生後5ヶ月│うんちの回数が減る、出ないのは便秘?改善方法と対処法

生後5ヶ月の赤ちゃん

今までは1日に何回もうんちをしていたり、おむつ交換の回数も多かったと思いますが、 生後5ヶ月頃になってくると1日にうんちをする回数が減る子が増えてきます。

そして、うんちの色や硬さ、においなども変わってきた!と感じているお母さんが多いのではないでしょうか?

「うんちの回数が急に減るのは便秘?」「うんちがでない時はどんな対処法をしたらいいの?」と悩んでしまうこともあると思います。

そこで今回は生後5ヶ月頃の赤ちゃんのうんちが減る理由と、うんちがでない時に家庭でできる対処法についてお話ししていきます。

生後5ヶ月│うんちの回数が減るのはどうして?

生後5ヶ月の赤ちゃん生後5ヶ月になってから急にうんちの回数が減ることがあり、もしかして便秘?と心配になってしまうお母さんはたくさんいるのではないでしょうか?

この頃の赤ちゃんのうんちの回数が減るのは、離乳食をスタートさせたこと、哺乳量が減って体内の水分量が減ることが原因の場合が多くあります。

離乳食をスタートさせる時期はそれぞれですが、離乳食を食べ始めることによって、うんちの状態も母乳やミルクだけの頃と比べて大きく変化していきます。

それが、生後5ヶ月になったらうんちの回数が減る、出なくなった…。という症状に繋がっているのです。

徐々にうんちの回数・状態も戻ってくる!?

生後5ヶ月頃の赤ちゃんのうんちの回数は、1日2~4回程度が平均的な回数です。

新生児の頃と比べると、月齢が上がるごとにうんちの回数は減るのは一般的なことなので、うんちの回数が減ること自体は心配しなくても大丈夫です。

離乳食を始めてすぐは便秘気味になって、うんちの回数や量が減ることがあったり、 軟便になって少し回数が増えたり、逆にうんちが固くなって出ないこともあります。

それは、離乳食をスタートさせるということはこれまで母乳やミルクしか飲んでいなかったところにそれ以外の食材が入ってくるため、腸が驚いてしまうからです。

そのため離乳食をスタートさせてすぐはこのような変化があるかもしれませんが、徐々に落ち着いてくることがほとんどなので安心してくださいね。

生後5ヶ月│うんちの色にも変化がある?

生後5ヶ月の赤ちゃん赤ちゃんのうんちの色は、赤ちゃんの健康状態や月齢によっても変化します。

母乳とミルクではうんちの色や状態が異なるだけでなく、離乳食を始めるとさらにうんちの色や状態に変化があるため、心配になってしまうお母さんもいると思います。

生後5ヶ月頃の赤ちゃんは、だんだんと茶色のうんちの色になり、大人のうんちの色に近づいてくる頃です。

離乳食を開始して大人と同じように色々な食材を食べるようになっていくにつれて、ミルクや母乳だけの時の黄色や緑色のうんちから段々と茶色のうんちになっていきます。

 そして、水っぽさもなくなって固形になっていくので、形状もだいぶ変化してきますが、それも赤ちゃんの腸が成長した証なので心配しなくても大丈夫ですよ!

気を付けいたいうんちの色・状態とは?

生後5ヶ月になると、だんだん大人のうんちの色・形状に近づいてきますが、いつもと違いううんちの色の場合は注意が必要です。

赤ちゃんの健康状態をしっかりと判断するためには、次のようなうんちの色の場合は、特区に体調を崩している場合が多いので、気をつけなければなりません。

  • クリーム色のような白っぽい色のうんちが出ている
  • 赤色の粘液状のものが混ざった粘液便や、全体が黒色のうんちが出ている
  • 一週間以上水っぽいうんちがずっと出ている
  •  腐敗臭や吐き気を感じるような普段では感じられない異臭がする
  •  うんちの回数が増えて赤ちゃんがぐったりしている

