生後11ヶ月になると、ハイハイだけでなく伝い歩きも上達し、1歩・2歩歩き始める赤ちゃんも増えてきたり、感情が豊かになり自己主張が強くなってくる時期ですよね。
そんな時期の赤ちゃんに冬はどのような服装をさせてあげるのがいいのか?迷ってしまいますよね。
また、冬は暖房を使ってお部屋を暖めますがどのような暖房を使って温度設定は何度がいいのか?お布団は何を何枚かけてあげたらいいのか?分からないことがたくさんありますよね。
ここでは、生後11ヶ月の赤ちゃんの冬の服装・お布団の選び方・暖房の使い方など生活環境の整え方を紹介します☆
生後11ヶ月│冬の肌着の選び方
生後11ヶ月頃になると、ほとんどの赤ちゃんがハイハイが上達して、壁を伝いながらお部屋の中を移動したり、歩き始める子も増えてきます。
また、喃語が増えて自己主張が強くなり手を焼いてしまうことも増えてきますが、成長に個人差が大きい時期なので我が子の成長をゆったりとした気持ちで見守ってあげましょう。
元気いっぱいにお部屋の中を動いている赤ちゃんに「冬だから」と厚着をさせてしまうと、気付いたら背中が汗だくになっていた!なんてこともあるので、厚着や重ね着をさせすぎないようにして、なるべく薄手の服装で過ごさせてあげるのが◎です。
トップスとズボンの服装でもちろん構いませんが、ハイハイ・伝い歩きをしているとズボンが脱げやすくお腹を冷やしてしまったり、ズボンの裾を踏んで転倒する恐れもあるので、ズレることないカバーオールの方が安全!という先輩ママの意見もあります。
また、冬になると厚手の冬物素材の肌着が販売されますが、よく動く生後11ヶ月の赤ちゃんには基本的に通気性・吸湿性に優れた通年素材の半袖の肌着を着せてあげれば大丈夫!
寒さが厳しい日や、屋外への外出予定がある時などは、冬物の長袖の肌着を着せて防寒対策をするなど臨機応変に半袖と長袖を使い分けるようにしましょう!
生後11ヶ月│室内の服装の選び方
生後11ヶ月頃の赤ちゃんはハイハイ・伝い歩きを盛んにしてお部屋の中をあちこち動き回り、早い子は歩き始める時期なので、冬でも室内で過ごす時は動きやすい柔らかい素材の薄手の服装をさせてあげましょう。
デニムや布帛など伸縮性のない生地を使った伸縮性のない生地を使った服装だと、ハイハイ・伝い歩きをする赤ちゃんの膝の動きを妨げてしまう恐れがあります。
ボトムスを選ぶ時はスウェットなどの柔らかくて伸縮性の高い素材のものがおすすめです。
上下が分かれたセパレートタイプの服も着せやすくなりますが、ハイハイや伝い歩きをしているとズボンがズレてしまい自分で裾を踏んで転倒してしまうこともあるので、裾を折り返して短くしておくなど対策を取るようにしておくと安心です。
靴下は履かせた方がいい?
赤ちゃんは足の裏からも熱を放出させて体温調節をしているので、生後11ヶ月の赤ちゃんが冬の室内で過ごすときも靴下は履かせなくて大丈夫です。
履かせないと冷えてしまって寒いのでは?と思うかもしれませんが、靴下を履かせると熱が上手に発散できずに熱くなりすぐに脱いでしまいます。
また、つかまり立ち~伝い歩き・1人歩きの時期に靴下を履かせることで滑って転倒しやすくなったり、ふんばりがきかなくなってしまうので注意が必要です。
基本的に室内で過ごす場合は、冬でも赤ちゃんは素足で寒さは感じませんが、もし寒そうな場合は靴下ではなくレグウォーマーを履かせてあげるのがおすすめです☆
寒い冬こそカバーオール!
来月には1歳になるのに、まだカバーオールを着せてるのはおかしいかな?と思うママもいるようですが、寒い冬こそ全身をすっぽり包んでくれるカバーオールは寒さ対策としても重宝するウェアなので、サイズが合ううちはどんどん着せてあげましょう。
冬になるとモコモコボアやフリース素材のアニマル耳付の可愛らしいカバーオールが人気を集めますが、今しかできない服装を楽しむのもいいですね!
