生後1ヶ月うんちの回数と色は?便の状態で健康状態を確認する方法

おむつ

生後1ヶ月の赤ちゃんは、まだ授乳もおむつ替えも頻繁で大変な時期ですが、育児に少し離れてきた頃ではないでしょうか。

毎日当たり前のようにしているオムツ替えの時、うんちの回数や色が気になることもありますよね。

うんちの回数や色は、赤ちゃんの健康のバロメーターとも言えるくらい重要なチェックポイントなので、おむつを交換する際は必ず確認することが大切なんですよ!

また、生後1ヶ月の赤ちゃんが便秘気味、ということもよくあることですが、どんな対処法がいいのでしょうか?

今回は、生後1ヶ月の赤ちゃんのうんちの回数や色、便秘になった時の対処法について調べてまとめてみましたので是非、参考にしてみてくださいね。

生後1か月 うんちの回数ってどのくらい?

新生児のうちはうんちの回数が多いので、個人差はありますが1日5~10回の排便がありましたよね。

でも、「生後一か月になって急にうんちの回数が少ない日が増えてきた…。」「1日1回しかうんちをしなくなった…便秘?」と悩んでいるママさんも多いのではないでしょうか?

あんなに多いうんちの回数だったのに、急に少ないとなると「うちの子便秘になったのかな?」と心配になりますよね。

しかし、生後1ヶ月の赤ちゃんのうんちの回数が少ないのは、きちんとした理由があるのですよ。

うんちの回数が少ないのはどうして?

生後1ヶ月のベビーのうんちの回数が少ないことが多くなった理由は、腸の消化機能が発達し始めてきたからといわれています。

この頃から、だんだんうんちの回数が減ってくる子が多い傾向があり、生後1ヶ月のうんちの回数の目安としては、一日に「5~7回」が平均的な回数です。

赤ちゃんにも個人差があるので、これよりも回数が多い場合もあれば少ない場合もあります。

少なくても、1日1回でていれば心配しなくて大丈夫ですよ。

うんちの回数が少ない場合の対処法

生後1ヶ月のベビーのうんちの回数が少ない場合は、水分補給を多めにしたり、綿棒で刺激してあげることで排便を促してあげましょう。

先ほどもお話ししましたが、赤ちゃんの排便リズムにも個人差があります。

うんちの回数が少ない、1日1回しか出なくても、ご機嫌が良くてミルクをよく飲むようなら便秘を心配しなくても大丈夫ですよ!

それでも心配な場合は、かかりつけの小児科などに相談してみてくださいね。

生後1ヶ月 うんちの色は何色が正常?

おむつ姿の赤ちゃん生後1ヶ月の赤ちゃんのうんちの色は、大人の色と違って緑色っぽくて不思議な感じが為ますよね。

うんちの色は、健康状態を知る上でもとても重要な観察項目の1つで、うんちの色によっては、正常な場合と注意しなければいけない色があります。

生後1ヶ月の赤ちゃんの正常な場合のうんちの色は、「深緑のうんち」「黄色いうんち」です。

一般的には黄褐色ですが、緑色のうんちが出る場合もあり、驚いてしまいますよね。

緑色のうんちがでるのは、胆汁が酸化したのが原因で体調が悪いからではないので、心配しなくても大丈夫ですよ!

白っぽい色・黒っぽい色のうんちは要注意!

逆に注意しなければならないうんちの色は、「白っぽい色のうんち」「黒いうんち」「血が混じっている赤いうんち」です。

白いうんちの場合に考えられる症状
胆道閉鎖症などの先天性の病気
・肝臓の炎症

黒いうんちの場合に考えられる症状
・胃や十二指腸からの出血の可能性
・胃潰瘍

赤いうんちの場合に考えられる症状
・細菌性胃腸炎
・腸重積(ちょうじゅうせき)

白っぽいうんち、黒っぽいうんち、赤いうんちには、これらの可能性が考えられるので注意が必要です。

もし、生後1ヶ月の赤ちゃん~これに該当するうんちが出た場合は、早めに小児科を受診することをおすすめします。

血が混ざっている、粘液便、水っぽい場合も要注意!

また、生後1ヶ月の赤ちゃんのうんちに血が混じっている場合、粘液便、水っぽいさらさらしたうんちが出た場合も注意が必要です。

うんちに血が混じっている場合は、腸炎などの病気が考えられるのですぐに受診する必要があります。

また、粘液便、水っぽいさらさらしたうんちは脱水症状などが考えられるので様子をみて長く続くようであれば、小児科に相談してくださいね。

生後一か月 うんちが出ない場合の対処法

生後1ヶ月の赤ちゃん今までは快便だったのに、生後一か月になってから何日も排便がない…となると、「もしかして便秘かな?」と心配になってしまいますよね。

でも、赤ちゃんの排便ペースにも個人差があるので、「何日うんちがでないから便秘」と決められるわけではないんですよ。

便秘は、その子の排便回数や頻度と比べてから判断することが重要とされていて、いつもよりも回数が減っていたり、お腹が張ってかたい場合は「便秘」の可能性があります。

しかし、便秘の症状がみられても、生後1ヶ月の赤ちゃん自身の機嫌がよく、食欲もあるようならすぐに病院へ行かなくても大丈夫ですよ!

便秘になってしまった場合の対処法

もし、生後1ヶ月の赤ちゃんが何日もうんちがでない、機嫌も悪くておならばかり出る…など、便秘の症状が現れたら、まずは自宅でできる解消方法を試してみましょう。

  1. 入浴後にお腹を「の」の字マッサージする。
  2. 綿棒にベビーローションを染みこませ、肛門の入り口を刺激してあげる。
  3. 水分補給を多めにしてかたいうんちを柔らかくする。

この3つの方法は、家庭でできる便秘の改善方法として効果的ですので、病院に行く前に自宅でできる便秘改善方法を試してみましょう!

いつもと様子が違う場合は病院へ。

しかし、生後1ヶ月の赤ちゃんが何日もうんちがでないだけでなく、いつもと様子が違うようならすぐに病院を受診しましょう。

  • ミルクを飲まない
  • 飲んでもすぐに吐いてしまう
  • 熱がある
  • お腹がパンパンに張っている

このような症状がある場合は、便秘ではなく別の病気の可能性も考えられるので、早めに病院に行くことをおすすめします。

まとめ

いかがでしたか?生後1ヶ月の赤ちゃんのうんちの回数や色で、健康状態を判断できることがわかりましたでしょうか。

うんちの色によっては危険な場合もあるので、毎日オムツ替えをするときは、回数や色にも注意しながら替えるようにしてくださいね。

とは言っても、まだ産まれて一か月ですから、慣れない育児に大変なママも多く、「うんちの色が少し変!」「うんちがかたいみたいで出ない!」と病院へ駆け込むママもたくさんいます。

逆に「うんちのことで病院に行ってもいいのかな?」と躊躇してしまうママもいると思います。

でも、そんな時こそ自分ひとりだけで考え込まずに周りの意見を聞きながら、楽しく子育てしていきましょう。

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