生後1ヶ月指しゃぶりして泣く原因と止めさせ方!歯並びが悪くなるって本当?

指しゃぶりをしている赤ちゃん

生後1ヶ月の赤ちゃんをふと見ると、指しゃぶりをしている…。最初は可愛いなーと思ってい見ていたけれど、あまりに頻繁だと気になってきますよね。

赤ちゃんが指しゃぶりをする原因は、不安感があったり、ストレス・愛情不足を感じ取っているから、というようなことが言われています。

そのため、生後1ヶ月の赤ちゃんが指をしゃぶっているのを見ると、「何か不安やストレスがあるのかな?」「愛情不足に感じているのかな?」などと心配になるお母さんもいると思います。

また、指しゃぶりは将来歯並びが悪くなるとか、出っ歯になるとか聞いたことはないですか?それが本当ならば、やめさせる方法はないのでしょうか。

今回は、生後1ヶ月の赤ちゃんが指しゃぶりをする原因と対処法について詳しく見ていきましょう。

生後1か月指しゃぶりの意味は?泣く原因と理由は?

指しゃぶりをしている赤ちゃん生後1ヶ月の赤ちゃんが指しゃぶりをしながら泣くこともありますが、その原因は何なのでしょうか?

赤ちゃんが指しゃぶりをする原因の1つに「さみしい」という感情が表れることがあります。

ママが家事をしたり、赤ちゃんから少し離れるとその姿が見えなくてさみしくなったりすると、自分で指しゃぶりをして泣くようになります。

これは反射による行動ではなく、自分で「さみしい」という感情を判断して指しゃぶりをするようになったということです。

生後1ヶ月の赤ちゃんが指しゃぶりをするようになったということは、それだけ赤ちゃんの大脳が発達したということを意味しているんですよ。

眠いときに指しゃぶりで落ち着くことも

また、赤ちゃんは眠くなるとグズグズ泣くことがよくありますが、いくら抱っこしても泣き止まないのに、自分の指をしゃぶり始めると泣き止むこともありますよね。

指しゃぶりをすることで気分が落ち着き、そのうちにウトウトと眠ってしまうこともよくあります。

このように、生後1ヶ月の赤ちゃんが指しゃぶりをするのは脳を発達させるための不可欠な行動になっているんですよ。

指しゃぶりが気になるから口から手を離したり、ミトンをして指をガードしてしまうと指先の発達が遅れてしまうこともあるので、指しゃぶりは好きなだけさせてあげてくださいね。

指しゃぶりをするのは愛情不足?

新生児の赤ちゃん生後1ヶ月の赤ちゃんが指しゃぶりをするのは愛情不足なんて言われたりもしますよね。

毎日愛情いっぱいにお世話をしているつもりなのに、そんなことを聞くとショックですよね…。

でも、この時期の指しゃぶり=愛情不足なんてことはないので安心してくださいね。

そもそも、赤ちゃんは、産まれたときから教えなくても口でおっぱいを探す「吸啜反応」(きゅうてつはんのう)と呼ばれるものが身についています。

このことから、赤ちゃんは口に触れるものはなんでもちゅっちゅと吸ってしまう為、指しゃぶりをするという行為につながっているので、愛情不足なんてことはないですよ!

注意しなければいけない指しゃぶりとは?

生後1ヶ月の赤ちゃんにとっては、外の世界は初めて見るものばかりで、自分の手だとしても珍しい物に見えているようで、じっくり眺めていることもありますよね。

自分の手を吸うことも遊びの一環なので、この時期の指しゃぶりは好きなだけさせておいても大丈夫ですよ。

しかし、注意しなければいけない指しゃぶりもあります。

それは、「ゲンコツを吸っている」時。要は、手をグーにした状態で口にくわえている場合と、「泣きながら吸っている」時です。

これらの指しゃぶりをしているときは、あかちゃんが「空腹」であるという証拠なので、この仕草を見かけたら授乳をしてあげてくださいね。

生後1ヶ月 指しゃぶりは歯並びが悪くなるってホント?

新生児の赤ちゃん「指しゃぶりをすることで、歯並びが悪くなる」というのはよく聞く人もいるのではないでしょうか。

生後1ヶ月頃の赤ちゃんの指しゃぶりは、先ほども言ったように「吸啜反応」という産まれたときから備わっている本能によるものです。

この時期に指しゃぶりをしても、まだ歯が生えていないため歯並びに影響するようなことはないとされているので、好きなだけ指しゃぶりをさせてあげましょう。

歯並びに影響する指しゃぶりは2歳頃から

とは言え、「指しゃぶりをすると歯並びが悪くなる」と昔から言われているには、根拠があるはず!ですよね。

歯に影響が出始めるといわれる時期は、乳歯が生えそろうだいたい2歳過ぎからの指しゃぶりを指します。

2歳を過ぎても指しゃぶりをしているという場合はやめさせたほうがいいでしょう。

指しゃぶりをすることは、赤ちゃん自身の脳の発達や、感覚刺激をあたえることにとってもいい効果があるのです。

無理やりやめさせることの方が赤ちゃんの好奇心を抑制することになるので、生後1ヶ月~1歳過ぎまでは放っておいても大丈夫ですよ!

指しゃぶりで遊ばせてOK!

生後1ヶ月のベビーが指しゃぶりをしながらで大人しくしているのなら、少しの間そのまま遊ばせてあげてはいかがでしょうか。

もし、指しゃぶりながら泣くのなら、「さみしい・眠い」など他の感情があるので、抱っこしてちょっと外気に当たってみたりしてもいいですね。

泣くのはすべてお腹がすいたわけではないので、あれこれ試してどうしてもダメならおっぱい、という風にしてみてくださいね。

生後1ヶ月のベビーが指をしゃぶるのは、お腹がすいただけではなく、眠いアピールもあると思うので、心配しなくても大丈夫ですよ。

生後1ヶ月 指しゃぶりをやめさせる方法は?

新生児の赤ちゃん生後1か月の時期での指しゃぶりは遊びの一環でもあるため、無理にやめさせる必要はないとされています。

でも、どうしても歯の影響が心配…。という人のために、指しゃぶりを防止する方法をご紹介したいと思います。

興味のありそうなことに誘ってみよう

生後1ヶ月の赤ちゃんが指しゃぶりをしそうになったら、おもちゃや本で興味を引いてみてください。

そうすることで、関心が指ではなく物に惹かれるので指しゃぶりをしなくなる場合もありますよ。

①手や口を使う機会を増やすようにする

手や口を使う機会を増やす方法とは、たとえば手遊びなどがあります。

赤ちゃんと手遊びをすることで、手や口を使うので指しゃぶりをやめさせることができるのと同時に肌が直接触れ合うことで親子のスキンシップをとることができますよ!

②おしゃぶりを使ってみる

そのほかの手段としては、おしゃぶりなどの指しゃぶり防止グッズを使うことです。

しかし、おしゃぶりも合うこと合わない子といますので、一度試しに使ってみることをおすすめします。

まとめ

1ヶ月の赤ちゃんいかがでしたでしょうか?生後一か月の赤ちゃんの指しゃぶりは遊びの一環で、特に歯並びには影響が出ないので特に心配しなくても大丈夫ですよ。

赤ちゃんの指しゃぶりは、脳の発達にいい効果を促したり、感覚器官に刺激を与えることにもつながるので、悪いことばかりではないのです。

指しゃぶりをしていたら、「遊んでいる」と割り切って、赤ちゃんを見守ってあげましょう。

ただし、指しゃぶりをしながら泣く、げんこつしゃぶりをしている時は空腹の可能性があるので、授乳をしてくださいね。

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