生後4ヶ月を過ぎた頃は、お母さんの母乳の分泌量量が安定し、赤ちゃんも飲むのが上手になる時期と言われています。
その反面、遊び飲みをしたり、飲むのを嫌がったりする赤ちゃんもいて、授乳に手こずることもありますが、授乳間隔はどれくらいで与えるのがいいのでしょうか?
また、母乳を飲むのを嫌がったり、暴れてすぐに口を離してしまったり、おっぱいをバンバン叩かれてしまう原因は、おっぱいが張って飲みづらかったり、授乳の姿勢が嫌だったり、理由は様々のようです。
でも母乳を嫌がるのも一時的なことがほとんどなので、安心してくださいね。
また、今までより授乳の時間が空いてくるので、母乳の量が足りているのかな?と不安に思うママもいますよね。また、母乳量が減ってしまった…。と悩んでいると思います。
今回は、生後4ヶ月│母乳不足の見分け方は?母乳量を増やす方法も紹介します。
生後4ヶ月│母乳不足の見分け方は?
生後4ヶ月のベビーの母乳の授乳量は、完母・混合によって変わってくるので、それぞれ詳しく紹介しますね。
完母(完全母乳)の場合の授乳量
生後4ヶ月のベビーを完母(完全母乳)で育てている場合、どれくらい母乳が出ているかわからず不安に感じているお母さんが多いと思います。
飲む前と後の体重差を測れば授乳量は正確にわかりますが、赤ちゃん用の体重計を用意しないといけないですが、もう今更必要ない…ですよね。
目安として、ミルクだけの場合は1回200ml程度あげる時期ですから、そのくらい出ていれば足りているということになります。
でも、そんなに母乳の授乳量を心配しなくても、母乳は欲しがるだけあげて問題ないので、欲しがったら欲しがっただけ与えてください。
ただいつまでも授乳するとママも疲れてしまいますので、「片方10分まで!」と決めて授乳するとダラダラ飲みがなくなりますよ。
また、生後4ヶ月頃になると赤ちゃんも満腹感がわかるようになる時期なので、ママが制限しなくても自分で途中で飲むのをやめることも多くなるので、その場合は授乳を中断しても大丈夫ですよ!
混合(混合授乳)の場合の授乳量不足の見分け方
生後4ヶ月のベビーを混合(混合授乳)で育てている場合の母乳の授乳量も、ママの母乳の出具合はわからないので、ミルクをどれだけ足したらいいのか?悩みますよね。
母乳の後にミルクをどれくらい足すかは、ママの母乳の分泌量には差があるので様々です。
ただ、母乳をちゃんと飲んでもらうためには、多く足しすぎず40~60mlにしておきましょう。
それでもまたすぐに欲しがったら、母乳は何度あげてもいいですからね。
母乳は与えれば与えるほど分泌量が増えるので、生後4ヶ月の今からでも完母になることだって可能ですよ!
生後4ヶ月の母乳の授乳間隔はどれくらい?
生後4ヶ月になると、授乳間隔がだんだん空いてきて、夜中の授乳が必要なくなる赤ちゃんもいます。
一般的な授乳間隔は1日5~6回、4~5時間ごとです。
ただこれはあくまで目安で、なかには授乳間隔があかず、4ヶ月になっても1日10回以上というママもいます。
授乳間隔があかない、短い場合は、1回の母乳の授乳量が足りていない場合が考えられます。
もし、頻回授乳がつらい場合はまずはミルクを60~80ml足して授乳間隔があくかどうか?様子を見て量を調節してみましょう。
授乳間隔が長いけど大丈夫?
逆に生後4ヶ月の赤ちゃんの授乳間隔が長く、5時間以上たっても欲しがらない子もいて、成長に問題ないのか?心配になってしまうお母さんも多いと思います。
母乳の授乳間隔が短い/長いは赤ちゃんの個性の1つでもあるので、どちらの場合も赤ちゃんが元気そうで体重が増えていれば問題ありませんよ。
赤ちゃんがご機嫌で、欲しがったときにたっぷり母乳を飲んでいるようであれば大丈夫ですよ。
また、生後4か月の赤ちゃんはママに抱っこしてほしくて泣いている場合もあるので、泣いたらまず授乳以外であやすなどして、徐々に1日の授乳のリズムを作っていきましょう。
生後4ヶ月になると母乳量が減るって本当?
