新生児の背中の洗い方│赤ちゃんの水が耳に入った時の対処法も紹介!

お風呂に入っている赤ちゃん

新生児の赤ちゃんを沐浴したり、お風呂に入る際に一番洗いづらいのが「背中」ですよね。抱いたままだとうまく洗えないし、かといって洗わないわけにはいかないし・・・と、悪戦苦闘した方もいるのではないでしょうか?

また、ベビーバスでの沐浴を卒業した新生児の赤ちゃんと一緒のお風呂デビューは、どのような入れ方をすれば安全なのか?わからないことがたくさんありますよね。

身体の洗い方、湯船の浸かり方、お風呂から出た後のスキンケアなど、知っておきたいことが色々ありますよね。

ここでは、新生児の背中の洗い方│赤ちゃんの水が耳に入った時の対処法についてお話しします☆

新生児の背中の洗い方

お風呂に入っている赤ちゃん新生児を大人と一緒にお風呂に入れる際に一番注意したいことは、誤って湯船に落としてしまわないようにすることです。

湯船につける際には、ベビーバスのようにして赤ちゃんだけつけるのではなく、大人がしっかりと抱いて一緒に湯船に浸かるようにしましょう。

ベビーバスと違いお風呂はとても深いので「赤ちゃんが暴れて手を滑らせてしまった!」などという、万が一の事故が起こるととても危険です。

転落事故を防ぐためにも、新生児のお風呂の入れ方は安全を第一に考え、赤ちゃんをしっかりと抱っこしながら一緒に湯船に浸かるようにしましょう。

新生児の背中の洗い方

まだ首がすわらない新生児の背中の洗い方とお風呂の入れ方とには、仰向けのまま首を少し持ち上げて洗う方法と、ひっくり返してお腹を下にして洗う方法があります。

また、背中を洗う時は、指を立てずに手のひらに泡を乗せ、首の付け根からおしりに向かって、クルクル円を描くように洗います。この時は、首の溝や脇など、汚れがたまりやすい部分に洗い残しがないよう十分に気を付けましょう。

 ①仰向けのままで洗う方法

仰向けのままで洗う方法とお風呂の入れ方は、新生児の首を片手で支え少し持ち上げ、隙間が出来たところを、もう片方の手で洗い流す方法です。

まだ沐浴やお風呂になれない初心者の時期は、仰向けのままで洗う方法が何かと洗いやすく安全なので、こちらの方法がお勧めです。

赤ちゃんを抱くときには、椅子に座って、横向きではなく膝の上で縦に抱くと安定感があって洗いやすくなりますよ。

ただし、目で確認しながら背中を洗えるわけではないので、沐浴に慣れてきたら、新生児の赤ちゃんの体をひっくり返して洗う方法も試してみてくださいね!

②ひっくり返して洗う方法

ひっくり返して洗う方法とお風呂の入れ方は、新生児の背中を上にして洗います。

新生児の赤ちゃんを仰向けの状態からうつぶせにするには、新生児の首の後ろに腕をまわし、もう片方の手を赤ちゃんの脇の下に入れて、クルッとひっくり返しましょう。

この時、脇の下を支えている方の赤ちゃんの腕が、ママの腕にかかるように優しくひっくり返してあげてくださいね。

その後もう片方の腕も、赤ちゃんの両腕をママの腕にかけてあげるようなイメージで乗せてあげると、赤ちゃんがずり落ちる危険が無くなり安定して洗うことが出来ますよ!

赤ちゃんの背中は安全な方法で洗おう!

お風呂に入っている赤ちゃん始めのうちは不慣れなので、少々不安かもしれませんが、ひっくり返して洗う方法は背中を目で見てしっかりと洗うことが出来るようになり、お肌のチェックもできるようになりますよ。

出来るならそちらをマスターして、スムーズに赤ちゃんを洗えるようになれるといいですね♪

しかし、無理して新生児の赤ちゃんをひっくり返して洗う必要もないので、安全を第一に考えた背中の洗い方&お風呂の入れ方をするようにしましょう!

赤ちゃんの長湯は禁物!

また、いくら新生児の赤ちゃんとのお風呂の時間が楽しくても、あまり長くお風呂に浸かっているのは、赤ちゃんの体にはあまりよくない入れ方なので注意しましょう。

新生児をお風呂に入れる際には、身体を洗いあがるまでの一連の流れを、すべて10~15分ほどで終わらせるのが理想的なので、湯船に浸かるのも3~5分ほどで十分です。

湯船に一緒に浸かることは赤ちゃんとのスキンシップにもなりますので、ママはもちろんお仕事で忙しくなかなか赤ちゃんと触れ合えないパパに率先してお風呂に入れてもらうのもオススメですよ♪

赤ちゃんの耳に水が入った時の対処法

お風呂に入っている赤ちゃん新生児の赤ちゃんをお風呂に入れる際に気になるのが、耳に水が入ってしまわないようにどんな入れ方をしたらいいのか?ということではないでしょうか?

「耳に水が入ると中耳炎になる」とか、そんな話を聞くと心配になり、ちょっとした水分にも敏感になってしまいますよね。

しかし、意外にも赤ちゃんは耳に水が入っても大きな問題ではないのです。ここでは、新生児の耳に水が入っても大丈夫な理由と、お風呂の入れ方のポイントについてお話しします☆

 耳に水が入っても、実は大丈夫!

