真冬の寒さの中で新生児期を過ごす、冬生まれ(12月・1月・2月)生まれの赤ちゃんの出産準備をしていると、寝かせてあげるお布団は、何を何枚用意しておけば寒さからベビーを守ることができるのか?迷ってしまいますよね。
大人用の布団で寝かせる方もいらっしゃいますが、赤ちゃん用のベビー布団が赤ちゃんの体の発達のためにもおすすめです。
また、冬は寒いから、保温性の高い厚手の布団が必要!冬に赤ちゃんが生まれるから、奮発して高級な羽毛布団を準備しようかな?と考えているなら、それはちょっと待ってください!!
赤ちゃんを冷やさないように!と掛け布団をたくさんかけるのも暑くなりすぎてNGなので、冬生まれの赤ちゃんの布団選びは慎重に行っていきましょう!
ここでは、冬生まれの赤ちゃんの布団は何を準備する?寝冷えを防ぐ対策も紹介します☆
冬生まれの赤ちゃんの布団は何を準備する?
寒い時期に生まれる、冬生まれの赤ちゃんのために必要なお布団は、敷布団・キルトパット・綿布団・肌毛布・枕・シーツが基本です。
掛け布団を選ぶ時は赤ちゃんを寝かせるお部屋の温度や環境、服装を考慮しながら選ぶことが大切です。
例えば、暖房を使う場合と使わない場合によっては、夜中の室温が全然違ってくるので、一概に赤ちゃんのお布団はこれとこれ!とは言えないのです。
暖房を使ってお部屋を20℃くらいに暖めている場合は綿布団1枚で大丈夫ですが、暖房を使わない場合は綿布団の下に肌毛布を掛けて暖かくしてあげましょう。
ベビー布団セットが便利!
赤ちゃんは筋肉が未発達なので、赤ちゃん用のものを使わないと赤ちゃんの体にはかなりの負担になってしまいます。
また、掛け布団なども合わせて考えると、冬生まれの赤ちゃんのためにはどれをどのように買って良いか分からなくなりますよね。
そんなときには、あらかじめ必要なものがセットになったベビー布団セットを購入するのがおすすめです
価格は大体1万円前後で、セット内容は敷布団、毛布、まくら、パッドなどがセットになっているので、冬生まれの赤ちゃんに必要な布団をバラで買うより経済的ですよ!。
ベビー布団セットは冬だけでなく、春・夏・秋も一年を通して3歳頃の幼児期まで使えるお布団がお手頃価格でセットになっていて、わざわざ1つずつ揃える手間がはぶけるのでおすすめです。
色々な種類のベビー布団セットが販売されていますが、丸洗いできていつも清潔な状態を保てるタイプの布団セットが人気を集めているのでチェックしてみて下さいね☆
赤ちゃんの温めすぎは要注意!!
冬生まれの赤ちゃんは、他の季節に生まれた子より寒い時期に新生時期を過ごすので、とにかく体を冷やして風邪を引かせないようにしなくちゃ!
そう意気込んでいるママも多いかもしれませんが、冬生まれだからと言って赤ちゃんを温めすぎるのはNG!
生まれたばかりの赤ちゃんは、まだ体温調節機能が未完成なので、気温と共に体温が上下してしまいます。
つまり、温かいお部屋で、温かいお布団をかけすぎてしまうと、体内に熱がこもってしまい体温も上昇してしまうのです。
体温が上昇すると、汗をかいて熱を逃がそうとしますが、その汗がお肌の上で雑菌を繁殖させてしまい汗疹の原因になったり、汗を吸い取った肌着が冷えて、逆に体を冷やしてしまうことにもなりかねないのです。
環境に合わせて布団を変えよう!
冬は寒いからと言って、冬生まれの赤ちゃんにベビー布団セットの全てのアイテムを使う必要はありません。
冬は暖房をつけて部屋の中はそれなりに暖かいので、布団をたくさん赤ちゃんにかけると汗をかいて汗疹できてしまうので、お布団のかけすぎに注意しましょう。
暖房を使う場合は綿布団1枚、使わない場合は肌毛布+綿布団など、環境に応じて冬生まれの赤ちゃんが快適に過ごせるように布団を調整しましょう!
