生後4ヶ月になると昼夜の区別がつき、夜ぐっすりと寝てくれる赤ちゃんがいる一方で、「夜泣き」が始まる子も多くなってきます。
夜泣きとは、一度寝た後に目を覚まし、お腹がすいているわけでもなく、オムツを交換しても、なにをしても泣き止まない困った状態のことを指します。
ママはひたすらあやしたり、授乳したり、抱っこしたりしてもギャン泣きされ、なかには、寝かせてもまたすぐに起きて、朝まで延々…ということもありますよね。
何をしてもどうしようもなく、ママの方がイライラしたり、泣きそうになってしまう生後4か月の夜泣き。
今回は生後4ヶ月│夜泣きが始まる?泣き止まない時の5つの対処法!と題してお話していきます☆
生後4ヶ月│夜泣きが始まる?
赤ちゃんの夜泣きには個人差があり、生後4ヶ月より前に夜泣きが始まる子もいれば、なかには夜泣き自体がない赤ちゃんもいます。
また、泣き方にも個性があり、寝ていると思ったら急にギャン泣きして起きてしまったり、寝る前に大泣きしたりすることもあります。
夜泣きの原因は、はっきりとはわかりませんが、不安な気持ちや不快感、日中の強すぎる刺激、睡眠サイクルの乱れなど様々な原因が考えられます。
生後4ヶ月は歯が生えはじめる準備をしている時期なので、そのせいで歯ぐきがかゆくて起きてしまう場合もあるそうです。
どんな理由であり、夜泣きが始まるは成長の一環ですので、ママも焦らずに落ち着いて対応することも大切ですよ!
睡眠退行が始まった可能性も
また、生後4ヶ月の赤ちゃんが突然夜泣きが始まる原因の1つに「睡眠退行」も考えられます。
これは、赤ちゃんの脳の成長過程で見られることの1つで、今まで寝つきもよくグッスリ眠ることができていた赤ちゃんが、寝つきが悪くなり、夜中に目を覚まして泣いたりしてしまうようになることを指します。
急に寝かしつけが大変になった、夜泣きが始まった!というのがこの睡眠退行状態にある可能性もあるのです。
この睡眠退行は早ければ1ヶ月程度で終わるので、それと同時に夜泣きも少しはおさまる可能性もあります。
夜泣きには個人差があるので「いつまでに終わる」とは言えませんが、イライラせずに「そういう時期なんだ」と受け止めてあげることも大切ですよ。
生後4ヶ月│夜泣きの5つの対処法とは?
では、夜泣きをする生後4ヶ月の赤ちゃんを泣き止ませるため、どんな対処法があるのでしょうか?
- 背中トントン・抱っこでゆらゆら
- 授乳
- 車でドライブ
- おしゃぶり
- 夜中に遊ぶ
まず、夜中に突然夜泣きが始まったり、寝ぐずりをする時は、抱っこして背中をトントンや、抱っこしてユラユラしてあげて、それでも泣き止まない場合は授乳してみましょう。
夜泣きの原因に「不安感」もあるので、スキンシップを取ると安心して寝てくれることもありますよ。
夜泣き対策におしゃぶりを使ってもいい?
生後4ヶ月の赤ちゃんの夜泣き対策におしゃぶりを使おうと思ったけど「おしゃぶりは歯並びが悪くなるから使わないほうがいい」そんな風に言われると、使うのをためらってしまいますよね。
でも、おしゃぶり=歯並びが悪くなるというのは全て正しい訳ではありません。
「歯が生えそろう2歳前後まで使ってしまった場合、歯並びが悪くなる」とされているので、赤ちゃん期のおしゃぶりは歯並びに影響を及ぼさないんですよ。
夜泣きをしたら母乳をあげている場合、夜中に何度も授乳するとママの大きな負担になるだけでなく、母乳を飲みすぎて赤ちゃんが太りすぎてしまうということも考えられます。
おしゃぶりは、ママの負担を減らして、赤ちゃんの母乳の飲みすぎを防ぐためにも、夜泣き対策としておしゃぶりを咥えさせてみるのも、とても効果的な夜泣きの対処法ですよ!
