赤ちゃんのためのベビー服は色々な種類がありますが、特に疑問に思いやすいのが「カバーオールとロンパースの違いは何?」ということではないでしょうか。
カバーオールとは、上下がつながっている「つなぎ」タイプの全身をすっぽり覆えるベビー服で、袖と裾にゴムが入っているタイプが多く、全身にフィットする作りになっています。
一見似ているウェアにロンパースがありますが、一体何が違うのでしょうか?
また、春夏用・秋冬用・防寒用など色々なタイプのカバーオール・ロンパースがありますが、どんな着せ方をしていつまで着ることができるのでしょうか?
ここでは、カバーオールとロンパースの違いは何?着せ方と選び方のポイントを紹介します☆
カバーオールとロンパースの違いは何?
赤ちゃんのベビー服には色々な種類・呼び方があり、特にカバーオールとロンパースは一見似ていますが、何が違うのでしょうか?
先ほどもお話ししましたが、カバーオールは全身をすっぽり覆うタイプのウェアで、長ズボンで裾にゴムが入っていたり、リブ素材になっていいます。
それに対して、ロンパースとはトップスとボトム(主にズボン)が一体になっている服のことで、膝丈のものが多いのが大きな違いです。
ロンパースもカバーオールも股のところにスナップボタンがついていますが、ロンパースはボトムスの丈が短いので、おむつ交換や着替えの時に楽なのが特徴のウェアです。
つまり、カバーオールとロンパースの違いは、カバーオール:長ズボンタイプ、ロンパース:ひざ丈タイプということになります。
カバーオールは寒い時期、ロンパースは暑い時期に大活躍!
ロンパースは膝丈のものが多いのに対し、カバーオールは長ズボンで裾にゴムが入っていたり、リブ素材になっているのが違いです。
カバーオールは体全体をすっぽり包まれているつくりの服なので、寒い季節に重宝するのが違いで、暖かい素材のものならアウターとして使うこともできます。
ロンパースはひざ丈ということが大きな違いで、着替えやオムツ交換がしやすいだけでなく、赤ちゃんも動きやすいので、暑い時期に重宝するウェアです。
ロンパースには「ロンパース肌着」と呼ばれるタイプもありますが、違う呼び方でボディ肌着と同じものを指し、股下にスナップボタンがついている肌着のことを指します。
季節に合わせて、カバーオールとロンパースの違いのボトムスの丈の長さで使い分けるのがおすすめの着せ方です。
カバーオールとツーウェイオールの違いは?
また、カバーオールとツーウェイオールとどちらがいいの?と悩む人が多いのですが、ツーウェイオールは新生児用のベビーウェアになります。
スナップボタンを留め替えるとボディオールトカバーオールの2通りの着せ方ができるのが違いです。
それに対してカバーオールは全身をすっぽり覆うタイプの暖かいベビーウェアで、袖と裾にゴムが入っているタイプorリブ仕立てになっているものが多くあります。
前開き部分をスナップボタンで留めるタイプorファスナーオープンタイプのものなど、カバーオールには色々なタイプがあり、70センチ~のサイズ展開が豊富になベビー服です。
オムツ替えが頻繁な新生児期にはツーウェイオール、70センチが着られるようになったらカバーオールを着るのがオススメです。
新生児用のカバーオールもある?
新生児用のカバーオールとは、サイズが日本表記で50~60cm、外国表記でNewbornのものを指し、ベビーウェアの中でも一番小さいサイズになります。
新生児用のカバーオールを選ぶ時は、お肌がデリケートな赤ちゃんのために刺激の少ない綿100%でできているものを選ぶようにしてくださいね。
50-60cmサイズは、だいたい生後3ヶ月位でサイズアウトして着られなくなってしまいます。
かと言って、お肌の弱い赤ちゃんに大きいサイズのカバーオールを着させると擦れてお肌がかぶれてしまうことがあるので注意が必要です。
すぐに着れなくなるから勿体無い気もしますが、新生児期には大きくてブカブカのカバーオールより、ジャストサイズのツーウェイオールを着させてあげましょう☆
色々なカバーオールの使い方
バーオールは胸元~裾にかけてスナップボタンで留めるタイプが一般的ですが、ファスナータイプ、着ぐるみタイプ・靴下付きのものなど色々なタイプのものがあるのもロンパースとの違いです。
カーターズなど海外製品のカバーオールには足カバーがついているものもあり、サイズ展開は新生児用~100cmくらいまであるので、カバーオールはベビー服の中で一番長く着ることができますよ。
ただし、カバーオールは前開きタイプなので、赤ちゃんが動くようになると、ボタンが多いのがアダになりなかなか着せにくくなってきてしまいます。
その点、ロンパースはかぶりタイプが多く、さっと着せやすいのもカバーオールとの違いですね。
赤ちゃんの服はカバーオール、ボディオール、ロンパースなど似たような見た目の服が多いですが、この時期にはこの服が良い!ということはありません。
育児は服も柔軟性が大事です。こうしなければいけないということはないので、いろんな服を着せてみると新しい発見があったりして良いかもしれませんね☆
赤ちゃんにカバーオールをいつまで着せる?
