグダでは、お家の人も赤ちゃんもぐったりしてしまいますよね。
次に、赤ちゃんのお風呂上がりの水分補給と、お世話を手際よくする方法を紹介します。
水分補給は何を与える?
生後間もない赤ちゃんは特に夏の時期は、お風呂上がりに水分補給も兼ねての授乳・ミルクが必要です。
おばあちゃん世代は、お風呂上りの赤ちゃんにお白湯や果汁、または麦茶などを早くから飲ませたがりますよね。
しかし、現在はそういった水分補給ではなく、ミルクかおっぱいで水分補給をするようにすすめる育児書も多く、産院や小児科でもそのように言われます。
お風呂上りの水分補給として、離乳食が始まっているの赤ちゃんは、麦茶などのお茶を与えるようにしましょう。
おばあちゃん世代とは少しギャップもあるようですが、赤ちゃんが脱水症状にならないようにお風呂上りの水分補給は必ずしてくださいね。
事前にお風呂上りの準備をしておくのが◎
まず、赤ちゃんをお風呂に連れて行く前に、お風呂上りの着替えの準備を整えておくと、バタバタせずに済みますよ!
ベビー布団、または敷物の上に、おむつと肌着をセットして、そしてスキンケア用品も揃えておき、夏は扇風機やエアコンもつけて、お部屋を快適な温度に準備しておくことも忘れずにしておきましょう。
ベテランママには当たり前じゃない?と思うようなお風呂上りのための準備ですが、新米パパママは、赤ちゃんに夢中で、この下準備を忘れてしまうことが多いようです。
赤ちゃんのお風呂上りはバタバタと忙しい時間ですが、ママ用の着替えとしてバスローブがあると、それ一枚を着てすぐに赤ちゃんのお世話ができますのでとても便利ですよ☆
保湿も忘れずに!
冬はお風呂上がりに必ず保湿をしていたのに、夏になると保湿をしなくなってしまった。なんてことないですか?
確かに夏は冬ほど乾燥はしていませんが、エアコンを使ったり、強い紫外線にあたることで、赤ちゃんのお肌もダメージを受けています。
ベタベタと保湿力の高いクリームは必要ありませんが、さっぱりしたローションタイプの保湿剤をお風呂上がりに塗ってあげましょう。
そうすることで、お肌を乾燥から守ってくれるだけでなく、色々な肌トラブルから守ることができますよ!
まとめと注意点
今回は夏、赤ちゃんのお風呂はシャワーだけでもいい?湯舟に浸からせる?と題してお話ししてきましたが、いかがでしたでしょうか?
シャワーだけで赤ちゃんの夏の入浴を済ませる場合には、 長い時間シャワーをあて続けると、正常な皮脂まで流されてしまうので 短時間で済ませるようにすることが大切ですよ。
もし赤ちゃんに肌トラブルが起きている場合には、すみやかに小児科を受診し、 個々の赤ちゃんにあった入浴の仕方を医師にアドバイスしてもらいましょう。
ぬるめのシャワーだけ!少し肌寒いから湯船に浸からせる!など、その日の気温を見ながら臨機応変に対応してくださいね。
今回の記事は以上となります。最後までお読みいただきありがとうございました!
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