赤ちゃんはスリングが大好きで抱っこするといつもご機嫌になったり、すぐに寝かしつけができて便利なアイテムですが、時々スリングを嫌がることもあります。
ママはいつものように赤ちゃんをスリングに入れてあやしたいのに、スリングに入れても嫌がってしまいぐずりが悪化してしまう・・・そんなときは他に原因があると考えましょう。
考えられる原因としては、赤ちゃんが何かしらの不快感を持っていたり、成長に伴ってスリングの中の窮屈さが嫌になってしまったという事も考えられます。
ここでは、スリングを嫌がるようになったのはどうして?泣いて嫌がる原因と対処法を紹介します☆
スリングを嫌がるようになったのはどうして?
いつもはスリングで抱っこされるのが大好きな赤ちゃんが嫌がる時は、もしかしたらおっぱいやミルクが飲み足らないのかもしれないし、 もしかしたら体調が悪くかったり、 怪我をしていたりすることも考えられます。
そしてスリングは基本抱きをするときは、ママと赤ちゃんが対面になり赤ちゃんの股関節をアルファベットのWのように広げますが、 もしかしたら股関節に問題があって痛みを感じている場合もあります。
赤ちゃんはまだ言葉で感情を伝えられないので、スリングで抱いたときに嫌がる、泣くようならその様子で判断してあげる必要があります。
暖かい時期なら、赤ちゃんがスリングの中で暑くなりすぎて嫌がることも多いので、そんな時は薄着にさせてからもう1度スリングに入れて抱いてみましょう!
熱がこもって暑いのが原因!?
いつも横になって寝てばかりの新生児の赤ちゃんをスリングで縦抱きにすると、視界も開けてきますし、色々な物が見えるので赤ちゃんもゴキゲンになるはずですが、赤ちゃんが嫌がって泣いてしまう場合は、まず原因を考えてみましょう。
まず、新生児の赤ちゃんが抱っこ紐での縦抱きを嫌がる原因として、暑いからということが考えられます。
新生児の赤ちゃんは体温調節が苦手ですし、縦抱きにしているとママと身体が密着して熱がこもりやすいので、暑くなってしまい嫌がって泣いてしまうのです。
スリングで新生児の赤ちゃんを縦抱きにする時は厚着はさせないようにして、赤ちゃんが汗ばんできたら、着替えさせてあげましょう。
慣れなくて不安だから嫌がる!?
それでも、新生児の赤ちゃんをスリングで抱いた時に嫌がって泣いてしまうのは、縦抱きに慣れていないので不安がっている可能性があります。
この場合の対処法としては、赤ちゃんが嫌がって泣いてもすぐに抱っこ紐からおろさず、抱っこしたままゆっくり歩いたり、話しかけて落ち着かせるという方法があります。
新生児の赤ちゃんは変化にとても敏感なので、縦抱きの抱っこ紐を嫌がって泣いてしまう場合は、無理せずスリングやおくるみで巻いて抱いてあげましょう☆
スリングで赤ちゃんが泣く時の対処法
また、いつもはママにスリングであやしてもらっているのに、 パパやおばあちゃんなど違う大人がスリングを使う事が赤ちゃんがスリングを嫌がる原因でもあるかもしれません。
いずれにしても、赤ちゃんがいつものぐずりとは違う泣き方をした場合や、スリングを嫌がって出ようとする場合には、無理に使用するのはやめましょう。
スリングからおろして、ゆっくりと授乳をしてみたり、 普通に抱っこであやしてみたりしてみましょう。
また、赤ちゃんの身体のどこかに異常がないかどうか確認してみることが大切です。
赤ちゃんの意思を尊重しよう!
赤ちゃんはスリングで抱かれるのが大好き!と言えど、毎回いつも素直にスリングに入ってくれるとは限りません。
赤ちゃんはスリングであやすと、 いつもお世話をしてくれるママや、他の大人との密着した時間を持つ事で、ご機嫌がよくなったり 眠くなって寝てしまったりしますが、 それはいつも100%ではないということです。
小さな赤ちゃんも成長に伴い自我が少しずつ芽生え、今はスリングで抱かれたくない!体をのびのびと動かしたい!と思ってスリングを嫌がることもあるのです。
いつもと赤ちゃんの様子が違うときは要注意!
いつもとちょっと違うな?と感じるバロメーターにもなるのが スリングを嫌がる場合でもあるので、そんな時は赤ちゃんの様子をしっかりと観察しましょう。
単に機嫌が悪い場合もありますが、体調が悪くないか?お腹が空いていないか?暑くないか?寒くないか?など、チェックして、スリングを嫌がる原因を突き止めて対処法を考えておくことが大切です。
スリングは赤ちゃんを優しく包んでくれるアイテムですが、赤ちゃんにも自我があるので時には嫌がることもある!と頭に入れて、ゆったりとした気持ちで向き合っていきましょう☆
スリングがおすすめの3つの理由
今では多種多様な抱っこ紐があり、どんなものがいいのか迷ってしまうママも多いのではないでしょうか?
1つの抱っこ紐で抱っこ・おんぶが出来るものや、コンパクトに持ち運びが出来るものなど、様々なものありますが、ママや赤ちゃんに負担が少ない「スリング」がやっぱり便利!と現役ママから人気を集めています。
次に、「スリング」の3つのおすすめポイントをご紹介します☆
おすすめポイント1「赤ちゃんが安心できる姿勢」
スリングは、1枚の布で赤ちゃんを包み込むのが特徴です。
赤ちゃんと対面で抱っこする、いわゆる縦抱きの抱っこ紐とは違い、背中が丸くなった姿勢で抱っこするため、赤ちゃんは子宮の中にいた時と同じような感覚で安心できるといわれています。
縦抱きの抱っこ紐は赤ちゃんの股に全体重がかかりますが、スリングの場合はハンモックで寝ているような状態なので、赤ちゃんに負担がかからないのもメリットです。
おすすめポイント2「新生児期から使用可能」
縦抱きの抱っこ紐は、新生児用の付属品を別途購入する必要があったり、新生児から使えるものでも赤ちゃんが大きくなるにつれて使い辛くなったりすることもあります。
スリングは新生児から3歳ごろまで付属品なしで使用でき、横抱き・縦抱き・腰抱きといろんな抱っこの仕方が出来ます。
一枚の布でできているので、軽くて持ちはこびにも便利ですよ!
まとめ
今回はスリングを嫌がるようになったのはどうして?泣いて嫌がる原因と対処法と題してお送りしてきましたが、いかがでしたでしょうか?
スリングは抱っこ紐として以外にも、授乳ケープ代わりにもなります。
ちょっと布を緩めて授乳できるように赤ちゃんの位置を変えて、テール部分で覆い被せれば、授乳ケープがなくても授乳することが出来ますよ。
また、ベビーカーに乗っているときに布を広げて、ひざ掛けや日除けなどに使うことも出来ます。
スリングは慣れるまでに少し練習が必要なものもありますが、使いこなせればママも赤ちゃんも快適に抱っこできる抱っこ紐です。
ぜひ赤ちゃんとの毎日に、スリングを1枚プラスしてみてくださいね!
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