カバーオールは室内用、お出かけ用にはトップス+ズボンなど、場所によって赤ちゃんの冬服を替えるのも色々な服装が楽しめるのでおすすめです☆
生後11ヶ月│外出時の服装の選び方
冬は寒いだけでなくインフルエンザなどの感染症も流行するので、生後10ヶ月の赤ちゃんを連れてなるべく外出したくない時期ですよね。
とは言え、きょうだいの送迎・毎日のお買い物などやむを得ず外出しなければならないことも多々あると思います。
また、室内にこもっているとママも赤ちゃんもストレスが溜まってしまいます。
お散歩で外気に触れて太陽の光を浴びることで適度に疲れさせることによって、お腹も空いてスムーズにお昼寝ができるなどメリットはたくさんありますが、外出・散歩時はどんな服装をさせてあげたらいいのでしょうか?
ヒートテックは必要に応じて使おう!
冬になると大人はヒートテックの肌着を着たり、インナーを重ね着したりしますが、生後11ヶ月の赤ちゃんは基本的に冬の外出・散歩の時も暖かい服装+アウターを着せていれば、ヒートテックの肌着やレギンスを着せる必要はありません。
体温が大人より高い赤ちゃんにヒートテックを着せると暑くなりすぎて汗をたくさんかいてしまいますし、体に密着するヒートテックを着せるのも脱がすのも一苦労。
そしてレギンスの場合はオムツ交換も大変なので、購入したけど実際は出番が少なかった。という口コミが多く寄せられています。
生後11ヶ月の赤ちゃんの冬の外出・散歩の時の服装は、基本的に肌着+冬服+アウター+防寒小物でOKですが、アウターは移動方法別に選ぶのがおすすめです。
おすすめの移動方法別アウター
生後11ヶ月になるとアウターとして販売されているどんなタイプの物でも着せやすくなってきますが、外出時・散歩の移動方法によってアウターを使い分けるとより便利です。
冬の赤ちゃん用アウターの定番のジャンプスーツは、全身をすっぽり覆ってくれて風を通しにくいのでベビーカーでのお出かけに向いています。
でも、モコモコしているので抱っこ紐では抱きにくいので、抱っこ紐を使って移動する場合はポンチョや防寒ケープがアウターとして使いやすいアイテムです。
また、車での移動が多い場合は、脱着が簡単で暑くなったらすぐに脱がせることができるポンチョやジャケットなどの羽織
り物が使いやすくて便利です。ご自身のライフスタイルに合ったアウターを選ぶことで、冬の赤ちゃんとの外出・散歩が更に楽しい物になりますよ☆
生後11ヶ月│冬の布団の選び方
生後11ヶ月頃になると夜はしっかり寝てくれて起きる回数が少なくなってきますが、赤ちゃんは体温が高くて寝相が悪い子が多いですよね。
「冬の時期は夜中にお布団をちゃんと掛けているか?何度か確認している。」というママも多いのではないでしょうか。
この頃になると体温調節機能が整ってきますが、寝ていて暑くなり布団を蹴飛ばしてしまうと、さすがに体が冷えて寝冷えをしてしまうので、服装とお布団を調節して赤ちゃんが快適に眠れる環境を整えてあげましょう!
冬の夜は気温が下がって寒いので、暖かいお布団をたくさんかけてあげたくなりますが、赤ちゃんは寝ている間は体温が高い状態が保たれます。
基本的に肌毛布+綿布団の2枚掛けでOKですが、お住まいの地域の寒さ、暖房の有無・パジャマの種類によって調整してあげましょう。
もし、この2枚だけだと寒そうな場合はタオルケットやバスタオルなど薄手のものを追加したり、パジャマの上に羽織って寝冷えを防ぐスリーパーを着せて寝かせてあげるのがおすすめ☆
冬に大活躍のスリーパーとは?
