生後10ヶ月にもなると、毎日出来ることも増えていき、いろいろな面で成長を感じることがあると思います。
生後9ヶ月を目安に離乳食を1日3回になり、1ヶ月程経過して生後10ヶ月を迎える頃には段々と3回食のリズムもできてきたのではないでしょうか?
とは言えこの時期は、離乳食の食べムラがあったり、離乳食を嫌がるだけでなく、食べている最中に泣く子もいてママを悩ませていると思います。
そこで今回は、生後10ヶ月の子が離乳食の時に泣く、嫌がる時の進め方や食べてくれない時の対処方法をに紹介していきたいと思います。
生後10ヶ月│離乳食の時に泣く場合の対処方法
これまで離乳食をパクパク食べてくれていたのに、生後10ヶ月程になると食べていたものまで食べてくれなくなった!急に泣くようになった!ということがよくあります。
「離乳食を食べないだけでなく、泣くのはどうして?」と悩む方も多いと思いますが、これはちょうどこの時期から味覚や好みがはっきり分かるようになってくるからです。
そしで、食感が嫌だったり味が嫌だったり色々な理由で離乳食を食べなくなったり、泣くことが増えてしまうのです。
せっかくメニューを考えて離乳食を作ったのに食べないことが続くと、イライラしてしまったり、体重が増えてくれず不安になってしまうこともありますよね。
そんな時は、まずは離乳食を少し前に戻して、トロトロにしてみるなど、食感を変えてあげるようにしてみましょう。
離乳食を食べない時はフォローアップミルクが◎
成長盛りの生後10ヶ月の赤ちゃんが離乳食を全然食べなかったり、泣くことが増えて少ししか食べないと、体重増加も停滞してしまいますし、栄養面で心配になってしまいますよね。
離乳食を無理やり食べさせようとしたり、食べないことにママがイライラすると赤ちゃんは余計に離乳食嫌いになってしまいます。
そんな時は、フォローアップミルクを取り入れながら、少しでも食べてくれたら良し!くらいの気持ちでいるといいですよ。
また、離乳食後期は主食が離乳食となるため、これまでよりミルクや母乳の量が減ってしまいますよね。
離乳食だけでは、水分不足になってしまうため、ミルクや母乳だけではなくお茶など水分補給がしっかりできる状態にしておきましょう。
生後10ヶ月│離乳食はどれくらいの量が平均的?
生後10ヶ月の赤ちゃんの主食の量の目安として、子供茶碗に軽く1杯(80g程)です。
また、野菜や果物は合わせて40g、お肉や魚、豆腐や卵、乳製品のどれか1つを合わせるようになります。
ある程度食材も使わなければ、栄養が偏ってしまうことから、離乳食作りも大変になってきますよね。
そこで、生後10ヶ月頃には手で物を掴めるようになってくるので、積極的に手づかみできる離乳食作りをしてみましょう。
次に、手づかみ食べができて、バランスのよい1食を例にしてみたいと思います。
手づかみ離乳食のメニュー例
生後10ヶ月の赤ちゃんにおすすめの手づかみ離乳食メニューの例を紹介するので、参考にしてみてくださいね。
おにぎりとナゲットとフルーツヨーグルト
小さな丸いおにぎりにすると、手づかみでも食べやすくなります。また、おにぎりにほぐしたお魚を混ぜてあげるといいですね。
そして、ナゲットは鶏肉と豆腐と自宅にある野菜をみじん切りにして良く捏ねて焼くだけです。
デザートにフルーツを食べやすい大きさにしたものをそのまま出したり、ヨーグルトと混ぜてもいいですね。
必要な栄養の量を守ろうと思うと、何品も作らなければいけなくなりますが、このようなメニューにすることで、メニューを増やさなくてもバランスよく栄養を摂ることができますよ。
また味付けは、出汁などを使った風味付程度で、食材そのものの味を味わうことが出来るようにしてあげましょう。
生後10ヶ月│離乳食スケジュールの例は?
赤ちゃんがいつから離乳食を始めたのか、また離乳食の進み具合も、個人差があることなのですが、目安としては生後10ヶ月には離乳食後期になり3回食をスタートする時期です。
3回食とは、大人と同じように朝食、昼食、夕食として食べるようになり、いろいろな物が食べられるようになります。
そして、これまでは母乳やミルクが栄養摂取の中心でしたが、この時期からは食事から栄養の半分は摂るようになるのです。
現在、離乳食の進み具合が遅れていたりしている方も、徐々に食材を増やしたりしてステップアップしてみましょう。
離乳食後期の離乳食スケジュール例
私のが子供が生後10ヶ月の頃の離乳食スケジュールを紹介します。
- 朝7時~ 離乳食+ミルク
- 10時~ おやつの時間
(小さいおにぎりやヨーグルトなど、栄養摂取の補助) - 12時~ 離乳食+ミルク
- 15時~ おやつの時間
(朝と同じように) - 18時~ 離乳食+ミルク
- 20時~ ミルク
このようなスケジュールを意識しながら、離乳食後期を過ごしていましたよ。
1日の食事だけでは栄養分が足りないこともあるため、離乳食の合間のおやつの時間には、お菓子ではなく軽食を準備して、なるべくバランスよくなるように調整することも大切です。
また、この時期は鉄分が不足しがちになりやすいので、赤身のお肉やレバーなども積極的に離乳食に取り入れてみましょう!
まとめ
今回は生後10ヶ月│離乳食の時に泣く時の対処法!量の目安はどれくらい?と題してお送りしてきましたが、いかがでしたでしょうか?
赤ちゃんの成長具合や、離乳食の進み具合も個人差があり、他の子と比べて遅れを感じると不安になってしまいますよね。
生後10ヶ月の子の目安として紹介しましたか、あくまでも目安として、参考にしながら赤ちゃんのペースを合わせて離乳食を進めていきましょう。
そして、離乳食をメインに栄養摂取をしますが、赤ちゃんによってはなかなか離乳食を食べてくれない時もありますが、無理矢理食べさせるのではなく、フォローアップミルクを取り入れながら、気長に付き合っていきましょう。
生後10ヶ月の赤ちゃんの離乳食の進め方で悩んだり、食べない事にイライラしてしまったりすることがあるかもしれませんが、楽しい食事の時間にしてくださいね!
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