新生児のオムツ交換の観察項目とは?排泄物の色で体調を確認する方法

おむつ交換

新生児のオムツ交換は、ただオムツを変えるだけでよいというわけではなく、赤ちゃんの様子・排泄に関する観察項目と注意点がいくつかあります。

一日のおしっこ、うんちの回数を始め、色やかぶれなど確認することで、体調不良や肌トラブルを把握することができ、トラブルを未然に防ぐことができるのです。

また、赤ちゃんのオムツ交換はどのタイミングで行うのがベストなのでしょうか?

ここでは、新生児のベビーのおむつ交換の際に確認したい観察項目と、おむつ交換のタイミングについて紹介します。

新生児のオムツ交換の観察項目とは?

新生児の赤ちゃんは排泄の回数が多いので、定期的に行うおむつ交換に合わせて、一日に何回のおしっことうんちをしたか、その回数をチェックしておくことが観察項目として重要です。

その理由は、排泄の回数は赤ちゃんの健康のバロメーターでもあるからです。

新生児の赤ちゃんの一日のおおよその回数は、おしっこなら10~20回、うんちなら4~8回程とも言われています。

注意点としては、おしっこやうんちの回数が少なすぎないか?または多すぎないかをチェックしておきましょう。

排泄物の色を確認しよう!

排泄物の色を確認することは、新生児の赤ちゃんの健康状態を知るためにもとても大切な観察項目です。

母子手帳に添付されていたり、市の保健センターで検診時、うんちの健康チェック表を配布されることがあるように、新生児のベビーの排泄物の色を確認することはとても大切です。

新生児の赤ちゃんのうんちの色を確認する時の観察項目は、

  • 赤いうんちではないか
  • 黒いうんちではないか
  • 白いうんちではないか

などを確認し、便色チェック表と照らし合わせてうんちの色を見てみましょう。

とは言っても、日々におわれ排便チェック表をわざわざ見る時間はないので、目視だけでもちろん大丈夫ですよ。

上記のような排便の場合には、病気が隠れている可能性もありますので、産婦人科か小児科で診てもらうようにしてくださいね。

おしっこの色も確認!

おむつ交換をしている赤ちゃん新生児のおしっこは、大人に比べて、赤ちゃんの腎臓ろ過・再吸収機能が未成熟のため、無色透明で匂いも少ないものです。

新生児の赤ちゃんのおしっこの色を確認する時の観察項目は、

  • いつもと比べて色が濃いか?
  • においが強いか?

ということです。

いつもよりおしっこが濃い色をしている時

赤ちゃんのおしっこの色がいつもより濃い場合は、脱水症状になっている可能性もあります。

暑日汗をかいたりすると、身体の水分が減り、膀胱に溜まる水分が少なくなるので、脱水気味になっているいないか?必ず確認しましょう。

その場合は、母乳やミルクをいつもより多めにあげたり、部屋が暑くないか、室温や、衣類調整にも気をつけてくださいね。

いつもより匂いが強い場合

赤ちゃんの体温が上がりおしっこが黄色く、においのきついおしっこが出やすくなることがあります。

それは、発熱時です。

もし、おしっこのにおいが強い場合は、風邪気味かもしれないので、体温を測ってみたり注意してあげてくださいね。

おむつかぶれがないか?

最後の観察項目として、新生児の赤ちゃんのおしりや股に、オムツかぶれができていないかをチェックしましょう。

赤ちゃんのお尻を拭いたとき、痛がって泣き出したり、入浴時痛がる素振りがあったり、ポツポツと、ピンク色のあせものような湿疹があれば、それは「おむつかぶれ」です。

赤くなっている場合の注意点としては、よく乾燥させてからオムツをつけるか、ベビーローションを塗るかなどして、かぶれがひどくならないようにすることで、早く改善することができますよ。

また、あまりに長く赤みが続いたり、ただれてしまった場合には、病院にいき診てもらうようにしましょう!

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赤くなっている場合の対処法

観察項目でおむつかぶれができていると判断したときの対処法は、

  • よく乾燥させてからオムツをつける
  • ベビーローションを塗る
  • ワセリン塗布(※薬局にもありますよ。)

かぶれがひどくならないようにすることで、早く改善することができますよ。

また、あまりに長く赤みが続いたり、ただれてしまった場合には、病院に行って診てもらい、お薬を処方してもらううようにしましょう!

