出産を終えて安心しても、すぐに育児がスタートします。
出産するまでの思い描いていた育児よりも、実際の育児はなかなかの重労働だと感じているママが多いのではないでしょうか。
慣れない授乳に体に負担がかかり、 睡眠不足になりこんなに大変なんだと思い知らされたという方が多いと思います。
そして、出産までは痛くなかった背中が、出産後に痛みを感じるようになったというママが大勢いるようです。
そこで今回は産後の背中の痛みを感じる原因や解消方法をまとめていきます。
産後の背中の痛みの原因は?
背中の痛みに悩まされている方は多くても、まずは痛みをなくす方法を考えると思います。
しかしそもそも背中の痛みというのはなぜ起こってしまうのでしょうか。
赤ちゃんを長時間抱っこしている
生まれたばかりの赤ちゃんは、3000g前後の体重でも、長時間の抱っこはしんどいですよね。
さらに少しずつ赤ちゃんの体重は重くなっていきます。
四六時中抱っこしていると、どうしても背中に負担がかかってしまうのです。
授乳中のママの体勢
赤ちゃんに授乳をする時はどうしても赤ちゃんがおっぱいを吸いやすいようにと、 背中を丸めるような姿勢になったり、添い乳をするときも赤ちゃんが吸いやすいように無理な向きで授乳したりすることがあります。
授乳中には負担を感じないかもしれませんが、 実際には背中に負担がかかっているため背中の痛みに繋がる原因になってしまいます・
1日に何度も腰をかがめる体勢になる
赤ちゃんによってもうんちの回数など個人差はありますが、 特に新生児の時期はオムツ替えを頻繁にしますよね。
オムツ替えをする時は腰をかがめた体勢になっていると思います。
短い時間であっても1日に何度もこの体勢になってしまうことで、気づかない間に背中に負担をかけてしまっているのです。
背中の痛みにはどんな特徴がある?
産後のママが背中の痛みを感じている方が大勢いらっしゃいます。
ママが悩まされる背中の痛みの特徴として次のようなことがあります。
・朝起きた時に背中がすごく痛む
・赤ちゃんを抱っこした時や授乳をする時に背中に痛みが走る
・肩甲骨の間が特に痛みがひどい
などがあります。
先ほど紹介した背中の痛みとなる考えられる原因と、 痛みに悩まされている肩の痛みの特徴を合わせて、 背中に痛みを感じている方は早めに対処するようにしましょう。
背中の痛みに効果的な対処方法は?
1日の始まりの朝から背中が痛むのはつらいですよね。でも、育児では抱っこや授乳は避けることができませんよね。
ですが背中の痛みを感じていると体も辛いだけではなく、ママもネガティブな考えになってしまいかねません。
体の負担を軽減し、楽しく育児ができるように次の方法を試してみてください。
授乳クッションを準備する
授乳クッションは授乳の時にすごく便利なものです。
産院で初めて授乳クッションを使用した時には、授乳クッションも便利さを痛感されたママも多いでしょう。
もし自宅で育児や授乳中の姿勢が原因で背中に痛みを感じているのであれば、まずは授乳クッションを購入するようにしましょう。
授乳クッションで赤ちゃんの高さを調整することで、ママの体への負担もかなり軽減することができます。
また自宅にある普通のクッションでも高さが合えば代用ができるので、授乳クッションがなくて自宅に普通のクッションがある場合は試してみましょう。
ベビーベッドを準備する
ベビーベッドは使用期間も短く、赤ちゃん用品の準備物の中でもお金がかかってしまうものですよね。
ベビーベッドは、赤ちゃんによっては寝てくれない子もいたりして無駄になったという体験談もよくあることで、 ベビーベッドは準備していないというママも増えているようです。
ですがベビーベッドオムツ替え台としても使うことができます。
赤ちゃんのオムツ替えの際に床に寝かせて、かがんだ姿勢で交換をし、交換し終わったら床から持ち上げて抱っこをするという行動がママの背中に負担をかけていることがあります。
このような場合はおむつ替え台としてベビーベッドを準備するのもいいでしょう。
購入するのは高いと感じるかもしれませんが、レンタルも可能ですので一つの手段と考えてみましょう。
マッサージやストレッチをする
育児をしていると背中の痛みや肩こりなどに悩まされる方が多いと思います。
このような場合にはマッサージやストレッチをして血流を改善してあげると効果的です。
ストレッチポールを背中に敷いてゆらゆらしているだけでも、丸まってしまった背中が伸びるので気持ちよく感じます。
その他家族にマッサージをしてもらったり整体などを利用してママの体をケアしましょう。
まとめ
今回は産後の背中の痛みの原因は?授乳姿勢を変えてストレッチをする方法も!と題してお送りしてきましたが、いかがでしたでしょうか?
育児をしているとどうしても背中の痛みを感じてしまうことがあります。
育児が始まると毎日忙しく自分のことは後回しになってしまうこともありますが、放っておくと他の部分にも悪影響を与える可能性があります。
背中が痛むなどママの体の不調は早めに対処するようにしましょう。
色々な育児用品がありますが、絶対に必要なものではないなら節約をして購入しないと考えるママも大勢います。
ですが産後のママの心も体もきつい時期ですので、育児用品に頼っても甘えているわけでも贅沢をしているわけでもありません。
一番はママも赤ちゃんも健康に過ごすことです。短い期間しか使わない育児用品を上手に利用しながら体の負担を軽減するようにしてくださいね。
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