生後4ヶ月になるとほとんどの赤ちゃんは首が座り、頭を左右自由に動かすことができるようになり、視界も広がるので、周りをキョロキョロと見まわしたりおもちゃをつかんて遊べるようになります。
この頃の赤ちゃんは、近くにあるものに手を伸ばして掴んで口に入れる行動が見られますがが、なかにはおもちゃに興味を示さない、手でつかまない子もいます。
握りやすいガラガラを買ったのに、全くおもちゃをつかまない…。おもちゃを持たせてもすぐに飽きるみたいで遊ばない…。など、悩んでいるママもいると思います。
ネットで調べていくうちに、「赤ちゃんがおもちゃをつかまないと、知的に問題がある可能性がある」という記事を目にすると、不安でたまらなくなりますよね。
そこで今回は、生後4ヶ月 おもちゃをつかまないけど大丈夫?興味の引き出し方、知育玩具を紹介していくので参考にしてくださいね。
生後4ヶ月│おもちゃをつかまないけど大丈夫?
育児書などには「生後4ヶ月になると、自分でおもちゃに手を伸ばして遊べるようになります」と書かれていることが多く、赤ちゃんが自分でおもちゃを手でつかんで遊ぶのを心待ちにしていた!という方もいると思います。
でも、赤ちゃんにおもちゃを見せたり、音を鳴らしてみたり、近くに置いてみても手を伸ばさないどころか、つかまない、興味がないみたいで見向きもしない…ということもありますよね。
はじめのうちは気にいていなくても「もう一人遊びができる月齢なのに、おもちゃに手を伸ばさないのは発達が遅れているのかな?」と気になりネットで調べるお母さんも多いと思います。
そして「おもちゃに手を伸ばさないのは知的に問題がある可能性も」という記事を目にしてしまうと、「もしかして発達障害?自閉症??」など心配になってしまいますよね。
では、生後4ヶ月の赤ちゃんがおもちゃに手を伸ばさない、手でつかまないと、知的に問題があったり、発達障害の可能性があるのでしょうか?
おもちゃに興味を持つ時期にも個性がある!?
結論から言うと、生後4ヶ月の赤ちゃんがおもちゃに手を伸ばさない、興味がないのは知的に問題があったり、発達障害の可能性がある、というのはほとんどの場合あてはまらないので安心してください。
この頃の赤ちゃんは、まだできることが少なくて当たり前ですし、おもちゃに興味を持つ時期にも個人差があるので、心配しなくても大丈夫ですよ。
赤ちゃんの目の前で、「こうやって遊ぶんだよ」とおもちゃを振ったりしてあげてください。大人が楽しそうにしていると、赤ちゃんも楽しくなって、そのうち真似をしてくれるようになりますよ!
また、赤ちゃんはとっても飽るのが早いので、「せっかく買ったおもちゃですぐ遊ばなくなった…」なんてこともあります。
これはしょうがないことなので、月齢に合ったおもちゃをその都度用意するか、なるべく手作りでお金をかけないようにしたいですね。
生後4ヶ月│手作りのおもちゃで興味を引き出す方法
おもちゃに手を伸ばさない、興味がない、飽きることが多い生後4ヶ月の赤ちゃんには、手作りのおもちゃを使って興味を引き出してあげる方法があります。
おもちゃを手作りする、というと難しいイメージがあるかもしれませんが、自宅にある材料で簡単に作ることができるおもちゃを紹介するので是非作ってみてくださいね。
①手作りおもちゃの定番!ガラガラ
まず、おもちゃに手を伸ばさない生後4ヶ月の赤ちゃんにおすすめのおもちゃの手作りアイテムは「ガラガラ」です。
①ペットボトルを洗ってよく乾かします。
②中にビーズやボタン、小さな鈴などを入れます。
③中に入れたビーズやボタンが外に出てしまうのを防ぐため、ペットボトルの口はテープでしっかり塞ぐいで完成です。
赤ちゃんの前で振って音を出してあげると、そのうち真似してできるようになりますよ!
②牛乳パックでおもちゃを手作り!
牛乳パックで「パクパク」おもちゃを手作りしてみましょう。おもちゃに手を伸ばさない赤ちゃんでも、ついつい手を伸ばしてしまうかも!?
