新生児の赤ちゃん=おしゃぶりを吸っている可愛らしいイメージがありますよね。
口寂しくてよく泣いてしまう赤ちゃんにも、おしゃぶりをくわえさせることで泣き止んだり、寝かしつけに便利なアイテムでもあります。
とは言え、新生児にはいつから与えてもいいのか?癖になってしまわないのか?疑問に思うママも多いのではないでしょうか。
また、新生児の赤ちゃんはとても「吸いたい」という欲求が強いため、指しゃぶりを始めるようになりますが、ちょっと心配になることもありますよね。
そんなときには、おしゃぶりを使って上手に指しゃぶりから卒業させてあげることもできるんですよ!
ここでは、新生児の赤ちゃんにおしゃぶりはいつから与えるべきなのか?その時期と注意点をお話します。
おしゃぶりは新生児にいつから使える?
おしゃぶりは新生児の赤ちゃんにいつから使えるのかというと、赤ちゃんにおしゃぶりをくわえさせてあげる方は、多くの方が赤ちゃんが生後2ヶ月頃から使い始めているようです。
その理由は、個人差もありますが、生後2ヶ月頃から赤ちゃんの吸啜反射(きゅうてつはんしゃ)が発達してくるため、指しゃぶりをするようになります。
吸啜反射は元々産まれもった本能ですが、この時期には口に当たった物はすぐに口に入れて吸おうとするため、おっぱいも上手に力強く吸えるようになり、おしゃぶりも咥えられるようになります。
そして、赤ちゃんが生後1~2ヶ月になり、頻繁に指しゃぶりをするようになっているなら、「いつから?」と考えずに、新生児期からおしゃぶりを開始しても問題ありません。
しかし、あまり指しゃぶりをしないようであれば、おしゃぶりはまた必要ないという合図なので無理に与える必要はありませんし、例え咥えさせても吸いつかずに口から落ちてしまいます。
おしゃぶりは新生児に必要?
指しゃぶりをするなら、おしゃぶりは新生児に必要ないのでは?と思うかもしれませんが、赤ちゃんの指はいつでも清潔な状態というわけではないですよね。
新生児の赤ちゃんはなぜか手のひらにほこりがたまりやすく、指の間や皮膚のしわなどにゴミが溜まっていることがよくあります。
そんな清潔な状態ではない指や手を口に入れるのは心配ですが、おしゃぶりがはあれば指しゃぶりをやめさせることができて安心して口に入れさせてあげれますよ。
先ほどからお話ししているように、新生児の赤ちゃんが指しゃぶりをしないならおしゃぶりを使う必要はありませんし、せっかく買っても使ってくれない場合も多くあるので赤ちゃんの様子を見ながら判断しましょう。
新生児には0~3ヶ月用を使おう!
「おしゃぶり」と一言でいっても、色々な種類があるのはもちろん、購入する時に気をつけなければいけないのが、赤ちゃんの月齢に合ったサイズのものを選ぶと言うことです。
おしゃぶりが売られている所に行くと沢山の種類がありますが、おしゃぶりにも月齢が表示されており、新生児から使えるものも販売されています。
新生児の赤ちゃんなら0~3ヶ月用。それが小さくなってよく口から落ちるようになったら、3~6ヶ月用とサイズアップしていきます。
いちいち買い換えるのが面倒!と思ってしまいがちですが、小さなお口の新生児の赤ちゃんに合ったサイズのおしゃぶりでないと咥えることもできません。
指しゃぶりを代わりにおしゃぶりで!と思う方も、寝かしつけに使いたいという方も新生児から使える一番小さなサイズものを選んであげましょう。
新生児からおしゃぶりを使う時の注意点は?
