生後3ヶ月ぐらいになってくると、赤ちゃんの首もしっかりしてきて、大きく成長を感じることができる時期ですよね。
この時期からおもちゃで赤ちゃんと積極的に遊んであげることで、感覚器や体の発達にとても良い刺激を与えることができます。
でも、ひとことで「赤ちゃんのおもちゃ」と言っても色々な種類があるので、どんなおもちゃを選んだらいいのか?迷ってしまいますよね。また、
「おもちゃを握らない…。」「おもちゃに興味ない…。」「おもちゃでひとり遊びしない…。」など、悩んでいるお母さんもたくさんいると思います。
そこで今回は生後3ヶ月頃の赤ちゃんがおもちゃを握らない、興味がない時の対処法とにおすすめのおもちゃの選び方のポイントについて紹介していきます。
生後3ヶ月 おもちゃを握らない・興味がないけど大丈夫?
「生後3ヶ月頃になるとおもちゃを自分で握ることができるようになります。」と書かれている育児書も多いので、赤ちゃんのためのファーストトイを準備していた!というご家庭もあると思います。
でも、この時期の赤ちゃんにおもちゃを渡しても握らない、 興味がないからおもちゃでひとり遊びしない、というような様子の赤ちゃんもいますよね。
赤ちゃんはおもちゃで遊ぶのが大好き!というイメージがあったのに、赤ちゃんがおもちゃを握らない、興味がない様子だと「発達が遅いのかな…。」と不安になってしまうお母さんも多いようです。
それでは、どうして生後3ヶ月の赤ちゃんがおもちゃを握らない、興味がない、ひとり遊びをしないケースがあるのでしょうか?
おもちゃに興味を示す時期にも個人差がある
赤ちゃんが生まれた時から「原始反射」と呼ばれる行動が見られます。
これは、赤ちゃんの意思と関係なく自分の体を動かしているのですが、生後3ヶ月を過ぎた頃からは「随意運動」と言って赤ちゃん自身の意思で手足を動かすようになってきます。
脳が発達してくると原始反射がだんだん消失していき、随意運動が現れてきて「おもちゃを握る」「興味を示す」「ひとり遊びをする」といったような行動が見られるようになります。
この時期にも個人差があるため、生後3ヶ月でおもちゃに興味を持たないのは不思議なことではないんですよ。
原始反射は生後4ヶ月から5ヶ月頃までになくなるので、赤ちゃんの意思でおもちゃを握ったり、手を伸ばしたりして遊ぶようになるので心配しすぎなくて大丈夫ですよ!
生後3ヶ月│おもちゃの選び方のポイント
赤ちゃん用のおもちゃは様々な種類がありますが、月齢に合わせたおもちゃを選ぶことも大切です。
次に、生後3ヶ月頃の赤ちゃんのおもちゃの選び方のポイントを紹介します。
①音が鳴るおもちゃで興味を引こう
生後3ヶ月の時期になってくると赤ちゃんの聴力も発達してきて、音の方向に顔や顔を向けるようになってくれます。
赤ちゃんも音に反応して体を動かしたりするようになるので、音が出るおもちゃを使って一緒に遊んであげると赤ちゃんにとってもとてもいい運動になりますよ。
音が出るおもちゃと言えば、昔ながらのガラガラが生後3ヶ月頃の赤ちゃんにピッタリのおもちゃです。
②色鮮やかなおもちゃで視覚を刺激しよう
まだ生後3ヶ月の赤ちゃんは、目の前にあるものをぼんやりとしか認識することができないため、黒や白、赤などのはっきりした色が使われているおもちゃを選ぶのがおすすめ。
また、この時期になってくると手をたくさん動かすようになり、 興味のあるものをつかもうとしたり、お気に入りのおもちゃを短時間握れるようになりますよ。
初めは上手に握らないことがほとんどですか、持ちやすくて軽いものを選んであげて手に握らせてあげると、少しずつおもちゃを持てる時間が長くなってきますよ。
③口に入れても安全なおもちゃを選ぼう
生後3ヶ月頃になると、指しゃぶりを始める赤ちゃんが多く、自分の指以外でも興味があるものは何でも口に入れて形や感触を確かめようとします。
おもちゃを選ぶときも安全面に考慮して、口に入れても大丈夫な素材のおもちゃや、飲み込んでしまわないように一部だけが口に入るようなサイズのおもちゃを選んであげてくださいね。
口に入れるとよだれがついて汚れてしまうので、清潔感を保つためにも消毒できたり、洗濯ができるおもちゃはお手入れが簡単ですのでそのようなおもちゃを選ぶのもおすすめですよ。
生後3ヶ月│知育玩具のおすすめランキング
近年人気の「知育玩具」とは、遊びながら頭脳の発達を促してくれるおもちゃです。
まだ生後3ヶ月の赤ちゃんに知育玩具は難しすぎるのでは?と思うかもしれませんが、ほとんどのベビー用おもちゃは知育玩具と言えるので、心配しなくても大丈夫ですよ。
次に、生後3ヶ月頃の赤ちゃんにおすすめの知育玩具の人気ランキングを紹介します。
生後3ヶ月の赤ちゃんへのおすすめの知育玩具の人気ランキング1位は「ガラガラ・ラトル」です。
ガラガラが知育玩具?と思うかもしれませんが、ガラガラは赤ちゃんの手にも握りやすく、色鮮やかな色彩で色覚を刺激し、音を鳴らすことで聴力も刺激され、だんだん自分で音を鳴らせるようになると好奇心も刺激してくれる優れた知育玩具です。
口に入れても安全な塗料を使われたガラガラは、歯が生え始めてからはおしゃぶりとしても使えるので長く遊べるおすすめのおもちゃですよ。
生後3ヶ月の赤ちゃんへのおすすめの知育玩具の人気ランキング2位は、「オルゴールメリー」です。
メリーは赤ちゃんのベッドにつけたり赤ちゃんの上を覆うように設置するものなど色々ありあますが、ほとんど仰向けで過ごしている赤ちゃんにとっては、 顔の上にあるメリーはとても興味深いものになります。
音がでるメリーや はっきりした色合いのメリーに興味が湧いてきて知育となります。「これは何?」「これを触ってみたいな!」というような気持ちが芽生えてきますよ!
[3]プレイマット
生後3ヶ月の赤ちゃんへのおすすめの知育玩具の人気ランキング3位は「プレイマット」です。
これは、色々なおもちゃや仕掛けがついた、赤ちゃんを寝かせておくことができるマットで、ジムタイプのものもあります。
音が鳴ったりキャラクターが動いたりするなどの仕掛けがあるものも多く、赤ちゃんが興味を持ちやすく知育になるだけでなく、寝返りの練習にもなりますよ!
まとめ
今回は生後3ヶ月│おもちゃを握らないのは発達遅れ?興味を持たせる方法と題してお送りしてきましたが、いかがでしたか?
生後3ヶ月の頃の赤ちゃんはまだおもちゃに対して反応が薄いこともあり、おもちゃを握らない、興味がないように見えることもありますが、おもちゃを使うことをためらわないようにしてくださいね。
赤ちゃんはおもちゃに興味が全く無いというわけではなく、赤ちゃんの性格でたくさん反応する子もいれば、ただ見て観察しているだけでいい、という子もいるんですよ。
沢山のベビー用の知育玩具が販売されていますが、おもちゃを選ぶときは赤ちゃんの安全を第一に考え、握りやすくて口に入れても安全なものを選ぶようにしてください。
色々なおもちゃで生後3ヶ月の赤ちゃんにたくさんの刺激を与えて、楽しみながら赤ちゃんの成長を見守っていきましょうね。
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