①牛乳パックを綺麗に洗って乾かし、注ぎ口の方から角に向かってハサミを入れて底から10cmくらいのところまで切り込みを入れていきます。
②向かい側の角も同じようにハサミで切り込みをいれ、切り込みが左右にくるようにして手で切り込みを入れた部分をつぶします。
③つぶした部分を切れ目の部分で牛乳パックの内側が外側にくるように折り曲げます。
④反対側も同じように折り曲げたら、牛乳パックの真ん中の部分が口になるようにしてお好みのイラストを描き、余分な部分を切り取って完成です!
生後4ヶ月の赤ちゃんの興味が引きやすい、鮮やかな色を使って動物などの絵を書き「パクパクだよー」と目の前で動かして遊んであげてくださいね。
③柔らかいフェルトでおもちゃを手作りしよう!
柔らかくい感触のフェルトは、生後4ヶ月の赤ちゃんの手作りおもちゃにピッタリです。お裁縫が上手じゃなくても、手縫いでにぎにぎを作ることができるので、ぜひ作ってみましょう!
①お好みの色のフェルトを用意し、まずフリーハンドで油性マジックでお好みのにぎにぎの形を書きます。(月形や、真ん中に持ち手用の穴があるイラストがおすすめです。)
②書いたイラストより一回り大きくハサミでフェルトを裁ったものを2枚用意します。
③2枚のフェルトをまち針で留めて、端から縫い合わせていき、残り1.5cmくらいのところで生地を表に返し隙間から綿を入れます。(あれば鈴も入れると音が鳴るようになりますよ!)
④綿を入れたら、最後に口を閉じて完成です。
生後4ヶ月の赤ちゃんの手にピッタリのサイズのにぎにぎなら、おもちゃに手を伸ばさない子も興味を示してくれるかもしれないですよ!
生後4ヶ月│赤ちゃんにぴったりの知育おもちゃは?
知育おもちゃは遊びながら指先や頭脳の発達を促してくれるおもちゃで、積み木、ブロック、絵本などが人気ですが、まだ生後4ヶ月の赤ちゃんはブロックで何かを作ったり、絵本の内容を理解することはできません。
そんな赤ちゃんに、おすすめの知育玩具は楽しいしかけがいっぱい詰まった「布絵本」です。
これは、読むというよりも見たり触ったりするための布製の絵本で、触るとシャカシャカと音がします。
軽いので持ち上げることもでき、紙の本のように破れません。本をめくる動作を覚えることもできますよ!
ランキングで人気の知育玩具は何?
生後4ヶ月の赤ちゃんにおすすめの知育玩具で、ランキングでも常に上位に入っているのが、「オーボール」です。
こちらは網目状のやわらかいボールのおもちゃで、網目になっているので掴みやすく、紐を通してベビーカーに付けているのもよく見かけますね。
最初は掴んで口に入れたりするだけかもしれませんが、そのうち転がす、振る、投げるなど、様々な遊び方ができるようにり長く使えるので、ランキングでも人気のアイテムです。
ひとり遊びを促すベビージムも人気!
また、「ベビージム」も知育玩具のランキングの上位に張っているおもちゃで、ひとり遊びを促してくれる効果もあるんですよ。
赤ちゃんが興味を示しそうなマスコットなどのおもちゃがたくさんぶら下がっていて、「楽しそうにひとり遊びをしてくれるから助かる」というママの声も。
音が鳴るなどの仕掛けもあるので、生後4ヶ月の赤ちゃんの五感を刺激してくれる知育玩具でもあります。しっかりした作りのものなら、つかまり立ちの練習にも役立ちますよ!
まとめ
今回は生後4ヶ月│おもちゃをつかまないけど大丈夫?興味の引き出し方と題してお送りしてきましたが、いかがでしたでしょうか?
生後4ヶ月の赤ちゃんは好奇心の塊ですが、なかには「おもちゃに手を伸ばさない、つかまない…。」「興味がない、すぐに飽きる」という子もたくさんいます。
そんな時は、カサカサと音がするビニール袋やタオルなど、周りにあるものや、おもちゃを手作りして興味を引き出してみましょう。
赤ちゃんにとっては、全てがおもちゃみたいなものなので、ペットボトルや牛乳パック、フェルトなど、身近なもので手作りしてみてくださいね。
意外と、買ったおもちゃより活躍してくれたりしますよ!
生後4ヶ月の赤ちゃんは色々な動きができるようにり、思わぬ危険な行動をすることもあるので、おもちゃで遊んでいるときも、なるべく目を離さないようにしてくださいね。
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