もし、赤ちゃんを冷やしてしまわないか?心配な場合はスリーパーを着せてあげると安心ですよ。
また、乳幼児突然死症候群(SIDS)も、赤ちゃんの温めすぎが1つの原因要素とされているので、暑すぎぎず寒すぎないように暖房を上手に使って、服装とお布団を調節して快適に過ごせる環境を作ってあげることが大切です。
冬生まれの赤ちゃんの寝冷えを防ぐ対策
冬生まれの赤ちゃんのお布団はかけすぎ、温めすぎはNG!ということはわかっていても、寒くて体を冷やしてしまいそうで心配な方や、夜は暖房を切るから寝冷えが心配・・。
という方にはスリーパーを着せて寝かせてあげるのがおすすめです。
スリーパーはベビー服の上に着せるベストタイプのアイテムで、肩~太ももまですっぽり覆ってくれるので、赤ちゃんが動いたりお布団から出てしまっても冷えることがないので安心!
ガーゼタイプがおすすめ
色々な種類のスリーパーが販売されていますが、冬生まれの赤ちゃんは通気性・吸湿性・保温力の高い5重または、6重ガーゼタイプのスリーパーがおすすめです。
化学繊維で作られたフリースなどのスリーパーも販売されていますが、保温性は高くても吸湿性が悪く熱がこもってしまうのが難点。
ガーゼ(綿)素材のものなら通気性・保温性に優れているので、スリーパーを選ぶときはガーゼ製のものを選んであげるようにして下さいね!
冬生まれ│赤ちゃんと添い寝をする時の布団の掛け方
ベビーベッドではなく、冬生まれの赤ちゃんと添い寝をする場合は、赤ちゃんには赤ちゃん用のお布団をかけてあげるのが◎
ママの使っている厚い毛布や羽毛布団だと、体温が高い新生児の赤ちゃんは暑すぎてしまったり、重くて苦しくなってしまうこともあります。
生まれたばかりのベビーは、まだ顔に乗った物を手で払いのけることはできないので、万が一赤ちゃんの顔の上に重い布団が覆い被さってしまった場合、最悪の場合は窒息してしまう恐れもあります。
また、羽毛布団は中に入っている羽毛が飛び出ないように、気密性の高い生地で作られているので、熱がこもりやすいので赤ちゃんには適していないのです。
せっかく添い寝をしているんだから、ママと同じお布団をかけてあげた方が温かいはず!と思うかもしれませんが、赤ちゃんのことを考えると、ベビー毛布とベビー綿毛布を用意してあげるのがおすすめです。
布団の敷き方のポイント
冬生まれの赤ちゃんのための布団の敷き方は、敷布団の上に通気性の良い汗吸収パッドやシーツなどを敷き、その上に赤ちゃんを寝かせます。
そして、その上には布団をかけるのですが、一番下におくるみをかけているという方もいます。
おくるみだとちょうど良い温度をキープしてくれるので寒くないし、温度も上がりにくんですよ。部屋の温度にもよるので、微調整しながら赤ちゃんを寝かせましょう。
冬生まれの赤ちゃんの布団選びで大切なことは、赤ちゃんが暑くて汗をかかないように、寒くて体を冷やさないように、臨機応変に対応するようにしてくださいね☆
まとめ
今回は冬生まれの赤ちゃんの布団は何を準備する?寝冷えを防ぐ対策も紹介!と題してお送りしてきましたが、いかがでしたでしょうか?
冬生まれの赤ちゃんは寒い時期に新生時期を過ごすから、絶対に体を冷やさないようにしなくちゃ!と、ついついお布団をたくさんかけたくなってしまいますがよね。
でも、赤ちゃんは体温が高くて暑がりだから温めすぎはNG!という事を頭に入れておくようにしましょう。
また、生後3ヶ月未満の新生児の赤ちゃんは、体温調節機能が未熟で気温によって体温も上下してしまうので、お部屋の温度に合わせて布団だけでなく、肌着・ベビー服の種類・枚数を調節してあげることが大切です。
頭に汗をかいている時、肌着の背中部分が汗で湿っている時は、赤ちゃんが暑がっているサインなので、布団の枚数を減らしたり、ベビー服を薄手のものにするなどして、快適に過ごせるようにしてあげてくださいね☆
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