カバーオールは基本的に50~90cmというサイズ展開がメインですが、最近では100㎝まであるデザインも増えてきました。
いつまでカバーオールを赤ちゃんに着せてもいい、という決まりがある訳ではないので、赤ちゃんの身体に合ったサイズのものがある間は着せてあげて大丈夫ですよ。
ただ、カバーオールは前開きでスナップボタンが多いので、赤ちゃんが大きくなってくると、動き回るのでだんだん着せることが難しくなってくるかもしれませんね。
赤ちゃんらしいカバーオールをいつまでも着せたい!と思うママも多いようですが、赤ちゃんの成長に合わせたベビー服をチョイスしていくようにしましょう☆
季節ごとのカバーオールの着せ方と選び方
赤ちゃんのベビー服の定番でもあるカバーオールは、前開きタイプなので月齢の小さな赤ちゃんにも着せやすいアイテムです。
赤ちゃんは汗っかきなので1日に何回か着替えをさせないといけないのですが、季節によってカバーオールはどうやって着せてあげたらいいのでしょうか?
次に、赤ちゃんのカバーオールの着せ方のポイントについて紹介します☆
春・夏用カバーオールの着せ方
カバーオールとは全身を包むつなぎということで、春・夏は赤ちゃんには少し暑そうなイメージがあるので、カバーオールよりロンパースがおすすめです。
体温調節な苦手な新生児の赤ちゃんには、カバーオールではなく夏用のツーウェイオールをドレスタイプにしたり、カバーオールタイプにしたりして着せてあげるのがおすすめです。
赤ちゃんの夏用のカバーオールを選ぶときは吸湿性・通気性の高い夏用素材の半袖のものをを選ぶようにしましょう。
また、赤ちゃんは体温調節が苦手なので着せすぎには注意する必要がありますが、お出かけのときには冷房が効いているところも多いので更に注意が必要になります。
そういう時のために、カバーオールの上に羽織るものやサマーブランケットがあると安心ですよ。
秋・冬のカバーオールの着せ方
秋~冬にかけてはカバーオールが一番活躍してくれる季節なので、お店に行くと温かいキルト素材や、モコモコのフリース素材など色々な種類のカバーオールが販売されています。
お部屋で過ごす時にあまり厚手のカバーオールを着せてしまうと、赤ちゃんは体温が上がって暑くなりすぎてしまうので注意が必要です。
普段使いにはスウエット素材や裏起毛素材など、暑くなりすぎない素材を選んであげるのがおすすめです。
外出の時に着せる防寒用のカバーオールは、別名「ジャンプスーツ」とも呼ばれ、空気を通さない素材で中綿やダウンが入っている物が多く、冬の赤ちゃんとのお出かけに最適です。
また、動物の着ぐるみのようなモコモコのジャンプスーツも赤ちゃんに着せるととても可愛らしいので、冬用のカバーオールとして大人気です☆
汗をチェックしながら楽しくお着替え!
赤ちゃんにカバーオールを着せる時には、背中に汗をかいていないか、あせもやできものができていないか、赤ちゃんの体をチェックしながら着替えをしましょう。
着替えの時も赤ちゃんとコミュニケーションを取りながら♪が鉄則ですよ。
赤ちゃんの成長に合わせて着せる服も変わり、前開きの服、頭から被せるタイプの服、上下が分かれている服など、だんだん大人が着るような服に近づいていきます。
赤ちゃんは成長するスピードも早いので、カバーオールの着せ方も赤ちゃんの様子を見ながら柔軟に変えていきましょう!
季節にこだわりすぎず、その日の天候によって服装と着せ方を変えるようにするのがおすすめです☆
まとめ
今回はカバーオールとロンパースの違いは何?着せ方と選び方のポイントと題してお送りしてきましたが、いかがでしたでしょうか?
カバーオールとロンパースの違いは色々ありますが、一番はボトムスの丈の長さ、そして着せやすさが挙げられます。
カバーオールは一年中重宝するアイテムですが、全身を包むんで袖や裾にゴムが入っているものが多くあり保温性に優れているので秋冬に重宝します。
それに対してロンパースはひざ丈で、かぶりタイプのものが多いのでお着換えもしやすく、赤ちゃんも動きやすいのが違いとなります。
カバーオール・ロンパースはいつまでも着せてあげられるベビー服ではないので、着られる貴重な時間に可愛いウェアをたくさん着せてあげてくださいね☆
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