新生児の赤ちゃんをお風呂に入れる時に片手で抱きながら耳を塞ぐのは無理ですし、どうしても水が入ってしまいますよね。

それでも、何とか耳に水が入らないように試行錯誤したり、入れ方を工夫して阻止してしまいがちですが、実は赤ちゃんの耳に水が入ったとしても、特に問題はないのです。

その理由は、そもそも新生児の赤ちゃんは少し前までママのお腹の羊水の中にいたので、お風呂で耳に水が入った=中耳炎になってしまう!という訳ではないのです。

新生児の赤ちゃんをお風呂の入れ方は、抱っこしてそっと湯船に浸からせてあげるだけなので、普通に気を付けてさえいえいればさほど水は入りませんし、例え入ったとしても体内の熱で蒸発してしまいます。

耳に入った水分は、お風呂上がりにサッと綿棒で拭き取りさえすれば問題はありませんので、必要以上に神経質にならずにリラックスしてお風呂に入れてあげましょうね。

それよりも、耳に水がはいること以前に洗い残しなどがある方が、赤ちゃんのお肌にとってはよくないので、耳に気をとられるあまりに他を見落とさないようにしましょう!

赤ちゃんの耳の裏もしっかり洗おう!

新生児の赤ちゃんをお風呂に入れる際に、耳に水が入らないように手のひらで後頭部を支えながら、片手の親指と薬指で両耳を押さえて洗ういれ方をしていることも多いのではないでしょうか?

顔や頭を洗う時、ついつい耳に水が入ってしまいそうになるので、耳に水が入るのを避けるために耳の裏を洗い残してしまうことが多くなってしまいます。

耳の裏は普段は汚れが気付きにくいのですが、皮脂や埃などの汚れがたまりやすく、洗い残しがあると汗疹や肌荒れの原因となってしまいます。

新生児の赤ちゃんをお風呂に入れる時は、耳に水が入らない入れ方を考えるより、赤ちゃんが安全かつ清潔になれる洗い方やスキンケアを重視するようにしましょう☆

新生児の赤ちゃんがお風呂上りに泣く理由とは?

お風呂に入っている赤ちゃん新生児の赤ちゃんをお風呂に入れる時は、まだ慣れないママにとってはわからないことばかりですよね。

特に、お風呂の中では気持ち良さそうにしているのに、お風呂上がりに急に泣くことが多くて大変!なんてことも…

でも大丈夫です。新生児がお風呂上がりに泣くのには、ちゃんと理由があるのです。ここでは、新生児の赤ちゃんがお風呂上がりに泣く理由と対処法をご紹介します☆

お風呂上りに泣く理由とは?

新生児の赤ちゃんは、お風呂が大好きですよね。

見ていればわかると思いますが、沐浴の際に、足からゆっくりと湯船につけてあげると、本当に気持ち良さそうな顔をしてリラックスしているのがわかると思います。

なぜなら、お風呂の中は赤ちゃんがママのお腹の中にいた感じとよく似ていて、お風呂のお湯の中をゆらゆらと漂う感じは、新生児の赤ちゃんにとっては最も安心できる場所なんですね!

しかし、お風呂上りに泣くことが多い理由は、リラックスモードでお風呂に入っていたのに、いきなり湯船から出されたてビックリしてしまうからです。

また、お風呂の湯船の中は暖かいですが、外気は少しひんやりしますので、その温度差で更に不安になり、赤ちゃんはお風呂上りに泣くことが多いんですよ。

 声をかけながら湯船から出そう!

お風呂上りによく泣く新生児の赤ちゃんのための対処法は、声を掛けながら湯船から出してあげることです。赤ちゃんをお風呂に入れる時、真剣になるあまりついつい無言で沐浴のしている方も多いのではないでしょうか?

慣れないからこそ、新生児をお風呂に入れる時は緊張してしまいますが、その緊張は赤ちゃんにも伝わってしまうので、そんな時には、赤ちゃんに優しく声をかけながら沐浴をするようにしましょう。

また、お風呂の湯船から出す前にも「もうすぐお風呂が終わるよ~」や「そろそろお着替えしようね~」など声が聞こえるだけで、赤ちゃんの不安も少しは和らぎます。

まとめ

今回は新生児の背中の洗い方と、水が耳に入った時の対処法と題してお送りしてきましたが、いかがでしたでしょうか?

新生児の赤ちゃんはまだ体が柔らかく、お風呂で背中を洗う際は「落としてしまうんじゃないか?」と心配になってしまいますよね。

しかし、赤ちゃんの背中には汗や皮脂がたまっていて、いくらお風呂に入れていたとしても汚れが落ち切れておらず、そのままにしておくと肌トラブルの原因になってしまいます。

ここで紹介した背中の洗い方を参考に、焦らずゆっくり洗ってみてくださいね!

また、新生児の赤ちゃんがお風呂上りに泣くのを防ぐために、事前にバスタオルや着替えや水分補給用の白湯などを準備して、手際よくお世話をしてあげるようにしましょう。

今回の記事は以上となります。最後までお読みいただきありがとうございました☆

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