おしゃぶりは新生児にいつから使えるのか?というと、新生児用のおしゃぶりなら生後すぐから使えますが、次のようなことに気を付けて使うようにしましょう。
①無理にくわえさせない
新生児からでも中々寝てくれない時や、オムツ交換や授乳が終わっても泣いてしまうことがありますよね。
そんな時に、おしゃぶりを使うことにより、赤ちゃんは安心感を得ることができますが、初めから無理矢理くわえさせようとしてはいけません。
無理矢理くわえさせようとすると、嫌がってしまいおしゃぶりどころか授乳も嫌がってしまうようになる可能性があるので、嫌がっている時は無理に使わないようにしましょう。
そして、初めて新生児の赤ちゃんに使う時はすぐに咥えさせるのではなく、口元にあてて赤ちゃんからくわえるのを待つようにしましょう。
②長時間使わない
寝かしつけなど、新生児の赤ちゃんにおしゃぶりを使う機会は多いと思います。
しかし、いつでも赤ちゃんがくわえていたい間ずっとくわえたままだと、後々寝る時などおしゃぶりがないと寝れなくなってしまうこともあります。
使用期間が長ければ長いほどおしゃぶりに依存してしまい、哺乳瓶がやめられない、添い乳がやめられないなどと同じように、おしゃぶりもやめにくくなります。
すると、新生児のうちはいいのですが後々困ってしまうこともあるので、寝かしつけの間だけ、泣き止まない時だけ、などメリハリをつけておしゃぶりを使うことをおすすめします。
③消毒をして清潔にする
新生児からおしゃぶりを使うことができますが、赤ちゃんの口に入るものなので、出来るだけ清潔感を保ちたいものですよね。
先ほどお話ししたように、おしゃぶりは日常的に使うのではなく、メリハリをつけて使用しながら使用後は消毒をして清潔に保つようにしましょう。
消毒方法は、おしゃぶりのメーカーや素材によって異なる場合があるので、お持ちのおしゃぶりの消毒方法を確認して、自分に合った消毒方法が出来るものを選びましょう。
おしゃぶりはいつまで使う?
おしゃぶりを開始する目安は、生後1~2ヶ月の新生時期からOK!と書きましたが、逆にいつまで使えるか?というと、は赤ちゃんがハイハイを始めるころが良いと言われています。
おしゃぶりは、あまりに長く続けてしまうと、会話や言葉の発達を妨げる恐れがあるとされていますし、歯並びや噛み合わせに悪影響が出てしまうこともあるので注意が必要です。
赤ちゃんがおしゃぶりをくわえている姿はとても可愛いのですが、こういった懸念材料もあるので、なるべく日常的に使うのは避けるようにしましょう。
そして、赤ちゃんがハイハイを始める前に少しずつ、おしゃぶりを使わない時間を増やし、遅くても1歳半頃までにスムーズに卒業できるようするといいですね。
おしゃぶりに依存する前にやめるのが◎
また。おしゃぶりを使い始めた時期にもよりますが、おしゃぶりを使っている期間が長ければ長いほどおしゃぶりに依存してしまいます。
すると、中々おしゃぶりを辞められなくなってしまいますし、おしゃぶりを辞められないと言葉が遅くなるとも言われています。
おしゃぶりをくわえていると、言葉を発する事が出来ないですよね。
そうすると、言葉を話す機会が減り、親子で言葉を交わす事が減ってしまうから、余計に言葉が遅くなってしまうのです。
おしゃぶりは沢山のメリットもありますが、遅くても1歳半頃にはやめるようにしましょう。
まとめ
おしゃぶりは新生児の赤ちゃんにいつから使えるのか?使い方のポイントについて紹介してきましたが参考になりましたでしょうか?
赤ちゃんのおしゃぶりは、泣き止まない時や寝かしつけなど重宝する便利な子育てグッズで、新生児から使うことも出来るため、赤ちゃんのためだけではなくママのストレスにも役立ちますよ。
母乳やミルクを与えている最初の数ヶ月は、できるだけ沢山の栄養を補ってほしい時期でもあるので、特に母乳育児の場合は母乳の出を安定させるためにも、できるだけおしゃぶりではなくおっぱいを吸わせてあげましょう。
また、赤ちゃんに母乳やミルクを与えてから一時間半以上たっている場合、次の授乳への妨げにもなりますので、極力おしゃぶりは与えないようにしましょう。
おしゃぶりは使い方によってはデメリットもあるので、新生時期からのおしゃぶりと上手に付き合って行くようにしましょう☆
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