新生児のお赤ちゃんは、夜、目を覚ますことが多いため、すぐに対処できるよう夜は添い寝して眠っている、というママもも多いのではないでしょうか?
添い寝をしていると、赤ちゃんが泣いたらすぐに授乳をしてあげることができますし、添い乳をして寝かしつけることもできます。
そして何よりも、新生児の赤ちゃんに何か変化が起きた時にすぐに気付いてあげられる安心感があるので、近年は添い寝の良さが見直されています。
「新生児と添い寝をする際に、布団の方がいいのかな?」「それともベッド?どっちがいいの?」と悩んでいるママも多いのではないでしょうか。
今回は、新生児の赤ちゃんと添い寝をする際に、布団とベッドどちらが安全なのかを考えてみました。
新生児と添い寝をする時は布団?それともベッド?
新生児の赤ちゃんと添い寝をする際、安全対策をしっかりしているなら、基本的には布団でもベッドでも大丈夫です。
どちらにしても気を付けたいのが、添い寝をすることによる、窒息死や突然死があるということです。
とくに、パパや小さい兄弟も一緒に寝る場合は、赤ちゃんの側に寝かせないようにすることで、万が一の事故を防ぐことができます。
新生児の赤ちゃんは、あくまでもママと壁の間にして、また布団やベッド回りに窒息の原因になりそうなものは決して置かないようにしましょう。
添い寝のメリットとデメリット
添い寝のメリットとしては、新生児の頃は頻繁な夜中の授乳が楽になることや、赤ちゃんの隣に寝ているので変化にすぐに気がつけるのが大きなメリットですが、逆にデメリットもあります。
デメリットとしては、ママ・パパの寝返り・重いお布団による窒息や、大人用ベッドからの転落などの危険性も潜んでいます。
でも、赤ちゃんに常に気を配れるためメリットも多いので、安全に気を配りながら、上手に添い寝して赤ちゃんとのスキンシップを楽しみましょう☆
布団で添い寝をする際の注意点
新生児の赤ちゃんと添い寝をするなら、ベッドより転落の心配のない布団の方がより安全性は高くなります。
しかし、マットレスと同様に柔らかすぎるお布団を使用すると赤ちゃんが窒息してしまったり、骨の発達に悪影響を及ぼす場合があるので硬めの敷き布団を選ぶことが大切です。
また、生まれたばかりの新生児の赤ちゃんはさほど動きませんが、2~3ヶ月頃になってくると手足が活発に動かせるようになります。
気付いたらお布団から出ていて寝冷えをしてしまうこともあるので注意が必要です。
赤ちゃん用の掛け布団を用意しよう
布団で新生児の赤ちゃんと添い寝をする際の安全対策は、まず、布団を敷く時になるべく赤ちゃんが寝る側を壁につけ、棚など万が一落下してくる可能性があるものの近くを避けるようにしましょう。
また、大人用のお布団を赤ちゃんにも掛けて寝ることが多いと思いますが、冬に重くて暖かいお布団や羽毛布団を使う時は注意が必要です。
重いお布団は赤ちゃんの口を塞いでしまうと窒息の可能性がありますし、羽毛布団は保温効果が高すぎて赤ちゃんが暑くなりすぎてしまう恐れがあります。
布団で添い寝をする際は、大人と同じお布団ではなく、赤ちゃん用のベビーサイズの掛け布団を用意してあげてくださいね☆
ベッドで添い寝をする際の注意点
万が一の転落の危険性を考えるなら、やはりベッドよりお布団の方が安全だとされていますが、家庭の事情もありベッドで添い寝しなくてはならない場合もありますよね。
ベッドで添い寝をするメリットとしては、立ち上がりやすいので産後のママの腰への負担が減ることと、ベッドボードに背中をもたれながら授乳をすることができることです。
新生児の赤ちゃんは、あまり動かないと思われがちですが、必ずしもそうとは限らないので、安全対策をしっかりすることも大切です。
転落対策を必ずしよう!
ベッドで新生児の赤ちゃんと添い寝をしていて、うっかり転落させてしてしまった!という事故が発生しています。
まだ首の座っていない赤ちゃんがベッドから転落してしまうと命の危険もあるので、転落を防ぐための対策が必要になってきます。
まず、赤ちゃんの寝る側にベビー用の柔らかなメッシュガードをつけ、ベッドと壁間に隙間がない状態にして、転落を防止するよにしましょう。
また、柔らかすぎるマットは赤ちゃんの体が沈み、窒息の原因になったり、骨の発達に悪影響を及ぼす場合もあるので、なるべく硬めのマットレスを使用することも大切です。
新生児の赤ちゃんの安全を守るための大人用のベッドとくっつけて使うサイドベッドや、ベッドの上に置くベビーベッドなども販売されているのでチェックしてみて下さいね!
まとめ
いかがでしたか?
新生児の赤ちゃんと添い寝をするのは、窒息などの可能性があるから危険!と言われていたこともありますが、今では退院後すぐに添い寝をしているママも多くいます。
横になりながら授乳をする「添い乳」を推奨している助産師さんもいるくらいです。
添い乳をすることで新生児の赤ちゃんも落ち着いて母乳・ミルクを飲むことができますし、何よりママも体力を使わずに授乳をすることができるのでとても助かります。
ベッドと布団にはそれぞれメリットとデメリットがありますが、安全策をしっかり施した上で、ご家庭に合った添い寝の方法を選んでくださいね☆
コメント