低月齢の抱っこ紐は縦抱きと横抱きどちらがおすすめ?
新生児から首がすわる前抱っこ紐を使わない時は、
横抱きをすることが多いですが、
抱っこ紐は縦抱きがおすすめです。
私が縦抱き抱っこをおすすめする理由(縦抱きのメリット)は、以下。
●両手が空く
●縦抱きが好き赤ちゃんもいる
●身体に負担がかからない抱っこができる
●抱っこ紐の構造が簡単
両手が空く
縦抱きの抱っこ紐は、赤ちゃんを支えなくても抱っこできるので、両手が空きます。
縦抱きだと首がしっかりしないうちは不安に感じる人も多いと思いますが、新生児から縦抱きができる抱っこ紐は、首がすわる前でも新生児パットやヘッドサポートなどで赤ちゃんの首を支える構造になっています。
そのため縦抱きでも首がしっかりと抱っこ紐によって支えられるので、両手を離して抱っこをすることができるんです。
縦抱きが好き赤ちゃんもいる
横抱きの場合赤ちゃんから見える景色は、抱っこしている人の顔や天井、空なのですが、縦抱きの場合さまざまな景色を見ることが出来ます。
なので、横抱きよりも縦抱きの方が好きな赤ちゃんも多いですね。
赤ちゃんの中には横抱きが嫌いで、横抱きだと泣いてしまう赤ちゃんもいます。
そのため、横抱きできる抱っこ紐を買って失敗したという人もいますよ。
身体に負担がかからない抱っこができる
縦抱きの抱っこ紐は、両肩で赤ちゃんの体重を支えるので、身体に負担がかからない抱っこができます。
横抱きできる抱っこ紐の場合、スリングのように肩紐を片方の肩にかけて使う抱っこ紐が多いです。
赤ちゃんの体重が軽い子なら片方の肩で支えられますが、体重が重い子は片方の肩だけで体重を支えるのはつらいですよ。
抱っこ紐の構造が簡単
新生児から縦抱きできる抱っこ紐は、横抱きできる抱っこ紐と比較して抱っこ紐の構造が簡単です。
新生児から首がすわる前に使う場合、別途新生児用のパットが必要な抱っこ紐と、新生児用のパットが不要の抱っこ紐がありますが、新生児用のパットが必要な抱っこ紐の方が構造が簡単になっています。
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新生児用のパット不要で使えるタイプの抱っこ紐は、首を支えるパーツの取り付け、抱っこ紐の背あての長さを短くする、股幅を狭くするなど機能があるので、新生児パットが必要なタイプの抱っこ紐と比較すると構造が複雑になっています。
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しかし、初めて使う時に一度調整してしまえば、首がすわるまではそのままの状態で使えますよ。
新生児から縦抱きできる抱っこ紐のデメリット
縦抱きできる抱っこ紐は、メリットが多いですがデメリットもあります。
●肩紐や腰ベルトがしっかりしている抱っこ紐だとかさばる
●新生児パッドを適正に固定しないと首が安定しないことがある。
●長時間だと負担になる
エルゴのような登山リュックの形をしたしっかりした抱っこ紐の場合、家で使うにはかさばって使いにくい場合があったり、新生児パットをきちんと装着しないと首が安定しない場合があって赤ちゃんの負担になります。
また、長時間の縦抱きは赤ちゃんにとって負担になることがあるので、短時間の使用にするとよいですよ。
横抱きできる抱っこ紐のメリットとデメリット
横抱きできる抱っこ紐のメリットは、以下。
●赤ちゃんへの負担が少ない
●年配の方への受けがよい
●簡単に装着できる。
赤ちゃんへの負担が少ない
横抱きの最大のメリットは、赤ちゃんへの負担が少ないことです。
横抱っこは、お腹の中にいる時の赤ちゃんの背骨の形(Cカーブ)を保って抱っこができるので、赤ちゃんにとって自然な体勢で抱っこができるのです。
年配の方への受けがよい
横抱きは年配の方からの印象がよいです。
最近は首がすわる前に使える縦抱きの抱っこ紐が多くあるので、若い人は縦抱きにあまり抵抗がない人も多いと思います。
赤ちゃん連れで出掛けると、年配の方に声をかけられることがよくあります。
年配の方に声をかけられたとき、縦抱きよりも横抱きの方が安心できるのか、縦抱きしていると『赤ちゃん、かわいそうに』と言われることもあります。
なので、年配の人が多く住んでいる地域や、縦抱きをよく思っていない家族と一緒に住んでいるなら横抱きの抱っこ紐の方が、悪く言われないので、気持ちが穏やかに過ごせますね。
簡単に装着できる。
横抱き以外に、縦抱き、おんぶなどができる多機能の抱っこ紐で横抱きをしようとすると簡単に装着できないものもありますが、スリングを使えば簡単に抱っこすることができます。
横抱きできる抱っこ紐のデメリット
横抱きできる抱っこ紐のデメリットは以下。
●両手が使えない
●スリングの横抱きで窒息事故が過去にあった。
●使える時期が短い
●多機能タイプは使いにくい
両手が使えない
横抱きの抱っこ紐の場合、赤ちゃんの頭を片手で支えて抱っこする必要があります。
家で使う場合は、家事をしながらでなければ片手が使えなくてもよいですが、買い物の帰りなど荷物が多い時に両手が使いないのは不便ですね。
スリングの横抱きで窒息事故が過去にあった。
スリングは横抱きできるものもありますが、横抱きだと窒息する可能性があるものもあります。
スリングで横抱きする時は、横抱き対応のものか確認し、正しい使い方で横抱きするようにして下さいね。
使える時期が短い
多機能の抱っこ紐は、新生児から3歳頃までと、長期的に使えるものもありますが、スリングタイプの抱っこ紐は、子供の体重が重くなってくると肩に負担が大きくなってしまって使えないことがあります。
大きくなってきたら短時間にしたり、セカンド抱っこ紐として使うとよいですよ。
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