生後8ヶ月になると、ハイハイやつかまり立ちができるようになり、自分の体を動かせるようになることで行動範囲が広がってきますね。
でも、疲れているはずなのに睡眠時間が短い、夜中に何度も起きる、夜泣きが酷い…。という赤ちゃんもいて、困っているママも多いのではないでしょうか?
新しいものに興味を持ち始めたり、日常生活の中でたくさんの刺激を受けることが増えてくる時期なので、様々なことが原因で夜泣きをする赤ちゃんも珍しくありません。
「どうして夜中に何度も起きるの?」「いつになったら夜泣きが治まるの?」「ネントレ・夜間断乳をすべき?」など、悩んでしまいますよね。
そこで今回は、生後8ヶ月の赤ちゃんの睡眠時間が短い、夜中に何度も起きる、夜泣きがひどい場合の対処法と、ネントレ・夜間断乳の方法について紹介します。
生後8ヶ月│睡眠が短い!どうすれば良いの?
「うちの子は昼寝が短い…。」「すぐ起きてしまう…。」と悩んでいる生後8ヶ月の赤ちゃんをお持ちのママもたくさんいますよね。
この頃になるとまとめて眠る子もいるのに、どうして寝ないのでしょうか?そんな時は眠る時の環境を見直してみてください。
- おっぱいやミルク、お腹が空いていませんか?
- 部屋の温度・暗さ(明るさ)は快適ですか?
- おむつが濡れていませんか?
また先ほど挙げたように、興奮状態のまま眠りについても良い睡眠がとりにくく、睡眠が短いこともあります。
昼寝の直前に、激しい遊びや刺激になることをしない!ということも赤ちゃんをグッスリ寝かせてあげるポイントになってきます。
決まった時間に寝かせることも大切
また、保育園に行き始めた赤ちゃんで、最初は30分しかお昼寝をしなくても、生活に慣れていくと2時間寝るようになります。
毎日決まった時間にお昼寝をする、夜寝かせるということは、生後8ヶ月の赤ちゃんの生活リズムを整える上でもとても大事なことなんですよ。
また、あまりにも寝ない子には「ネントレ」をしてみてはいかがでしょうか?ネントレには色々な方法がありますが、授乳と睡眠を分けることが基本で、生後8ヶ月頃から始めるのが最適です。
ネントレを始めると最初のうちは大変ですが、子供も親も良いことばかりになるので、睡眠時間が短い…とお悩みの場合はチャレンジしてみるのも1つの手ですよ。
生後8ヶ月│睡眠時間の平均はどれくらい?
生後8ヶ月の赤ちゃんの理想の睡眠時間の平均は10時間+お昼寝2~3時間で、トータル13時間ぐらいでになります。
午後のお昼寝は3~4時前までに起きることがベスト時間です。それ以降の、夕方の昼寝は夜の就寝時間に影響することからなるべく控え、起こしてあげるようにしましょう。
寝る時間は19時~21時くらいが最適で、例えば19時に寝かしつけをするのであれば、8時まで寝るということになります。
とは言っても、赤ちゃんの睡眠時間には個性があるので、生後8ヶ月になってもまとめて寝ない子、睡眠時間が短い子・長い子がいて当然のことなんですよ。
起きていられる時間は2.5~3.5時間
また、生後8ヶ月の赤ちゃんが起きていられる時間は2.5時間、長くて3.5時間程度です。
まだ意外と短いですよね!
眠すぎるとハイテンションになってしまう赤ちゃんもいて、「眠いはずなのに元気なのはどうして?」と不思議に思うこともあると思います。
これは、眠いのを通り越して興奮状態になっているので、いくら疲れて眠い状況でも、寝かしつけが大変になってしまいます。
先ほどもお話ししましたが、赤ちゃんの睡眠時間には個人差があるので、日々の様子から、その子にあった時間を見つけ出して見てくださいね。
生後8ヶ月│夜何度も起きる!夜泣きがひどい時はどうする?
生後8ヶ月にもなったら、夜中はぐっすり寝てくれると思っていたのに、赤ちゃんの夜泣きに悩まされてるお母さんも少なくないはずです。
赤ちゃんが何をしても泣きやまない為、お母さんはイライラしてストレスが溜まったり、寝不足になったりするのでつらいですよね。
夜何度も起きる、夜泣きの原因は様々ですが、このような原因が考えられます。
- お腹が空いている
- お腹が痛い(便秘)
- 寒い・暑い
- 興奮状態、
- 昼間の生活リズムの乱れ
こういった理由に当てはまらないのに夜何度も起きたり、夜泣きをされてしまうと、どうしたらいいの?と悩んでしまいますよね。
また、実は夜泣きだと思っていたけど寝ぼけているだけだった!ということもあるので、夜中に泣き始めてもしばらく放置して様子を見るようにしましょう。
生後8ヶ月の赤ちゃんが寝ぼけていて泣いている時は、少し放っておくと勝手に泣き止むことがあります。
逆に、完全に寝ぼけて抱っこをしても話しかけても泣いている場合は、明るい場所で一度起こしてみましょう。そこから寝かしつけるとすんなりと寝てくれることが多いですよ。
夜間断乳も夜泣き対策として有効!
また、「夜間断乳」も夜中に何度も起きる、夜泣きがひどい生後8ヶ月の赤ちゃんにおすすめの方法です。
昼間は母乳やミルクを飲んでいますが、この頃になると基本的に夜の授乳は要らない時期になってきます。
赤ちゃんが夜間授乳を求めるのは、お腹がすいている訳ではなく、安心材料が欲しくて泣いて夜中に母乳・ミルクを欲しがる傾向にあるだけのことが多いので、夜間の授乳を一切やめてみましょう。
はじめのうちは夜間授乳を求めて数日間泣くので、ママの負担は大きいですが、一週間も経つと夜間授乳を求めずに朝まで寝てくれるようになることがあり、夜間断乳ができるようになりますよ。
しかし、これには赤ちゃんと親のタイミングがありますから、一週間続けても上手くいかない場合もありますので、様子を見ながらチャレンジしてみてくださいね!
まとめ
今回は生後8ヶ月│睡眠時間が短いのはどうして?ネントレ・夜間断乳とは?と題してお送りしてきましたが、いかがでしたでしょうか?
生後8ヶ月の赤ちゃんは、夜泣きがひどくなったり、睡眠時間が短くなったり、逆にずっと寝てばかりだったり様々です。
赤ちゃんだけでなく、お母さんにとっても睡眠はとても大事なもので、睡眠が上手に撮れていないと、それぞれの負担、そしてストレスになってしまいますよね。
夜中に何度も起きる、夜泣きが続く時は、先ほど紹介したネントレや夜間断乳を試してみて、赤ちゃんがグッスリ眠れて良質の睡眠を与えてあげることが家族みんなへの良い暮らしに繋がっていきますね。
「ネントレ」や「夜間断乳」は夜泣き防止効果は高いですが、初めは赤ちゃんがすごく泣くので、お母さんも家族も大変だと思いますが成功するとすんなりと睡りにつくことができます。
欧米などでは、赤ちゃんのころから一人で寝ることが当たり前なので、この方式が行われているので、生後8ヶ月の赤ちゃんの夜泣き対策としてチャレンジしてみてくださいね!
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