パジャマの上に羽織らせて寝かせる「スリーパー」とは、ベストタイプになっているアイテムです。
赤ちゃんがどんなに寝返りしても脱げることがなく、万が一布団を蹴飛ばしてしまっても体を寒さから守ってくれるので寝冷えを防いでくれる冬のマストアイテムとして大人気!
色々な種類のスリーパーが販売されていて、フリースなどの冬用素材のものも沢山販売されています。
その中でも、一年を通して使うことができるガーゼ素材のものが使い勝手がよくおすすめです。寝る時だけでなく、日中も体温調節用として使えるので1枚持っていると重宝しますよ!
11ヶ月の赤ちゃんの暖房の使い方のポイント
生後11ヶ月になるとハイハイや伝い歩きでお部屋の中を動き回る子が増えてくるので、この冬はどんな暖房器具を使って何度くらいの温度設定にしたらいいのか?気になってきているママも多いのではないでしょうか。
赤ちゃんが万が一触れてもやけどの心配のない暖房器具を選ぶことが大前提で、設定温度は18℃~23℃くらいが赤ちゃんが冬に快適に過ごせる温度なので、様子を見ながら20℃前後で調整してあげるようにしましょう。
冬になると赤ちゃんがストーブでやけどをしてしまった、というニュースを耳にするようになるので、盛んに動き始めた生後11ヶ月の赤ちゃんがいるご家庭では、安全・安心な暖房器具を使用して万が一の事故を防ぐようにしたいですよね。
安全性から考えるとエアコン・パネルヒーター・オイルヒーターなど触れてもやけどの心配がない暖房器具がおすすめですが、即暖性がないのですぐにお部屋が暖まらないという難点もあります。
石油・ガスのファンヒーターはパワーが強く、すぐにお部屋を暖めてくれますが、吹き出し口が熱くなるのでやけどの心配があるのが難点です。
お住まいの地域の寒さによっても選ぶ暖房の種類は異なってきますが、1歳前後の今の時期が一番目が離せずやけどの危険性が高い時期なので、安全面を考慮して暖房器具を選ぶようにしましょう。
暖房はつけっぱなしにすべき?
また、暖房を消すと室温が下がってしまうから冬はつけっぱなしにした方がいいのかな?と思うかもしれませんね。
でも、夜寝るときは暖かいパジャマを着せてお布団をかけてあげれば、つけっぱなしにしなくても赤ちゃんは冷えることはないので大丈夫です。
もし寒くて心配な場合は、生後11ヶ月頃の赤ちゃんにスリーパーを着せて寝かせてあげれば、しっかり体温調節ができるようになっているので安心ですよ!
また、暖房をつけっぱなしにすると空気がより乾燥してしまうので、加湿器で湿度を60%程度に保つようにするようにしましょう。
少し寒く感じると暖房をつけっぱなしにしたり、設定温度を上げたくなってしまいますが、元気に動き回る赤ちゃんはすぐに暑くなってしまいやすいので、ベストやレッグウォーマーなどの防寒小物を使用して上手に体温調節をしてあげてくださいね!
まとめ
今回は【生後11ヶ月】赤ちゃんの冬の服装の選び方│寝る時の服装と布団の選び方も紹介!と題してお送りしてきましたが、いかがでしたでしょうか?
来月には1歳のお誕生日を迎える生後11ヶ月の赤ちゃんの成長には個人差があるものの、ハイハイや伝い歩き、あんよで元気に動き回り、目が離せないけど成長を実感できる可愛らしい時期ですね。
しかし、転倒して怪我をしやすい時期でもあるので環境を整えて動きやすい服装をさせてあげましょう。
冬は体を冷やさないようにすることももちろん大切ですが、よく動く赤ちゃんは体温が高い状態になっているので、様子を見ながら服装や暖房の設定温度を調整し、快適に過ごせるための環境を整えてあげるようにしてください。
イベントが盛りだくさんの冬は、生後11ヶ月の赤ちゃんを連れてお出かけの予定もたくさんあるかもしれませんが、冬は感染症が流行しやすい時期でもあるので、人混みはなるべく避けるなど家族全員が健康管理に気をつけて、楽しい冬を過ごして下さいね☆
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