生後2ヶ月発達障害の兆候は?目が合わない・寝ない・寝過ぎは問題?

新生児

生後2ヶ月の赤ちゃんの発達が遅いように感じたり、他の子と比べて違和感を感じたりすると心配になることがありますよね。

赤ちゃんの成長には個人差があるため、周りの子と比べても様々な違いがあるのはわかっていても、目が合わない、泣いてばかりで寝ない、など「育てにくい」と感じると、不安になってしまうのも自然なことです。

現代は手軽にスマホで色々調べることができるので、「生後2ヶ月 発達障害 兆候」などの言葉で検索しても様々情報が出てきて、余計に不安を煽られてしまった…。というママもいるのではないでしょうか。

今回は生後2ヶ月の発達課程と発達障害の兆候について紹介していきます。

生後2ヶ月発達障害の兆候は見られる?

新生児の赤ちゃん生後2ヶ月の赤ちゃんは身体的にもどんどんと発達が進んでいき、 体の形も新生児の頃と比べて徐々に変化してくる時期です。

腕や足もふっくらとしてきて、自由に手足をバタバタと動かしたりできるようになってきて、少しずつ自分で体を動かせるようになってきます。

また、体重増加が1日25~30gあるかどうかも、成長課程において大きなポイントです。

この時期になると、泣き方も赤ちゃんの感情で変えることができるようになるので、ママも赤ちゃんが泣いている理由を少しずつわかりやすくなってくるのも、発達の1つと言えますね。

目の機能が発達してくる時期

生後2ヶ月になると赤ちゃんの目の機能が急速に発達してきます。

生まれてすぐはわずかに光がわかるだけの視力でしたが、だんだんぼんやり物を捉えられるようになります。

そして、動いている物を目で追う「追視」ができるようになってくるのもこの時期ですが、生後2ヶ月になっても赤ちゃんが追視しない、目がキョロキョロしている、目が合わない…。

と感じたりすると、「もしかしたら発達障害ではないか?」と心配になってしまうこともあると思います。

では、生後2ヶ月の赤ちゃんの目の動きは、発達障害の兆候と関係があるのでしょうか?

赤ちゃんと目が合わないのは発達障害の兆候?

2ヶ月の赤ちゃん生後2ヶ月の赤ちゃんと目が合わない…。追視をしない…。そう感じる原因は、目がまだはっきり見えていないことが考えられます。

この頃の赤ちゃんはまだ視力が弱く、光に反応したり、 鮮やかな色は認識できる程度の視力しかなく、目がほとんど見えていません。

この時期に赤ちゃんと目が合わない、というのはごく普通のことなんですよ。

また、視力の発達にも個人差があるので、一律に生後2ヶ月になったからといって追視ができる訳ではなく、生後3ヶ月以降にできるようになる子もいます。

生後2ヶ月の赤ちゃんと目が合わないからと言って、決して発達障害の兆候という訳ではないので安心してくださいね。

顔を近づけても目が合わないのは発達に問題がある?

また、生後2ヶ月の赤ちゃんを抱っこしたり、顔を近づけても目が合わない…。というのは次のような理由が考えられます。

  • 赤ちゃんの発達段階によるもの
  • 目の前のものではなく他のものに興味がある場合
  • ママやパパの雰囲気による
  • 自閉症など発達障害の可能性

赤ちゃんの発達過程の上で生後2ヶ月の頃は、人生で一番成長する時期と言われていますが、赤ちゃんの成長するスピードはそれぞれ異なります。

発達障害について調べると、 「赤ちゃんの目が合わない」というのは何か障害がある可能性もある、という記述を目にすることも多いと思います。

確かに目が合わないというのは自閉症などの障害の症状に当てはまる一つですが、まだ生後2ヶ月の赤ちゃんです。

これから大きく成長する発達段階の時期なので、例え障害がある子もない子も同じような行動を取るため、この時期に判断はとても難しいものなんですよ。

生後2ヶ月 寝ない、寝過ぎるのも発達障害の兆候?

寝ている赤ちゃん「うちの子は生後2ヶ月になっても全然寝ない…。」「新生児の頃から寝過ぎるんだけど大丈夫かな?」と気になったり悩んだときに、ネットで調べてみた経験があるママも多いのではないでしょうか。

そして検索結果に「赤ちゃんが寝ない、寝過ぎるのは発達障害の兆候」のような記事を見つけてしまうと、ひどく不安になってしまいますよね。

赤ちゃんが寝ない・寝過ぎるのは本当に発達障害の兆候なのでしょうか?

睡眠障害があるのも発達障害の特徴?

生後2ヶ月の頃の赤ちゃんの1日の平均睡眠時間は、約16時間とされています。

そしてこの時期は生後1ヶ月の時よりも起きている時間と まとめて寝てくれる時間が長くなっていき、授乳以外の時にも起きていることが多くなってくる時期です。

発達障害の中で自閉症などは睡眠障害があることも、症状の一つとされています。

?でも、この時期の赤ちゃんが寝過ぎなくらいよく寝る、反対にあまり寝ないと言う睡眠の状態だけではまだ発達障害と診断することはできないんですよ。

成長にも睡眠にも個人差がある!?

先ほども紹介したように、生後2ヶ月の赤ちゃんの成長には個人差がありますが、睡眠についてもよく寝る、寝ないという個人差があります。

そしてまだ発達段階の過程なので、睡眠の状態だけで発達障害の兆候があると判断できるものではないのです。

ですが、赤ちゃんの発達障害の兆候を睡眠の状態から考えられる特徴として、次のようなことがあります。

  • 物音に敏感で少しの物音でも反応してすぐに起きてしまう
  • 発達障害の子は感覚に敏感な子が多く取り込む刺激が多くなってしまうので、疲れやすくすぐに寝たりする
  • 環境の変化が苦手なため、寝る時間が少しでもずれたり寝る 場所が変わるだけで 眠れなくなってしまう

まだ生後2ヶ月頃に発達障害の兆候が見られたり、診断することはできません。

もし睡眠だけではなくその他のことでも「育てにくい」というように感じるのであれば、かかりつけの小児科や専門の医師に相談してみてくださいね。

気になるようなら検診で相談が◎

自閉症などの発達障害の判断は、 ある程度成長して3歳頃までにならないと専門家や医師でも判断が難しいとされています。

また、お住まいの市で行っている定期検診などもあるので、心配なようなら検診で相談してみるのもおすすめ。

現在生後2ヶ月であれば、次の検診はだいたい3ヶ月検診があると思います。

そこでは赤ちゃんの健康状態だけではなく発達チェックも行われますので、このような病院や市で受けることができる乳児検診はしっかり行くようにしましょう。

ママが赤ちゃんの発達について心配なことがある場合も、専門家や医師がしっかり診てくれるので気になることなども相談してみるといいですね。

まとめ

2ヶ月の赤ちゃんいかがでしたか?生後2ヶ月の赤ちゃんにはまだ発達障害の兆候は見られない、ということがわかったと思います。

赤ちゃんを育てていく上で、 たくさん心配なことや他の子と比べて不安になることもあると思いますが、どの赤ちゃんもみんな成長スピードも違って当然なんですよ。

もし、発達障害の兆候では?という不安が消えずに悩んでしまっている場合は、小児科や専門の医師に相談をするとママも気持ちが楽になりますし、アドバイスも頂けますよ。

[ 例え同じ月齢であっても、全く同じ発達過程を辿っている赤ちゃんは一人もいないので、我が子の発達を穏やかな気持ちで見守って下さいね。

今回の記事は以上となります。最後までお読みいただきありがとうございました☆

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