生後4ヶ月│うんちの回数が減る、硬さが変わったけど大丈夫?

4か月の赤ちゃん

赤ちゃんのうんちは、体調の良し悪しや、病気でないかを見極めるための大事なバロメーターですが、生後4ヶ月になったらうんちの回数が減った!硬さが変わってきた!など、色々な悩みが出てくることがありますよね。

色や形、硬さ、量、回数は赤ちゃんによって違いますが、普段のうんちの状態を知ることで、いつもと違ううんちが出たときに病気かどうかの判断がしやすくなります。

また、生後4ヶ月の赤ちゃんのうんちは、生まれたばかりの頃のゆるゆるうんちから、だんだんと泥状や軟便に変わってくる頃ですが、回数や色はどうなのでしょうか?

今回は、生後4ヶ月のうんちの回数が減る、硬さが変わったけど大丈夫?と題してお話していきます☆

生後4ヶ月│うんちの回数が減る、硬さが変わったけど大丈夫?

4か月の赤ちゃん生後4ヶ月の赤ちゃんのうんちの回数は、平均的に1日3~5回と言われていますが、これはあくまで目安で、授乳量やその子の体質によって様々です。

なかには1日5回以上の回数うんちをする子もいれば、便秘がちで数日おきにしかうんちをしない子もいますよ。

その日の体調によっては、いつもより回数が多くなったり、少なくなったり、うんちの量も増えたり減ったり、ということがあると思います。

また、完母(完全母乳)だと、完ミ(完全ミルク)や混合の子よりうんちの回数が多いと言われています。

うんちの回数が減ったけど、便秘?

今までは1日に何度もうんちをしていたのに、生後4ヶ月になったらうんちの回数が減った…1日1回しかうんちをしなくなったけど便秘?と悩んでしまうママも多いようです。

うんちの回数が減った原因は、腸が発達してお腹にうんちを溜めておけるようになったからなので、月齢が進むにつれて1日にするうんちの回数は減っていくので便秘ではないので安心してくださいね。

また、赤ちゃんの排便リズムには個人差があり、生後4ヶ月になってもうんちの回数が多い子もいれば、うんちの回数が急に1日に1回に減った…。という子もいます。

お腹がパンパンになっていたり、いきんでも出ない、おならばかり出てうんちは出ないなどの症状があれば便秘を疑います。

でも、何日もうんちが出なくても、母乳やミルクをよく飲んで機嫌がいいなら便秘ではないので心配しなくても大丈夫ですよ!

生後4ヶ月│うんちの色で健康状態を判断する方法とは?

4か月の赤ちゃん生後4ヶ月頃の赤ちゃんのうんちの色は、黄色や深緑色なことが多く、一見すると新生児期からあまり変わっていないように感じるかもしれませんね。

でも、徐々に粘り気が強くなり、泥状や軟便になっていき、大人のうんちの色・形状に近づいてきます。

うんちの中に白いツブツブが含まれていることもありますが、これは母乳やミルクの脂肪分なので問題ないので心配しなくても大丈夫ですよ。

また、ネバネバとした粘液便の場合もあり驚いてしまうこともありますが、これは腸の粘膜が排便されただけなので、病気や体調不良ではないので安心してくださいね。

うんちの色がいつもと違う時は要注意!

ただ、注意しなければいけないのは、生後4ヶ月の赤ちゃんのうんちの色がいつもと違う場合です。

白いときは「胆道閉鎖症」や「ウィルス性急性胃腸炎」、黒いときは「消化管からの出血」などの病気の可能性があります。

うんちの色を確認していつもと違うと感じた時は、赤ちゃんがぐったりしていないか?嘔吐など症状が出ていないか?などを観察して、小児科を受診しましょう。

母子手帳に「うんちの色チェックシート」があるので、参照して医師の診断を受けるようにしてくださいね。

生後4ヶ月│うんちが何日出ないと便秘なの?

4か月の赤ちゃん生後4ヶ月頃の赤ちゃんのうんちの悩みに多いのが、「便秘でもう何日もうんちが出ていないけど、便秘かな…。」という内容です。

先ほどもお話ししましたが、例え何日もうんちが出なくても、赤ちゃんの機嫌がよく、いつもと様子が変わらなければ便秘ではないので大丈夫ですよ!

うんちの回数はその子によって違うので「何日うんちが出ないから便秘」とは言えないのです。

 とは言え、4日以上うんちが出ないとお腹の中にうんちがたくさん溜まっているはずなので、便秘を疑いましょう。

家庭でできる便秘の改善方法

赤ちゃんが便秘になる理由は、「母乳を作るママが便秘気味」、「飲んでいる母乳の量が少ない」、「運動量が少ない」、「腸が未発達」など、様々あります。

生後4ヶ月の赤ちゃんが便秘気味の場合は、すぐに病院に行くのではなく、まず家庭でできる改善方法をためしてみましょう。

  1. お腹を「の」の字にマッサージ
  2. 砂糖水を飲ませる(白湯100mlに砂糖5gを溶かす。)
  3. 綿棒浣腸で排便を促す

どの方法も赤ちゃんの便秘の改善には効果的ですが、特に頑固な便秘には綿棒浣腸が効果を発揮してくれます。

綿棒浣腸のやり方は、ベビー用綿棒にベビーオイルをしみ込ませ、肛門に1cmほど入れて30秒から分程度綿棒を出し入れします。

この綿棒浣腸は特にクセになったりしないので、悩むよりやってあげた方が良いですよ。それでも心配なら、病院で相談してお薬を処方してもらうようにしましょう。

まとめ

4ヶ月の赤ちゃん今回は生後4ヶ月│うんちの回数が減る、硬さが変わったけど大丈夫?と題してお送りしてきましたが、いかがでしたでしょうか?

生後4ヶ月の赤ちゃんのうんちの悩みは少しは解決されましたでしょうか?

日々のうんちの回数や硬さ、色のチェックは、喋れない赤ちゃんの変化を知るためにとても大事なことですよ。

便秘対策については、赤ちゃんの足を持って自転車を漕ぐようにグルグル回す「自転車こぎ運動」や、お風呂上りに保湿クリームを塗りながらお腹を「の」の字にマッサージしたり、日常のコミュニケーションに取り入れることもできますよ!

うんちの回数は、その子のペースがあるので、例え回数が減った場合もあまり心配しすぎなくて大丈夫ですよ。

基本的に生後4ヶ月の赤ちゃんが元気で、機嫌が良いなら便秘を疑わなくても大丈夫ですので安心してくださいね!

 

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