生後10ヶ月になってくると、赤ちゃんの離乳食は3回が定着していき、食事のメインが母乳やミルクから離乳食に変わってきます。
そして、授乳の回数や量もこれまでとは変わってきますよね。
ミルクを飲む量はどれくらいにしたらいい?授乳間隔はどれ位あければいいんだろう?など悩んでしまうこともたくさんありますよね。
また、そろそろ卒乳に向けて授乳回数を減らしたり、夜間授乳をやめようと考えているママも多い時期ですが、どのようにしたらスムーズなのでしょうか?
今回は、生後10ヶ月│授乳回数が減らない場合の対処法!夜間断乳の方法も紹介していきます。
生後10ヶ月│授乳回数が減らない場合の対処法
離乳食もしっかり食べているはずなのに、生後10ヶ月の赤ちゃんの授乳回数が減らない…
離乳食を食べる量が減って授乳量が増えてしまったという悩みをもつママもいると思います。
この時期は、食事に好みも現われるようになるため、離乳食でお腹いっぱいにならずミルクや母乳の方が好みになる子もいて、授乳回数が増えることも…。
また、運動量が増える分お腹がすいて、離乳食もミルク・母乳もガッツリ!になってしまうことがあり、授乳回数の減らし方をどうしたらいいのか?悩んでしまいますよね。
離乳食はまだ食べるようになるための練習なので、例え授乳回数が減らない時も、少しでも離乳食を食べられるのであれば、そんなに心配しなくても大丈夫ですよ。
離乳食と授乳の時間を空けよう
とは言っても、生後10ヶ月の赤ちゃんに離乳食をしっかり食べて貰って、授乳回数を減らすようにしたいですよね。
そんな時は、まずは離乳食と授乳の時間の間隔を空けるようにしましょう。
離乳食の前に授乳をしてしまうと離乳食が沢山食べられなくなってしまうので、食事のメインを離乳食にするためには、次の様な授乳スケジュールを参考にしてみてください。
生後10ヶ月の授乳スケジュール
- 7時半~ 離乳食
- 8時~ ミルク
- 10時~ おやつとお茶
- 11時半~ 離乳食
- 12時~ ミルク
- 15時~ おやつとお茶
- 18時~ 離乳食
- 18時半~ ミルク
- 20時~ミルク
このように離乳食と授乳のスケジュールを立ててみるのもおすすめです。
食事のメインを離乳食にするために、ミルクは食事の後と寝る前、間はミルクではなくお茶などにすると、自然と離乳食の量が増えていき、ミルクの飲む量が減ってきますよ。
生後10ヶ月頃はまだミルクも大好きな時期なので、授乳回数が減らないと悩むこともあると思いますが、心配しすぎず赤ちゃんのペースに合わせながら徐々に減らしていきましょう。
生後10ヶ月│授乳回数の目安は?
生後10ヶ月の赤ちゃんへの授乳は、母乳の場合は1日4~5回、ミルクの場合は1日5回が目安とされています。
生後10ヶ月の赤ちゃんが離乳食を食べる量は個人差があるため、母乳やミルクの量や回数もムラがあります。
例えば、この時期になっても離乳食が進まないときは、母乳の場合もミルクの場合も授乳を減らしてみよう!と言われることもありますよね。
離乳食が進まない場合は、母乳から得られる鉄分などの不足しがちな栄養を摂れるということも意識しながら、離乳食の比重を徐々に増やしていきましょう。
フォローアップミルクは必要?
また、生後9ヶ月以降になると、フォローアップミルクを与えるように勧められることもありますよね。
フォローアップミルクは今まで飲んでいた育児用ミルクと違い、栄養補助の役割のミルクなので、必ず飲ませなければいけないものではありません。
離乳食の食べが悪い、体重が増えないなど、赤ちゃんの成長に不安がある時には、かかりつけ医や保健師などに相談して、フォローアップミルクを取り入れることを考えてもいいでしょう。
フォローアップミルクは甘くて高カロリーなので、むやみに生後10ヶ月の赤ちゃんに飲ませると体重増加の原因となってしまうので注意してくださいね。
生後10ヶ月│夜間授乳をするべき?
生後10ヶ月になると離乳食がメインとなるため、必ず寝る前や夜中のミルクや母乳が必要なわけではありません。
ですが、赤ちゃんによっては夜間授乳が増えた…。ということもあります。
赤ちゃんは離乳食を食べていても授乳をすることで安心できるので、夜泣きや夜中に頻繁に目を覚ましてしまう子には夜間授乳が不必要であるとも言いきれません。
そのため、ママが夜間授乳が辛くないのであれば、無理に夜間断乳をする必要はないですよ。
しかし、夜間授乳が増えるとママも辛いと感じることもあり、そんなときは夜間断乳をしてみてもいいでしょう。
そろそろ夜間断乳すべき?
生後10ヶ月頃の赤ちゃんは、夜泣きや体調不良以外ではあまり夜中に起きることがなくなってきます。
夜間授乳が増えたのは、お腹すいているより、おっぱいやミルクへの依存による夜泣きの可能性があります。
夜間授乳には決まった時間や回数はないので、夜泣きが始まっていたり、離乳食の量が足りてない場合以外は、辛い夜間授乳をする必要はないので夜間断乳にチャレンジしてみましょう。
夜間授乳を減らしたり、夜間断乳をするには夜10時頃に授乳をして、それ以降はいくら泣いても授乳以外の方法であやして寝かしつけをするようにします。
1週間~10日位は泣き続けて大変ですが、突然朝まで寝てくれるようになったら夜間断乳は成功です!
ママの根気が必要になりますが、生後10ヶ月の赤ちゃんとママが朝までぐっすり眠るため、心を鬼にして頑張ってくださいね。
授乳なしでも眠れるネントレをしよう!
生後10ヶ月の時期は依存心が強くなってくるので、添い乳をしたりすることで更に依存が高まってしまうこともあります。
そうなると、夜中に起きてしまった時もおっぱいがないと寝れなくなってしまう可能性があるので、添い乳もそろそろやめ時となります。
寝る前に授乳をして、寝かしつけをする時には、体をトントンしたり優しくさすってあげるなど、ねんねトレーニングを開始してみましょう。
すぐに夜間断乳は難しいかもしれませんが、おっぱいがなくても寝れるようにトレーニングしてあげれば、夜中起きても授乳しなくても寝れるようになりますよ。
まとめ
今回は生後10ヶ月│授乳回数が減らない場合の対処法!夜間断乳の方法もと題してお送りしてきましたが、いかがでしたでしょうか?
生後10ヶ月の赤ちゃんの授乳の悩みについて紹介してきましたが、参考になりましたでしょうか?
この頃の赤ちゃんは離乳食を食べても、まだ母乳やミルクが大好きですが、離乳食がメインになっているこの時期には、必ず授乳しなければいけないものではありません。
いきなり断乳するのは難しいですが、離乳食の量を増やして、食事のメインが離乳食になるように授乳の時間など意識してみてくださいね。
我が子もミルクが大好きでなかなか断乳が出来ませんでしたが、離乳食をメインにミルクも欲しがるだけ与えていましたが、それでも沢山食べるようになり、ミルクの存在感が薄れて段々と減ってきました。
生後10ヶ月の赤ちゃんのペースに合わせて、無理矢理断乳するのではなく、自然と断乳出来るように、授乳スケジュールも是非参考にしてみてくださいね。
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