生後4ヶ月になると、赤ちゃんの満腹中枢が発達し、母乳を飲む量が急に減ることがあります。
今まではいつまでも母乳を飲んでいたのに、最近乳首をすぐに離してしまうようになった…と悩んでいるお母さんも多いのではないでしょうか。
また、生後4ヶ月になって母乳量が減るもう1つの理由として、授乳中に飲むことに集中できない「遊び飲み」が始まる時期でもあることも考えられます。
そして、トータル的に授乳量が減ってしまう=母乳量の減少に繋がっていることも考えられます。
母乳はよく泉に例えられますよね。出せば出すほど分泌されるので、出す量が減れば母乳量が減るのは仕方ありませんが、まだまだ増やす方法はあるので試してみましょう!
母乳量を増やす方法
生後4ヶ月の赤ちゃんが母乳を飲む量はその子の個性ですので、無理に飲ませる必要はありませんが、母乳量が減るのを防ぎたい!という時は、母乳の分泌量を増やす方法を日常生活の中に取り入れてみましょう。
①おっぱいをたくさん吸わせる
母乳量を減らさずに増やす方法は、とにかくおっぱいをたくさん吸わせるのが一番です。
4時間ごとの授乳にプラスして、赤ちゃんが欲しがるときにあげてみたり、起きている間に長めに吸わせるようにしたり、今までより授乳間隔/回数を増やしてみましょう。
②水分をたくさん摂る
母乳の主成分は水分です。身体の中の水分が不足すると母乳量も減るので、水分補給が必要となりますが、この時に気をつけたいのは「身体を冷やさない」ということです。
むやみに冷たい水やジュースを飲むと余計に母乳量が減ることになりかねないので、水分補給をする場合は、温かいスープや飲み物でを飲むようにしましょう。母乳量を増やすハーブティーも販売されているのでおすすめですよ!
③疲労をためないようにお昼寝する
母乳の分泌量はお母さんのホルモンバランスだけでなく、疲労やストレスにも大きく影響を受けて減ることもあります。
生後4ヶ月の赤ちゃんが夜なかなか寝てくれない、夜中の頻回授乳で疲れが取れない…。
そんな時は、疲労をためないように赤ちゃんと一緒にお昼寝をするようにしましょう。無理をしないことは母乳を増やす方法の1つですよ!
④母乳外来に相談する
母乳外来は母乳量を増やすためのマッサージをしてくれたり、授乳に関する悩みを相談できる場所なので、母乳育児に悩んだら母乳外来に相談してみましょう。
私も母乳量が減ってしまった時に、母乳外来でおっぱいをマッサージしてもらった経験がありますが、1時間程度のマッサージで母乳量が増えて驚きましたよ!
さすが母乳のプロのマッサージは効果的でしたし、悩みを相談できて安心しのたので、お近くにある場合は是非行ってみて下さいね。
まとめ
生後4ヶ月│母乳不足の見分け方は?母乳量を増やす方法も紹介!と題してお送りしてきましたが、いかがでしたでしょうか?
生後4ヶ月の赤ちゃんを母乳で育てている場合、完母、混合どちらであっても、どのくらい母乳が出ているのか?足りているのか?なかなかわからず心配になりますよね。
この記事で紹介した母乳の授乳間隔や授乳量などはあくまで1つの目安で、赤ちゃんの飲む量もその子によって様々です。
生後4ヶ月になると、手足をバタバタさせてよく動くようになるので、体重も今までのように増えなくなりますが、赤ちゃんが機嫌よく、体重が1日15~20g増えていれば問題ないので安心してくださいね。
地域によって違いますが、生後4ヶ月ごろは健康診査もありますよね。気になるようでしたら、その時に保健師さんに相談してみてくださいね!
少し細めかな?太めかな?と思っても、その子の個性と考えて、のんびり構えて楽しく育児をしてくださいね。応援していますよ☆
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