夜中に遊ぶのも対処法の1つ
生後4ヶ月の赤ちゃんが夜泣きをすると、なんとか泣き止ませて寝かしつけよう!としてしまいますが、泣き止んだけど目が冴えてしまったり、何度も起きてしまう…。という事もありますよね。
そんな時は、寝かせるのを諦めて、1度しっかり起こして気分転換させてあげることが必要かもしれません。
しばらく一緒に遊ぶと、満足して寝てくれることもあるので、ママは睡眠時間が削られてイライラしてしまうかもしれませんが、気持ちを切り替えて1時間程度遊ぶ方がその後よく寝てくれることもありますよ!
また、寝付きが悪くなったり、寝ぐずりをしてしまう生後4ヶ月の赤ちゃんは、日中の過ごし方に問題がある場合もあります。
お天気のいい日は散歩に出かけるなどして刺激を与え、昼夜のメリハリをつけられると良いですね。
寝ぼけてるだけの場合も!?
夜泣きだと思ったらただの寝言の場合もあるので、急に泣き出したからと言って抱き上げるのではなく、しばらくそのまま様子を見てみましょう。
ギャン泣きしたと思ったら、意外とまたすぐに寝入ることもありますよ!
また、集合住宅に住んでいて夜泣きが近所迷惑になってしまう…。という場合は、深夜のドライブをしているママもいます。
夜泣きをしている生後4ヶ月の赤ちゃんを連れ出すのは大変ですが、車の振動が心地良いのか、不思議とコトンと寝てくれることもありますよ。
生後4ヶ月│夜泣きはいつまで続くの?
ママにとっても睡眠時間が削られて、つらい夜泣きですが、いつまでも続くわけではありません。
夜泣きは、早い子では生後4ヶ月から始まりますが、5・6ヶ月から始まる子も多く、ピークは生後8ヶ月頃と言われています。
いつまで続くか?には個人差がありますが、平均して1~1歳半頃までに終わることが多いですが、まれに2、3歳まで続く子もいます。
まだ生後4ヶ月で夜泣きが始まったばかりだと、夜泣きが終わるのが途方もなく先のように感じてしまいますよね。
でも、これはあくまで平均的な数値で、なかには1~2ヶ月で終わるケースもありますが、長い目で見てあげましょう。
夜泣きでイライラしてしまうママの対処法
生後4ヶ月の赤ちゃんの夜泣きが続くと、ママの睡眠時間も削られるだけでなく、抱っこして長時間の寝かしつけで疲労感もたまり、精神的にも肉体的にも参ってしまいます。
寝不足でイライラしてしまい、赤ちゃんに怒鳴ることがあったり、無意識に叩いてしまう…。そんな時は一度落ち着いて考えてみてください。
ママだけじゃなく、うまく眠れない赤ちゃんもつらいんですよ。
生後4ヶ月頃の赤ちゃんはとっても敏感で、ママの表情や態度から、イライラを感じ取ってしまいますが、夜泣きに対してのイライラや怒りをぶつけても、赤ちゃんにはどうすることもできません。
そして、さらに不安になって泣いてしまうだけなので、怒鳴る・叩く行為は絶対に避けるようにしてくださいね。
まとめ
今回は生後4ヶ月│夜泣きが始まる?泣き止まない時の5つの対処法!と題してお送りしてきましたが、いかがでしたでしょうか?
生後4ヶ月頃から始まるつらい夜泣きにも、必ず終わりがきます。
赤ちゃんの成長の過程から考えると、夜泣きをしているのはほんの少しの期間で、1年後、2年後には、「あんな大変なこともあったな」と話せる日が来ますよ。
とは言っても、やっぱり寝不足が続くとイライラして、余裕がなくなってしまいますが、そんなときは家族にお願いしてママが思いっきり休む日を作るようにしましょう。
数時間でも1人で出かけたりしてリフレッシュすることで、また穏やかな気持ちで赤ちゃんと接することができるようになりますよ!
また、日中は適度に遊んで、たくさんコミュニケーションを取って、夜は静かにねんね。昼夜のメリハリを意識して、生後4ヶ月の赤ちゃんとの幸せな生活を楽しんでくださいね。
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