新生児の赤ちゃんは体調を崩しやすいのですが、それを伝えることがまだできませんが、排泄物にサインが現れるので、おむつ交換の際の排泄物の確認は体調管理をする上でもとても大切です。

観察項目をしっかり確認して、ベビーの体の健康状態を把握し、いつもと違う様子ならすぐに病院を受診するようにしましょう!

新生児の赤ちゃんのオムツ替えのタイミングの見分け方

おむつと赤ちゃん新生児の赤ちゃんのオムツ替えは、慣れるまではどのようなタイミングで変えたらいいのか?迷ってしまうママも多いと思います。

新生児のベビーは1日に10~15回ののオムツ替えが必要、とはわかってはいるものの、どのタイミングで交換してあげたらいいのか?慣れないうちは迷ってしまいますよね。

うんちをしたらすぐにオムツ替えをしてあげないと、お肌がかぶれてしまうけど、おしっこも毎回オムツ替えをする必要はあるのかな?どれくらいの間隔で替えてあげるべきなのかな?など、悩みはつきませよね。

新生児期はまだ膀胱が未発達のため、排泄は1日に10~20回と頻繁です。

おむつかぶれを防ぐためにも、できるだけ交換してあげたいけど、せっかく寝ているのに起こしてしまうのは可哀想だったり、授乳をしたまま寝落ちしてしまってタイミングを逃してしまうこともありますよね。

ここでは、新生児のベビーのおむつ替えのタイミングと頻度について紹介します。

赤ちゃんの変化を良く観察しよう!

生まれて間もない新生児の赤ちゃんでも、おしっこやうんちをする際は、赤ちゃんから何らかのサインが現れます。

そのサインは赤ちゃんによって異なり、寝ていても急に泣き出す子もいれば、いきむようなしぐさを見せる赤ちゃんもいるので、一重に泣き出したからといってオムツ替えのサインとも限らないものです。

我が子のしぐさや泣くタイミングを観察して、排泄のサインを見つけたら、そのタイミングでオムツを確認し、濡れているならオムツ交換をするようにしましょう。

オムツ替えのタイミングは、新生児のベビーとママにとって適切だと思えるタイミングを見つけていくことが大切ですよ。

授乳の前や時間で区切って替えるのも◎

母乳を飲んでいる赤ちゃん新生児の赤ちゃんのオムツ替えのタイミングは、生活の区切りで自分なりにタイミングを見つけていくのが最ももよいと言われています。

たとえば、授乳の前に必ず確認するなど、2時間おきに確認するなど、定期的にタイミングを作っていくことで、オムツ替えを忘れることもなくなりますよ。

また、新生児の赤ちゃんの生活リズムを整える効果もありますので、自分が楽にオムツ替えを出来るタイミングで区切っていくのもよいでしょう。

吸収率が良いからと放置しないで!!

最近の新生児用の赤ちゃんのオムツはとても吸収率が良いので、うんちは比較的早く変えても、おしっことなるとつい「まだ大丈夫かも?」と思いがち…

オムツ替えのタイミングを見つけることは、赤ちゃんをおむつかぶれから守ることにもつながるので、タイミングよく交換して、いつまでも放置しないようにしてくださいね。

「吸水性・吸湿性に優れて長時間サラサラ!」と謳っているオムツでも、お肌の弱い新生児の赤ちゃんはオムツかぶれを起こしやすいので注意が必要です。

オムツ交換のタイミングに気付いたら、すぐに交換をするように心がけ、デリケートなベビーのお肌を守りましょう☆

まとめと注意点

今回は新生児のオムツ交換の観察項目とは?排泄物の色で体調を確認する方法と題してお送りしてきましたが、いかがでしたか?

最近の新生児用の赤ちゃんのオムツはとても吸収率が良いく、テレビCMでも「朝までサラサラ」とか「最長12時間」とか、え?そんなにオムツ替えをしなくていいの?と勘違いしやすいですよね。

また、うんちは比較的早く変えても、おしっことなるとつい「まだ大丈夫かも?」と思いがちですが、赤ちゃんをおむつかぶれから守ることにも繋がりますよ。

タイミングよくおむつを交換して、観察項目を目視でチェックしてなるべく清潔に保てるようにしてくださいね。

「吸水性・吸湿性に優れて長時間サラサラ!」と謳っているメーカーさんでも、オムツかぶれを起こすのは同じです!

排泄に気付いたらすぐに交換をするように心がけ、デリケートなベビーのお肌を守りましょう。

今回の記事は以上となります。最後までお読みいただきありがとうございました☆

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