このような症状が見られる時は、病院を受診するようにしましょう。

うんちの色・形状がおかしい場合は、写真を撮っておこう

生後5ヶ月頃の赤ちゃんのうんちの色・形状に異常がある場合の見分け方は難しいかもしれませんが、下痢の判断だけではなくそれ以外の病気の可能性も考えられます。

そのため上記のような異常を感じるうんちが出た場合は、写真を撮るなどしましょう。

異常を感じた場合小児科などを受診する必要がありますが、うんちの状態を見て診察の判断にもつなげることができるので写真を撮っておくことをお勧めします。

また一番わかりやすいのは 異常を感じるうんちが出た時のおむつは捨てずに病院に持っていくという方法もあります。

うんちを持っていくものなの?と 感じるかもしれませんが、医者としては判断しやすい材料となるため助かるそうですよ。

生後5ヶ月│うんちがでないのは便秘?

生後5ヶ月の赤ちゃん生後5ヶ月頃の赤ちゃんのうんちの回数が多いのも気になることですが、 反対に何日もうんちがでないと便秘なのでは?と心配になりますよね。

排便ペースには個人差があるので、例えが2~3日に1回しかうんちがでない場合でも、基本的に赤ちゃんに食欲があり、機嫌も良ければ便秘ではないので心配しなくても大丈夫ですよ。

ただ、4~5日程うんちがでない日が続いて、不機嫌で泣く事が増えたり、お腹が張って苦しそう、授乳してもあまり飲まない、などの症状がある場合は便秘になってしまっている可能性があります。

そんな時は、綿棒浣腸など家庭でできる便秘改善法を試してみましょう。

家庭でできる便秘改善方法

生後5ヶ月の赤ちゃんに便秘の症状が見られたら、まずは家庭でできる便秘改善方法を試してみて、それでもうんちがでないようなら病院を受診することをおすすめします。

①お腹のマッサージ

赤ちゃんを仰向けに寝かせ、お腹を「の」の字に優しくマッサージします。

そして下腹部を軽く押して腸を刺激してあげることで、便秘の改善が期待できますよ。

②砂糖水を与える

哺乳瓶に100mlの白湯を入れ、砂糖を5gよく溶かして砂糖水を作り、赤ちゃんに飲ませることでうんちを柔らかくし、便秘改善効果が期待できます。

ただし、砂糖水が授乳に影響しないように、授乳した後に飲ませるようにしましょう。

③綿棒浣腸をする

綿棒の先にベビーオイルやワセリンを塗り滑りをよくしたものを、赤ちゃんのお尻の穴に1cmほど出し入れして刺激することで排便を促すことができます。

この綿棒浣腸は効果が高く、大量のうんちが出てくることがありますよ。

それでもうんちが出ず苦しそうにしている場合は 病院を受診して浣腸してもらうといいでしょう。

まとめ

生後5ヶ月の赤ちゃん今回は生後5ヶ月│うんちの回数が減る、出ないのは便秘?改善方法と対処法と題してお送りしてきましたが、いかがでしたでしょうか?

生後5ヶ月になると離乳食がスタートしたり、哺乳量が減ることで体内の水分が減ることでうんちの回数が減ることもありますが、それは普通のことなので心配しすぎないようにしてくださいね。

また、赤ちゃんのうんちの色や状態だけで健康状態がわかることもあります。

赤ちゃんの異常にいち早く気づいてあげられるのは、 いつもそばにいるママなので、普段からうんちの状態を観察するようにしましょう。

そして、少しでもうんちの色や形状に異常がある場合は、病院にうんちの状態がわかるようにして受診するのがおすすめです。

生後5ヶ月の赤ちゃんのうんちの回数が減って便秘ではと心配になることもあると思いますが、心配しすぎないようにしてください。

そして、赤ちゃんの状態を見ながら綿棒浣腸したり病院を受診するなどして対処してあげてくださいね。

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