生後3ヶ月│人見知りが始まるって本当!?早すぎるのは自閉症?

3ヶ月の赤ちゃん

生後3ヶ月頃になってくると「もう人見知りが始まったみたい…。」という悩みをもつお母さんが増えてきます。

例えばママじゃないとダメ、 パパでは泣き止まない、祖父母に会うと泣いてしまう、など今までは誰に会っても大丈夫だったのに、突然ママ以外の人に会うと泣きだしてしまう…

また、特定の人に会うと泣く事や、人見知りだけではなく、場所見知りが酷くなってきた、いうようなこともあると思います。

ですが、「まだ生後3ヶ月なのにもう人見知りが始まるの?早すぎない?」と言われたり、逆に「人見知りしないと自閉症の可能性も…。」と言われると心配になってしまいますよね。

そこで今回は生後3ヶ月の赤ちゃんの人見知りについて紹介していきます。

生後3ヶ月│人見知りするものなの?

赤ちゃんの人見知りが始まる時期には個人差がありますが、一般的に生後6ヶ月頃~人見知りや場所見知りが始まることが多いとされていますよね。

私は人の子育て経験がありますが、 生後3ヶ月の頃に人見知りをしていたという経験がないため、色々と調べてみたり友人に聞いてみたりして調べてみました。

その結果、どうやらこの時期の赤ちゃんはまだ「好き嫌い」という認知に対して未熟な為、この時期にママ以外の人が嫌がるのは「まだ人見知りの準備段階」というのが一般的な考えとなっているようです。

ではなぜ、生後3ヶ月頃から「人見知り」「場所見知り」と呼ばれるような状態と同じことになってしまうのかというと、ママへの愛着が強くなっていることが考えられます。

生後3ヶ月頃になってくると、赤ちゃんの中でママと赤ちゃんの心と心のつながりを作る準備が始まっている、ということが「人見知り」「場所見知り」影響しているようです。

本格的な人見知りの準備段階!?

これはアタッチメントと呼ばれており、生後6ヶ月ぐらいから形成され始めるため、多くの子はこの時期から人見知りが始まる子が多いとされています。

しかし、生後3ヶ月くらいになってくるとママに構ってもらいたい、 ママに抱っこしてもらいたい、ママに側にいて欲しいなどという気持ちを待つようになってきます。

そして、ママが離れることで泣いてしまったり、祖父母などが孫が可愛くて抱っこしようと思っても「ママじゃない!」と、泣いてしまうことがあるのです。

パパ見知り・場所見知りはどうして?

そして「パパ見知り」という言葉もあるように、普段なかなか赤ちゃんと触れ合う時間が少ないパパの顔を見たり、抱かれたりすると大泣きしてしまうこともあります。

赤ちゃんと触れ合いたのに、抱っこしようとしても反り返ってギャン泣きされてしまうとガッカリしてしまいますよね。

でも、パパ見知りも一過性のものなので無理強いをさせないことが大切です。

場所見知りについても、いつも過ごしているお家に愛着を持てるようになった証拠なので、この時期は無理に色々な場所に連れ出そうとせず、安心できる場所で過ごさせてあげてくださいね。

生後3ヶ月の時期は、まだ本格的な人見知りになっているわけではないので、この段階で対策をしておきたいものですよね…。

生後3ヶ月 人見知りの対処法は何かある?

3ヶ月の赤ちゃん生後3ヶ月の時期でもママじゃないとダメという、人見知りのようなことがあると思いますが、酷くならないための対処法は何かあるのでしょうか?

「人に慣らさないから人見知り、場所に慣らさないから場所見知りするんだから、外に連れ出して色々な場所と人に慣らした方がいい!」

と特に年配の方に言われることもあるかと思いますが、実はこれは間違った対処法です。

ただでさえ、ママでないとダメな時期なので、例え誰かに会って泣いてしまったとしても、「人に慣らすため」と、無理やりママ以外の人に顔を合わさせたり、抱っこさせたりするなどすると、余計に人見知りや場所見知りが酷くなってしまいます。

生後3ヶ月の赤ちゃんの気持ちを汲んで、決して無理をさせないことが大切なんですよ。

泣いてしまったらママが抱っこが基本

人見知りの対処法としては、もしママ以外の人が赤ちゃんを抱っこした時に泣いてしまったりする場合は、 優しくママが抱っこしてあげて安心させてあげるのが一番です。

また、「どうしたの!?びっくりしたの?」とママが過度な反応をしてしまうと、赤ちゃんの人見知りの傾向が強まるとも言われています。

もし人見知りのように泣くようなことがあっても、普段通りに赤ちゃんに接してあげてくだることも大切です。

優しく語りかけて安心させてあげよう

生後3ヶ月の赤ちゃんが人見知りをした時には、「優しい人だよ」「(赤ちゃんの名前 )が大好きなんだよ」などと優しく語りかけるようにしましょう。

赤ちゃんの人見知りはすぐに直すという方法はないため、 ゆっくりと時間をかけてママ以外の人にも慣れさせていくしか方法がありませんが、無理は禁物です。

たとえ人見知りや場所見知りをして泣いてしまっても、ママが深刻な顔になったりせず、 ニコニコしながら「みんな安全な人たちなんだよ」ということを優しく語りかけながら落ち着くのを待つようにしましょう。

生後3ヶ月から始まる人見知りは、いつまで続くかは個人差がありますが、いずれ治まるものなので「今だけ」と捉えて赤ちゃんの気持ちに寄り添ってあげてくださいね。

人見知りをしないのは自閉症?

笑顔の男の子の赤ちゃん生後3ヶ月頃から人見知りが始まる子もいるますが、月齢が上がっていても赤ちゃんの中には人見知りをしない子もいます。

あまり人見知りをしないと、赤ちゃんの発達障害や自閉症について考える両親もいますが、実際に発達障害や自閉症の診断に人見知りは判断基準となっていないので安心してくださいね。

この時期に人見知りをしなくても特に問題はないので、心配しすぎなくても大丈夫ですよ。

人見知りにも個人差がある!?

赤ちゃんが人見知りをしないのは、 赤ちゃんの生まれ持った性格や生まれてから過ごしている環境が影響すると言われています。

赤ちゃんが普段からたくさんの人と会う機会があったり、大家族であったり、きょうだいが多い環境で育った赤ちゃんはあまり人見知り・場所見知りをしないこともあるようです。

とは言え、いつも沢山の人と接してきた赤ちゃんでも人見知りをすることもあり、人見知り・場所見知りにも個人差が大きく出てくるものなんですよ。

このように「人見知りをしない」というだけでは発達障害や自閉症の特徴、兆候があるとは言えないので、あまり深く考えないようにしましょう。

まとめ

3ヶ月の赤ちゃんいかがでしたか?生後3ヶ月頃から始まることもある人見知り・場所見知りに似た症状についての悩みは少しは解決されたでしょうかされたでしょうか?

先ほどからお話ししているように、人見知り・場所見知りには個人差が大きく、私は3人のの子育てをしていますが、3人とも人見知りが始まる時期はバラバラでした。

「パパはダメだけど祖父母はOK」「祖父母はダメだけど、叔父さんならOK」だったり、特定の人だけに泣く事もありましたよ。

赤ちゃんの人見知りが始まると、ママは外出が億劫になったり、対応が大変になってしまうこともあると思います。

そんな時は、家族の方の協力をもらいながらママ一人で抱え込まずに、「人見知りも赤ちゃんの成長の1つ」と捉えて、暖かく見守ってあげるようにしてくださいね。

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