新生児│体重が増えない・減少するのは母乳不足?他にも原因がある?

寝ている新生児

「産院では順調に体重が増えていたのに、退院後に新生児の赤ちゃんの体重減少してしまった!」と焦ってしまうママはたいくさんいるのではないでしょうか。

生まれたばかりの新生児の体重が減少して増えないとなると、「もしかして母乳不足?」「何かの病気なのでは?」「このまま衰弱してしまったらどうしよう!?」と心配になってしまうのも当然のことですよね。

そんな時は、まず落ち着いて退院後に体重が増えない理由、減少してしまう原因を考えてみましょう。

今回は、新生児の体重が増えない・減少してしまう主な原因と母乳を増やす方法についてお話します。

新生児の体重が増えないのは母乳不足?

寝ている新生児の赤ちゃん新生児期の悩みのひとつとしてよくあげられるのが「赤ちゃんの体重が増えない」という悩みですよね。

特に生まれて1週間の産院で過ごす時期に、1日に増えなくてはいけない体重を満たしていない場合は、赤ちゃんだけ退院が延期される場合もあるため、ママとしては切実な問題ですよね。

母乳やミルクをたくさん飲んで、よく眠っているのにどうして体重が増えないのでしょうか?

次に、赤ちゃんの体重が増えない原因と対処方法について考えてみましょう。

新生児の体重が増えない…何か原因があるの?

新生児の赤ちゃんは、生まれた直後に体重を計測しますよね。

その後、排便などにより1割ほど体重が減少しますが、生後4日以降から少しずつ増えだし、退院時には生まれた直後に近い体重に戻るのが一般的です。(生理的減少)

また、退院後の赤ちゃんの体重は、1日に約30g前後増えるのが適正とされています。

もしも新生児の赤ちゃんの体重が増えていないとしたら、もっとも高い原因として、考えなくてはならないのは「母乳不足」です。

授乳量を確認してみよう!

新生児の赤ちゃんは、母乳やミルクから栄養を取得しますよね。

しかし、ママが母乳の出が悪いということに気づいていなかったり、赤ちゃんの吸い方が弱く上手に飲めなかったりすることが原因で、必要量を摂取できていないために体重が増えない、ということも考えられます。

必要な量飲めないと栄養が不足してしまい、体重が増えないと言ったトラブルを起こしてしまうのです。

また、育児書には「新生児の授乳は3時間間隔で!」と記載されていますが、新生児の赤ちゃんが泣いたら「お腹が空いた!」というサインなので3時間未満でも授乳してOK!

 量が足りないようならミルクを増やしてみるなど、赤ちゃんの様子を見ながら臨機応変に授乳をしてあげるようにしましょう☆

体重増加量の気にしすぎは禁物!

「新生児の赤ちゃんの体重が増えない・・・授乳量以外に何か原因があるかも!?」と気にしすぎると、慣れない育児にさらにストレスがプラスされてしまいます。

そして、ママの精神状態が悪くなってイライラしたり、落ち込んでしまい悪循環になってしまうことにも繋がってしまいます。

もちろん、体重が増えないことは不安だと思いますが、新生児の赤ちゃんの成長は個人差が大きいだけでなく、母乳・ミルクを吸う力もまだ弱いんです。

いくらママが頑張ってもどうにもならないことがある!ということを頭に入れておくことも大切です。

赤ちゃんがよく飲んで、寝て、おしっことうんちをしっかりしているのであれば、体重がなかなか増えなくても健康なので心配しなくても大丈夫!

生後1ヶ月を過ぎる頃には吸う力もついてきて体重も増えてくるので、焦らずにゆっくりと新生児の赤ちゃんと向き合ってくださいね☆

新生児が体重減少してしまう原因と対処法

新生児の赤ちゃん産院を退院後の新生児の体重増加の目安は、1日に30グラムほど増えるのがよいと言われています。

授乳回数も多いし、母乳をしっかり飲んでいるはずなのに、どうして体重減少するの?と疑問に感じるかもしれませんが、実は分泌されている母乳が不足しているの可能性があります。

産後すぐは母乳の分泌量がまだ少なく、新生児が一生懸命吸って飲んでいるように見えても実は飲んでいないことがあるのです。

新生児にとって母乳が足りていないということは、体重減少の最も大きな原因と言われています。

「母乳が足りている」と自己判断せずに、下記のチェック項目を確認してみましょう!

母乳が足りている判断目安

新生児の体重減少が母乳不足の可能性がある、とお話ししましたが、まずはご自身の母乳の分泌量が十分足りているのか?確認してみましょう

  • 尿が1日10回は出ている。
  • 授乳間隔が2時間は空く。
  • 体重が1日に20~3g程度増加している。

この3つの項目に、もしも1つでも当てはまらない場合には、母乳不足の可能性があり、新生児の赤ちゃんの体重減少の原因となります。

そんな時は、必要に応じて母乳を飲ませた後にミルクを足してみたり、1回あたりのミルクの量を増やしてみて体重増加の様子を見るようにしましょう。

母乳の分泌量を増やす方法とは?

母乳を飲んでいる赤ちゃん母乳で育っている赤ちゃんは、自分で飲む量を調節できるようで「飲みすぎる」ことはあまりないそうです。

しかし、新生児がよく寝る子の場合は授乳回数が病院にいたときよりも少なくなってしまい、それが母乳分泌量を減らしてしまう原因になることもあります。

そして、結果的に母乳不足になり、赤ちゃんの体重減少に繋がっているケースもあるのです。

頻回授乳で母乳の量を増やそう!

母乳は赤ちゃんに吸われることで分泌量を増やすことができるので、母乳不足の場合は頻回授乳を心がけることで分泌量を増やすことができます。

例え赤ちゃんが泣かなくても、授乳を三時間おきにすると母乳の量も増えますし、ミルクを足すよりも体重増加に有効なので、母乳育児続けたい方にオススメです。

特に体重減少が気になるなら、夜11時~朝5時までの間に授乳を2回はするようにしましょう!

まとめ

新生児の赤ちゃんいかがでしたか?新生児の赤ちゃんが体重が増えないどころか、体重が減少してしまうととても心配ですが、赤ちゃんの身長と体重は、常に同じように増加するわけではありません。

もしも、体重増加量が急に少なくなった場合は、逆に身長が伸びる時期だとも考えられますので、あまり神経質になりすぎないようにしましょう。

また、母乳を授乳する回数を増やしたり、授乳間隔も短くしてミルクの量を増やしても体重が減少し続ける場合には病気など他の原因がある場合もあります。

母乳の授乳間隔を多くしても新生児の体重が減少してしまうような場合は、小児科を受診して医師の判断を仰ぐようにしてくださいね!

報告する

関連記事一覧

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。